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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. グランド・ブダペスト・ホテル 人を選ぶ作品だと思います。 私は正に、選ばれし人。 うっとりとじっくりと、香しい映画を堪能しました。 どなたかのレビューに綺麗なお菓子箱とありましたが、良い得て妙。 美術館で動く絵画を見ている錯覚にとらわれます。 そしてストーリーは落語のごとく聞き入ってしまう。 ミスマッチかと思われるものがテンポ良く融合している小気味の良さ。 質の高い喜び。 そしてイケメンが次々登場してワクワク。 久しぶりに見たエドワード・ノートンさんのお巡りさんは最高。 もちろん主役のレイフ・ファインズさんのボケも素晴らしかった。 ティルダ・スウィントンさんが老けメークで頑張っていました。 キャスト一覧を見てびっくり。 演じる事への情熱を感じました。 アレクサンドル・デスプラさんの音楽も実に素晴らしい。 エンドロールは聴きごたえあり。 次に行かないで最後まで演奏を堪能して欲しい。[インターネット(字幕)] 9点(2024-02-05 16:11:09)《改行有》 2. ウォンカとチョコレート工場のはじまり ミュージカル大好きなんです。 ここ数年で観た劇場でのミュージカル作品の中では一番楽しい、嬉しい♪ 最初から素敵な展開、素晴らしい歌、ワクワクしっぱなし。 ティモシーさんの明るくやる気満々な演技、甘いマスクで語られ歌う。 もう一秒も目が耳が離せません。 私のハートはすっかり持っていかれちゃった(笑) ウンパルンパのヒューさんもやたら目立っていました。 ちっちゃいのにね。 悪なんだけど友達みたいに思えます。 脇を固める方たちのギャグや歌や語りも面白かった。 心の中でゲラゲラ笑っていました。 イギリス作品独特のあの笑いです。 日本の笑いとはちょと違う感じで。 キングズイングリッシュでゆっくり喋り勿体つけるけど、ちょっと寒めのギャグ。 三人組のオジサマに笑わされました。 ストーリーに驚きはありませんが、劇場で素敵な歌とリズムの良い音楽に酔いしれて欲しい。 ミュージカル好きには特にオススメしたい傑作。[映画館(字幕)] 10点(2023-12-09 15:34:09)《改行有》 3. モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル 万人向きではない本作、観る人を選ぶ。 私は選ばれた(笑 大真面目に力いっぱい、ふざけてるのが素晴らしい、小気味いい。 いちいち馬に乗ったふりとココナツ音を繰り返すのも律儀だなぁ。 お城も森も同じ場所のリピート多いけれど。 別の城ですとのナレーションに、騙されてやるかと思えるのも演技者みなが大仰なそぶりで面白いから。 実写とアニメがひゅっと入れ替わるけど、物語りに入り込んでいるからそれもまた楽しい。 コメディは作りてと自分の波長が合えば、笑いが止まらない。 現実は苦しい今、ゆったりのんびり笑えて至福の時間でした。[インターネット(字幕)] 8点(2023-01-13 16:32:29)《改行有》 4. アラビアのロレンス 完全版 映画ファンなのにまだ観ていなかった本作、配信されていたので早速観ることに。 1962年は私が生まれた年、こんな豪華な映画が製作されていたとは。 スケールの大きさ風景の美しさには感動した。 序曲も名曲でしばしうっとり。 しかし、今見るとなかなか進まない丁寧な作り、時代を感じる。 アラブの歴史もほとんど知らず、途中で背景などネットで調べつつ観進めた。 一気に鑑賞したら理解しないまま終わっただろうが、勉強しては少し巻き戻して観る事で理解を深めた。 配信での鑑賞の利点だと思う。 ロレンスの猛進と挫折を隠さず描いた事に共感。 人間らしい生きざま。 脇役のアラブ人も名優、名演技。 お話しに深みをもたらし、リアリティを感じさせた。 アレック・ギネスさんアンソニー・クインさんオマー・シャリフさんに拍手。 そして動物好きには見どころいっぱい。 らくだたちの頑張りにはもう脱帽です。 水無しで砂漠を横断、足の速いこと速いこと。 なんと言っても顔が可愛い。 くちびるがびろーんとして時々歯が見えちゃう。 従順な姿を見て、私もらくだに乗りたくなりました。 馬やロバも頑張っていましたね。 らくだあってこその砂漠、アラブの国々、の印象を受けました。[インターネット(字幕)] 9点(2022-12-12 16:48:55)(良:2票) 《改行有》 5. ジュディ 虹の彼方に ゼルウィガーさんのなりきりぶりは凄かった。 顔の筋肉を総動員してジュディになり、姿勢悪く落ちぶれたスターを表現。 そこが一番の見どころでした。 歌のシーンが一番良かった。 なにせ、脚本がちぐはぐでもったいなかった。 心情に共感できない。 期待が大き過ぎたからかも。[インターネット(字幕)] 5点(2022-11-27 16:04:26)《改行有》 6. 最後の決闘裁判 決闘シーンは迫力あり素晴らしかった。 鎧兜で剣で戦う作品は大好き。 名馬もそれぞれ良い演技をしていて、健気。 実在の人物なので、ストーリーも史実に沿う。 仕方がないのでしょうが、ジャン・ド・カルージュに引き付けられるものが無かった。 それで、見ている私の視点を妻のマルグリット中心に変えようと努力してみた。 しかし子供時代も父との関係もなく、いきなり結婚するところから登場。 マルグリットが私に近く感じられたら、もっと楽しく観られたかも。 美しいし勇敢だし、ジョディさんの演技は良かったのだけれど。 この史実に興味を持ち、ウィキペディアを翻訳機能で読み興味深かった。 脚本書いたベンさんとマットさんは楽しんで制作していたのだろうと推測。[インターネット(字幕)] 6点(2022-06-11 12:20:10)《改行有》 7. バトル・オブ・ザ・セクシーズ ビリー・ジーン・キングさんに興味があり、エマ・ストーンさん主演だしと観始めた。 予備知識ない私には昔作った風に思えたが、実は「ラ・ラ・ランド」後と知りビックリ。 日本的に表現すれば昭和風に思えました。 お行儀いい雰囲気で遠くから映しているところなど。 ボビー役のカレルさん熱演でぴったり。 くどいオジサンで、面白くて偏っていて。 嫌いなタイプなんだけど、つい見ちゃうカンジで魅力的。 対するビリー役のストーンさんは抑えた演技で真面目。 映画の観客へのアピールはボビーに負けそう、頑張れ~。 私は女性なので、女子テニス協会の立ち上げとかマネージャーとキングさんの葛藤など、そちらに興味があった。 この作品ではさらっと通ったので、物足りなくはあった。 まあ、実際あった試合形式のショーのお話しですので、映画の作り方はとても中立。 平等に関しては文句なしだと思う。[地上波(吹替)] 6点(2022-05-08 13:43:40)《改行有》 8. ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 1作目2作目を観てから鑑賞。 複雑なお話しなので、筋を追う事が出来た。 マッツ・ミケルセンさんの気品と存在感。 オーラが凄い。 そして怖さがじわじわと沁みてくる。 対するジュード・ロウさんの明るさ、気迫、活発さ。 二人の名優の対決をたっぷり堪能出来、ふふふふ、幸せな気持ち。 それから、ダン・フォグラーさんのジェイコブ役に拍手を送りたい。 1作目のほのぼのパン屋からどんどんランクアップし、魔法使いと戦える最強マグルに! その活躍を見れただけでも、嬉しかった。 残念だったのが、ビースト少な目なところ。 お話し真ん中ぐらい、まっすぐ襲ってくるビーストがスピードあって面白かった。 次回はビースト満載にして欲しいと切に願う。 ロウさん、ミケルセンさん、ずっと出演し続けて下さい。 お話しはまだまだ続く、楽しみも続く。[映画館(字幕)] 8点(2022-04-08 16:45:19)《改行有》 9. パワー・オブ・ザ・ドッグ 西部劇は良いですね。 雄大な景色の下に放牧される牛たち。 そして美しい馬や走り回る犬たち。 荒くれの男たちもカッコイイ(笑) しかし本作の内容は覗けないほどの闇。 景色とのコントラストが印象的でした。 お話しに入り込めた方には最高の作品なんだろうと想像される。 名優の素晴らしい演技、緊張する場面多々。 しかし私は距離を置いて観てしまった。 登場人物の感情を、あえて分からないように見せている。 そこが素晴らしさなのは理解できるが、自分はしっくりきませんでした。 違和感あるなと。 カンピオン監督素晴らしい。 「ピアノレッスン」は見逃しているので、是非観たい。[インターネット(字幕)] 7点(2022-04-03 10:05:18)(良:1票) 《改行有》 10. ボブという名の猫 幸せのハイタッチ 2022年2月22日 猫の日のオススメとして紹介された本作。 猫を飼っていたけど今は飼えない私。 ボブの、悠然としたふるまいとグルグル喉鳴らしにノックアウトされました。 猫好きにはこたえられない魅力いっぱい! しかし、主人公の戸惑いや苦しさが今一つ伝わって来ない。 絵本ではなく映画なのだから、複雑な内面を感じられる作りであれば良かったと感じる。 ここのレビューで知りましたが、ボブは本人、いや本猫が演じていたとか。 すごい才能。 世界中がボブに癒されています。 作品には関係ありませんが、Netflixではエンドロール始まってすぐブチギレにして次のオススメ画面になってしまって。 エンドロールの歌が凄く良いし、作品の余韻を楽しみたいのに・・・ 勝手に変えるのはとても不満。 3回ぐらい挑戦してやっと、エンドロールを楽しむことが出来ました。 音楽も心にしみる。[インターネット(字幕)] 7点(2022-02-26 13:59:36)《改行有》 11. 007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 007が観られて本当に嬉しい。 本作はダニエル・クレイグさんのボンドでは一番面白かった。 組織の人ではなく、ボンド自身の物語なのが良い。 任務ではなく、自分のやりたいように進んでいく。 そして本当の自分を貫いていったと感じた。 カーチェイスも見応えあり。 いっぱいあったが、ドキドキして楽しめた。 残念だったのはクリストフ・ヴァルツさんのシーン。 片目でも説得力抜群。 ちょっとで終わったのが、もったいなく思う。 次回作では本作からどう繋げていくか、お手並み拝見。[映画館(字幕)] 9点(2021-10-09 21:35:11)《改行有》 12. テリー・ギリアムのドン・キホーテ 「ロスト・イン・ラ・マンチャ」から17年あまり。 「ドン・キホーテ」は実現出来るのか?と思っていたので。 うーん、実に感無量です。 こんなに立派になったんだねとウルウルしました。 ギリアムさんのファンなので点数は高いです。 B級のらしさがたっぷり味わえ、はぁ?と疑問な部分も楽しいし。 お話しの持っていき方もスゴーイ、ふーん、こうなるんだとワクワクしました。 ジョナサン・プライスさんのドン・キホーテ役がぴったり。 本から抜け出たような姿、なめらかな動き、クレイジー具合も素晴らしかった。 大いに拍手。 公開初日なので表現難しいですが、期待以上の楽しさだったので多くの方に観て欲しい。 フツウの方にも楽しめる佳作(どういう表現?)に仕上がっています。[映画館(字幕)] 9点(2020-01-24 17:15:20)(良:1票) 《改行有》 13. エイリアンVS. プレデター なんやこれは!と驚きましたが。 途中からはアハハと笑い、最後はここまでやるかと脱力しました。 好きな方にはたまらないらしいですが、私はダメだったな~(笑)[CS・衛星(吹替)] 4点(2019-11-15 14:38:45)《改行有》 14. ロケットマン エルトン・ジョンさんの音楽いっぱい聞きたかったので満足。 「ユア・ソング」は胸に染み入ります。 いろいろな困難や誘惑にに打ち勝ったのが、エルトン・ジョンさんの凄さ。 幸せになっていくプロセスがもう少し語られたら、説得力があったのにとも感じた。[映画館(字幕)] 7点(2019-08-23 13:54:15)《改行有》 15. 美女と野獣(2017) 劇場鑑賞した折レビューの内容に迷ううち、書くタイミングを失いました。 いつかブルーレイで字幕、吹き替え両方観るぞと決意。 この度本作にじっくり浸れました~。 エマさん演じるベルは安心感抜群。 彼女のリードでお話しにすいすいついて行けたと思う。 ガストン役のルークさん、ああ、なんて素敵。 粗暴だけどイケメンって私のツボでした。 歌も上手いし、最高。 それから私の大好きなユアンさん、ルミエールにぴったり。 一番のお気に入りはルミエールがベルをもてなすシーン。 なんて伸びやかな歌、豪華な映像。 ミュージカルって大好きと思った瞬間です。 吹き替えではガストン役の吉原光夫さんが素敵。 ミュージカルされている方みたいで、見に行きたいと思いました。 ああ、なんか素敵とばかり書いていて、他の誉め言葉も沢山書きたい。 そんな風に思わせられた傑作。 イアン・マッケランさんの出演も良かった。[ブルーレイ(字幕)] 9点(2019-07-08 10:37:23)《改行有》 16. オペラ座の怪人(2004) 「オペラ座の怪人25周年記念公演inロンドン」舞台のDVDと一緒に鑑賞。 舞台のほうはとても素晴らしかった。 比べてしまうと、こちらの映画版はもったいないと感じてしまった。 エミー・ロッサムさんの歌と演技は良かったので、ミュージカル好きな人には良いと思う。[DVD(字幕)] 6点(2019-02-28 16:21:53)《改行有》 17. ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 オープニングがとても良かった。 動きと暗さと迫力と、そして怖さ。 ダークな魅力ありましたね。 映像や世界観は期待どおり。 ハリーポッターファンとしては、大画面で観られて満足。 グリンデルバルド怖~い。 ジョニーさんの存在感が作品をぴりっと締めていました。 ダンブルドアのジュード・ロウさんもカッコいい! 鑑賞前、ネットでの話しからシリーズの登場人物の復習もしました。 一話完結ではないのも了承。 しかしそれでも、セリフでの説明が分かりにくい。 いろいろな縛りがあって大変でしょうけど、ちょっと残念。 ファンタスティック・ビーストと言うほどビーストが出ないのも、しょんぼり。 可愛いビーストの大暴れがもっと欲しい。 次回作はもっと突き抜けた面白いものになりますように。 1作目のファンの切なる願いです。[映画館(字幕)] 7点(2018-11-26 12:44:51)《改行有》 18. 黄金のアデーレ 名画の帰還 ヘレン・ミレンさんの毅然とした演技が素晴らしい。 若手弁護士役のライアン・レイノルズさんも爽やか。 二人の掛け合いが楽しい。 クリムトの絵画のモデル、アデーレと姪のマリアの物語りを興味深く観ることが出来ました。 オーストラリアとアメリカの関係は観終わって考えたが、難しい。 作品にも共感すると共に、オーストラリア寄りのご意見にも共感しています。[CS・衛星(吹替)] 7点(2018-11-07 15:53:00)《改行有》 19. オデッセイ(2015) 火星の風景や乗り物、宇宙船内見ごたえありました。 とても綺麗だった。 サバイバルと帰還の見せ方はさらっとしすぎて、印象が薄い感じがしました。[地上波(吹替)] 7点(2018-09-20 12:08:09)《改行有》 20. ダニー・ザ・ドッグ ジェット・リーさんがとても可愛かった。 こんなキュートなジェットさんは初めて。 それだけでも観た甲斐がありました。 それから、モーガンさんの包容力にも感心。 けっこう無理がある設定なのにモーガンさんがいるだけで、そうなのかと納得してしまう。 ほんわか暖かくて大好きです。[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-08-31 09:47:03)《改行有》
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