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1. ライラの冒険/黄金の羅針盤
《ネタバレ》 イギリスのファンタジー原作は本当につまらん。日本人とは感性が違うので何を言っても無駄だとすら思う。一言で言うと起承転結になっていない。登場人物は突然現れ、何の為に戦っているのか分からず、結局目的自体もうやむや。子供が此れを観て分かるか普通? 「ナルニア」と比べると、主役の子供と適役の二コール・キッドマンの存在感が凄い、実際それだけを目的に観たのだが。しかし残念な事にストーリーに埋もれてしまった。特に二コール・キッドマンの呆気ない終り方といったら、続編ありきで嘗めすぎもいいところ。そして常に気になるのが何と言うのかは忘れたが”動物”、ハッキリ言って邪魔で仕方が無い。「ジョジョの奇妙な冒険」の”スタンド”みたいにダメージを受けると本体もダメージを受けるようだが、それだと単に危険が2倍になっただけのようにしか見えない。殆ど役に経っていないし、その動物をクマにすればいいのに。[DVD(字幕)] 3点(2008-11-17 00:09:45)
2. ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
《ネタバレ》 非常に完成度の高い社会派サスペンスである。最近、無責任に謎だけ残して終わる映画が多いが、これは”死刑の是非”というテーマがあるため、極端ではあるが犯人の行動が十分納得出来る。怪しいケビン・スペイシーが出ている時点で最後のオチは予想出来たが、だからと言ってつまらないとは全く感じなかった。それは、時間の組み立て方が実に巧妙なためで、怒濤のクライマックスにしても、ケイト・ウィンスレットの演技に、ついのめり込んでしまった。観終わった後の余韻といい、ここまれにみる秀作である。 10点(2003-12-24 01:05:21)(良:1票)
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