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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. リトル・ブッダ いきなり得体の知れない東洋人が現れ、「あなたの息子さんは我が師の生まれ変わりです」なんて言われたら、絶対こんな反応はしない。「オードリー・ローズ」でアンソニー・ホプキンスが「お宅の娘さんは私の娘の生まれ変わりだ!」と押しかけてきた時と全然リアクションが違うゾ(その前に比べる映画が違うってか?)。このオープニングから、アメリカ人の視点で進むオカルト風ストーリーかと思いきや、真正面からブッディズムを描いた大変真面目な作品でした。仏陀の話が凄く美しく映像化されてて、この部分は西洋人の「視点」と「資本」ならでは。現在の日本人にとっては充分勉強になる内容だとも感じました。また、西洋的な絶対思想に対する東洋的な無常思想は、今の時代こそ必要とされていると思います、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-15 00:07:49) 2. リトル・ヴォイス 派手で強権的な母親の下で、亡き父親の思い出の中に引き篭もって暮らしていた女性が、真の意味で親離れするまでを描くファンタジック・コメディ。単に歌が上手いのではなく、モノマネという題材は新鮮でした。映画のクライマックスはもちろんマイケル・ケインの「破滅の歌」(命名:私)になりますけど、実質上のクライマックスは、ステージ上から父親の幻影を見たLVが自信に満ち溢れて歌い出す瞬間。従って「エブリバディ・フェイマス!」等とは違って、以降が尻すぼみの印象を与えてしまうのが本作の大きな弱点でしょうか。ところで私には、ジェイン・ホロックスの歌よりも蚊の鳴く様なアニメ声が衝撃的。日本の声優も歌の上手い人が多いから、この手の声の持ち主は基本的に歌が上手いんでしょうね。そんなことで、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-25 00:07:16) 3. リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い ダークでアダルトな雰囲気が「多少」アメリカではウケたらしい原作コミックも、手塚治虫の子孫である日本人の私にはちっとも面白くない。「ブレイド」の監督だったからでしょうか、それと比べれば映画版は遥かに面白く仕上がっているとは思います。“extraordinary gentlemen”を召集する話はジキル博士の部分意外はすっぱりとカットし、異能の面々が既に集まっている所から話はスタート。そしてVFXを駆使したシーンがあれよあれよと続き、映画は意外な程あっさりと終わってしまいました。きっと古典SF・怪奇小説のファンの方ならもっと楽しめるのだとは思いますが、私的には出尽くしたVFXの集大成程度にしか感じられませんでした。ハイド氏なんか、もろハルクなんだもん、5点献上。5点(2003-08-14 07:49:33) 4. リトル・ダンサー 確かに「佳作」と呼ぶに相応しい映画でしたけど、それまで。使い古されたモチーフの寄せ集めのような気がしてなりませんでした。しかし、やけに冷めてて大人びた子供達ばかり登場しますけど、英国の労働者階級での暮らしがそうさせるのでしょうか? 特にいつもビリーの家の前で壁にもたれてガムを噛んでる、小さな(娼婦のような)女の子が印象的でした(これが最後の最後に台詞を喋る)。また、話が進むにつれておばあちゃんのボケが直っていく(?)とこに爆笑してしまいました。てなこと書きつつ6点献上。6点(2001-10-19 18:53:24)(良:1票)
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