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1. ラブ・アクチュアリー
愛だの恋なんてーものはろくでもない現実があってこそ素晴らしいと思えるのではないか。究極の愛には究極の不幸があるからこそ究極になりえるのではないか。そうだ、世の中ステーキや寿司しかなかったら・・・ステーキも寿司も美味しいとは思わないだろう、たくあんとか梅干みたいなやつがいるからこそ寿司もステーキも美味しいと感じるのだ。そしてこの映画はまさしくステーキのみの映画に仕上がっている。つまり、愛だの恋が素晴らしいとはこの映画を通して見ても決して言えないはずなのである。が・・・率直な感想で言えば見終わった後に「恋も良いかも」と思ってしまう。そりゃそうだ、映画の中は最高級フランス料理かもしれないが俺の現実はうまい棒なんだから・・・。[DVD(字幕)] 8点(2005-05-13 21:11:41)(笑:1票)
2. ラストエンペラー
人生なんてもんはそんなもんさ・・・人をさんざん祭るだけ祭っといて時代が変わればポイですよ。結局信じられるものなんて自分だけなのさ~、そして確かなのも身分じゃなくて自分だってことなんだろうね。それでもこの作品は無駄に長いと思われる。6点(2005-03-17 20:35:13)
3. ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
途中で疲れてしまう。最後まで見てしまってからの感想だと尚更そう思う。この映画のテーマが死刑廃止だと思うと最初から最後までのつなぎが別にいらない。ゲイルがどの様にして死刑に至ったか回想のシーンが長々あるがそこに解決のポイントとなるの部分が無く、ゲイル自身もそこにヒントをおいたわけでもないので身構えて見ているこちら側にとってみれば無駄にしかならない。6点(2004-06-26 13:57:46)
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