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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 972
性別 男性
ホームページ http://yuromovie.blog.shinobi.jp
年齢 39歳
自己紹介 名前をdonkeyから「ゆうろう」に改名しました。
好きな監督は北野武、クリント・イーストウッド、宮崎駿、石井聡互、黒澤明など。


よろしくお願いします。

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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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21.  月に囚われた男 《ネタバレ》 ダンカン・ジョーンズ監督の長編デビュー作。ミッション8ミニッツの原点のような作品ですね。密室劇なので、小劇場の芝居っぽい話でありながら、映画でしかできない物語なのが魅力。月面の特撮描写もさることながら、特にサム・ロックウェルの一人芝居(と言っていいのか?)が大きな見所。SF映画だけど、あくまで見せ場はSFX(VFXとは別なのだ!)ではなく人間そのもの。かなり入念に、そして根気づよく計算して撮影しているんでしょうが、それを感じさせない自然な演技でした。BDの映像特典をみて、改めて脱帽です。まるでSF版「マルコビッチの穴」。部屋の奥の秘密の通路を抜けるとその先には・・・。うーむ怖い。 ガーディも対照的でいいです。本来感情を持たず、表情も単純なニコニコマークしか表示されないのに、彼がなかなか泣かせる演技を見せてくれます。 良い意味で「小品」な作品です。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-05-10 10:30:37)《改行有》

22.  チャーリーとチョコレート工場 ウンパルンパのための映画。彼が八面六臂の大活躍。ビックフィッシュと同じように、「父」が重要な要素の映画になっています。ティムバートンにとって個人的なテーマがあったんでしょうか?だったとしても、個人的にはピンとくる映画ではありませんでした。ディープ・ロイの活躍に5点。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2013-05-03 11:49:14)

23.  スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師 《ネタバレ》 こんな床屋は嫌だ!店のオヤジが殺人鬼。これはヤですねー。こういう一発ネタでも映画になるんですねー。・・・・・・予備知識無く見ていましたが、中盤でようやく「原作は舞台か何かかな?」と気づけました。実際そうなんですね。ティムバートンってのはつくづく個性的な題材を見つけてくるなあと感心します。子供の頃観た怪奇映画を「シザー・ハンズ」などの作品へと昇華させたり、近年ではアリスを映画化したり。皆がよく知っている、けれど漠然として忘れかけていた物語を復活させるのが上手いですね。そういうところはタランティーノと似てるところがあるなあ。おとぎ話を現代風にリメイクする映画はまだまだ流行っているし、その流行の先陣を切っているという意味でも、クリエーターとして衰えてない感じがします。物語の幕引きは絶妙なところで終わっているので、残された人々のその後を想像させられました。そういう部分を映像で観てみたい気もするけれど、描いたら描いたで蛇足になっちゃうのかな。そのへんのモヤモヤで6点。 殺人理容室の真下が人肉パイ屋。この組み合わせもヤですねー。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-04-25 03:04:06)

24.  ティム・バートンのコープスブライド コープス・ブライドは死者だけどとてもキレイで、求婚されたらちょっと迷ってしまうかも(笑)。 けど映画全体で言うとどうしても「ナイトメア」と比較しちゃうなあ。技術的にはより洗練されて、表現力はバツグンに豊かになっていると思います。ピアノの連弾シーンでブライドが少しずつ笑顔に戻っていくところや、クライマックスの結婚式での表情の変化など、下手な役者も霞むほど見入ってしまいます。しかしその分、「ナイトメア」のハイテンションな勢いは無くなってしまったなあと思いました。たとえ一般常識的に間違っていたとしても「ええい!やれい!やったれい!」ってな勢いがあった「ナイトメア」。それに比べるとこの作品は「死者と結婚するなんて・・・」という至って常識的な価値観前提で話が進むので、「あれ?ティムバートン、まともになった?」なんて思ったりしました。一見ダークに見えるけれど、結講健全な内容なんです。ミュージカルシーンも、突き抜け感があまりなく「もっと見たいなあ!」と感じました。ストップモーションアニメを当たり前のように一本の映画として見れるのは、本当に贅沢だとは思いますけどね。そもそもこの映画のキャラたちは当然人形なんだから、生者にも死者にも垣根は無く、全員「生きてる」わけじゃないんですよね。文字通り「命を吹き込む」アニメーションの魔法ってのは、本当に不思議で驚きです。物足りない点もあったけど、力作であることは間違いない!作品です。[DVD(字幕)] 7点(2013-04-18 01:42:01)《改行有》

25.  ダークナイト ライジング 中盤は死ぬほどつまらないです。町中の警官全員が地下に閉じ込められるってシチュエーションもムチャクチャっすね(笑)。「学校の屋上でサボって昼寝していたら、テロリストが校舎を占拠してしまった!難を逃れたのは自分だけ。さあどうする!?」ってな中学生の妄想と大差ありません。シリーズ通してほとんど「流血」シーンが無かったのも印象的です。マシンガンで蜂の巣にされても、血はもちろん服さえ乱れない(笑)。。単にレイティング対策かもしれませんが。 クライマックスの怒濤のアクションと、アン・ハサウェイ扮するキャットウーマンがこの映画の見所であり魅力。とくにキャットウーマンの活躍はもっと見たいですね。[映画館(字幕)] 6点(2013-04-12 03:02:25)

26.  バットマン リターンズ ただでさえ印象の薄かったバットマンが、より印象が薄くなって帰ってきた!子どもの時は「一作目は面白かったけど二作目は退屈だった」という印象でしたが、大人になって見返してみて、評価が逆転しました。(子どもの時に観たレビュアーさんでも、このもの哀しさを感じとってる人も多いですね。大人だなあ) ジョーカーは「明るい狂気」のキャラでしたが、今回の悪役たちはより情念のこもったドロドロした奴らです。原発問題なども、今観るとハッとしますね。ヒーロー物としても一本の映画としても歪な作品ですが、こういう映画もあっていいよなーと思います。特撮も、前作よりクオリティーアップしてていいですね。バットモービルの変形や、動物園のミニチュアなど、よく出来てます。意外とペンギン(動物のほう)の着ぐるみがよく出来てて笑いました。[DVD(字幕)] 8点(2013-04-04 11:29:55)

27.  ジャガーノート 《ネタバレ》 基本淡白な演出だったけれど、逆に私はそこが好きでした。それぞれの分野のプロフェッショナルたちが、各々の責任やプライド、メンツにかけて奔走する内容は魅力的です。そして、そんなプロたちにもミスや弱点があるのも面白い。普通だったら描きそうな葛藤やドラマも大幅にカット。爆発で犠牲になった人たちのことは、あくまで情報のみでしか知らされません。それはまるで、自分も船に乗り込み(乗客かそれぞれのプロかはともかく)、事の成り行きを見守ることしかできない感じに似ていました。自分の役目や、できることを必死にやった後は、他のプロフェッショナルに託し信じるしかないわけですね。そして、最後にすべてのプロや乗客たちの運命を一身に背負うことになるファロン中佐が超カッコイイ。クライマックスの行動にはツッコミ所があるし、助っ人船員の活躍も見たかったな、と思いますが、とても魅力的な映画でした。[DVD(字幕)] 8点(2013-03-30 13:03:14)

28.  ダイ・ハード4.0 中学生の妄想レベルと言ってもいいほど酷いストーリーとアクションでした。ジョン・マクレーンの性格が悪い意味で変わってしまっているのが一番残念。そして、イマイチ評価されていないパート3に一番影響を受けているのはどうしたことだろう。個人的にはパート3は結構好きな作品なんです。しかし、製作者たちの「この作品こそが一作目からの正当な続編だ」というような態度はかなり気に入りません。そのくせ、パート3がああいう内容でなければ絶対にできないような作りになっていて、「ほんとにダイハード好きなの?」と疑わざるをえないものでした。ハッカーのマットと、娘のルーシー、この二人のキャラクターだけは好きです。[映画館(字幕)] 3点(2013-02-20 16:13:11)(良:1票)

29.  ダイ・ハード/ラスト・デイ 昔のダイハードシリーズが大好きで見に行ったけれど、正直言ってガッカリするようなシロモノでした。そもそも予告編の段階からイヤな予感は漂っていましたが。マクレーンのキャラクターが成長どころか劣化していて、それだけで作品の楽しさが半分以上は削がれてます。脇役キャラも魅力に乏しく、特に息子のジャックは良い歳して中学生レベルの反抗期。ストーリーが進んでも感情移入できませんでした。奥さん→娘→息子と、対立キャラを取っ替え引っ替えしているだけで、ワンパターンなのも退屈です。アクション自体は無骨ながらも、かなりド派手で迫力はあります。しかし「アクションシーンのためのアクション」といった感じ。ストーリーがその間は停滞してしまっているので、内容的にはつまらなくなっています。惜しい。不満点を言い出せばキリがないのは、自分が過去作に囚われてしまっているからでしょうか・・・。ちなみに、「娘役の女優さんは交代しちゃったのか?」と思って調べてみたら、前作から引き続き同じ人が演じてました。その割には見た目が随分変わっているように見えるんですが・・・・。前作の方が、正直チャーミングでした。[映画館(字幕)] 4点(2013-02-16 02:44:04)

30.  アタック・ザ・ブロック 《ネタバレ》 昔ながら(?)のエイリアン襲撃モノ。インデペンデスデイで、宇宙人が総攻撃を仕掛けてくる以前は、この映画みたいにごく限られた地域でギャーギャーやってましたよねえ・・・(遠い目)。非常に痛快な映画ですが、まずシナリオの基本がしっかりしている。治安の悪い団地という「場所」で、宇宙怪獣襲撃という「状況設定」があり、そこで暮らす不良少年たち「キャラクター」が右往左往するわけですが、この映画、「人物の配置」がよく出来ています。たくさんキャラが登場しますが、それぞれが全く違う価値観で動いています。「平気で強盗する不良グループ」「不良グループと親しくしつつも厳しく接する女の子たち」「ガチの悪党ギャング」「ちゃらい白人大学生」「つい最近引っ越してきた普通の女性(限りなく外部にいる人)」。おなじ不良グループ内でも、微妙に違うという描き分けもしっかりしてます。さらに、「状況の把握している度合い」も違います。「異常事態で、かりやばいことを知っている」「異常事態のただ中にいるけど、全容は理解していない」「まったく異常事態を認識してない平常運転」「異常事態を認識しつつも別のことに気が行ってる」等等、様々なキャラクター性を何重ものレイヤーで重ねて描き分けている上に、それをしっかり利用しつつストーリーテリングしているのはお見事!と思いました。ここまで書いて、なんだかホメすぎのような気もしてきましたが(笑)、基本がしっかりしてる分安心(?)して観る事ができました。「不良がちょっと良い事したら、すげえイイヤツに思われる問題」も確かにあります。が、ブラックライトの照明下で主人公の体にエイリアンのフェロモンが浮かび上がる描写は秀逸。いままで犯してきた主人公の罪が、自分でも気づかないうちに染み付き、それが浮かび上がるようで、思わずゾクッとしました。その後彼は文字通り自分の「罪」を背負うことになります。前半で女性が手が震えるほど怖がる描写もありますしね。決して彼らの全てを肯定してるわけではないと思います。 そもそもこの映画が作られたのは、監督が実際に不良少年たちにカツアゲされたのがキッカケだと言うし(笑)。[映画館(字幕)] 9点(2012-12-25 11:11:11)(良:1票)

31.  007/スカイフォール 《ネタバレ》 「カジノロワイヤル」「慰めの報酬」は、今までのボンドとは違うぜ!って感じが面白かった快作。 一方、今回は、「過去のボンド映画のココが好きなんだオレたちぁ!」という感じで、これはこれで楽しめました。むしろ、過去のボンド映画の価値を改めて引き上げた作品なんじゃないか、と思ったくらいです。 正直ショーン・コネリーがやってた頃の作品は、半笑いで観てました。ファンの方スミマセン。リアルタイムで見ていたら、また違うんでしょうか)。  しかし!かつてバカにしていたトンデモアイテムが、今 目の前で掛け値なしにカッコよく活躍しているではないですか!これだけで満足度ウナギ登りで冷静にレビューできません(笑)。途中のMの演説にもゾクゾクしたなあ。 確かに中だるみはハンパないし、クライマックスの「ちょっと上手いこと言ったろか」ってな具合のギャグ連発はどうかと思いますが、楽しくウキウキした気分で鑑賞することが出来ました。[映画館(字幕)] 7点(2012-12-03 01:25:08)(良:1票) 《改行有》

32.  007/ゴールドフィンガー 印象に残るエピソードやネタがいっぱい詰まった快作。例のレーザービームでの拷問シーンhsいろんな意味で見ものですな。クライマックスの展開は、個人的には後のアクション映画「ダイ・ハード3」を思い出しました。[レーザーディスク(字幕)] 6点(2012-11-29 00:25:05)

33.  裏切りのサーカス 《ネタバレ》 登場人物やストーリー展開が分かりづらくて、ウームどうしたものかと思いながら帰宅。 けれど観賞後、wikipediaであらすじを確認してみると、それほど理解できていなかったわけでもない。「確かにそうだった」という感じ(笑 情けない・・・) 思い返してみると、ストーリー上重要な部分はしっかり見せ場として印象に残るように作られていたと思います。主人公の語るタバコとライターのエピソードや、若いスパイと向うの女とのエピソード(裏窓みたい)などは引き込まれました。最初は分かり辛かった登場人物が、ラスト周辺でついにキャラクターが確立された感じがするのも面白かったかな。「あー面白かった!」と揚々映画館を出れるような作品ではないかもしれないけど、後からじわじわ来そうな見応えはある作品だったと思います。もう一度見たいと自分も思いました。[映画館(字幕)] 7点(2012-05-26 21:34:24)《改行有》

34.  欲望(1966) 《ネタバレ》 不思議な映画ですね。空気感が凄い好きです。とくに意味は考えずに見て雰囲気だけで楽しんじゃいました(笑)。写真を拡大していくとそこには殺人者が・・・!という場面はゾゾゾ~としました。映画を見ている自分自身が、気づかぬ内に何者かに見られている、というシチュエーションが個人的には苦手です(褒めてます)。他の映画だと「リング」とか「殺人の追憶」とかにそういう演出があって好きです。しかし思い出してみるとかなり間抜けな絵になってますけどね(笑)。ラストも凄い。人間の精神が徐々に狂っていく様ってこんな感じなんでしょうか。未知の領域を見せられた気分です。[DVD(字幕)] 10点(2012-05-22 00:17:12)

35.  ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン! 《ネタバレ》 そんなに面白いのかなあ?と半信半疑で見てみましたが、期待値が低いところから入ったのが良かったのか、凄い楽しめました。ありきたりな刑事バディものかと思いきや、あれよあれよとストーリーが進む。クライマックスの怒濤の展開はウキウキしながら見ました。ちょー楽しい!伏線もどんどん回収され気持ちよかったです。難点を言えば、ちょっとキレイに回収されすぎて出来過ぎ感はありましたけどね。最後の決着も、一段落ついたらまた急展開!というのの連続で、もうちょっとスマートにできたんじゃないかなと思います。どうせ伏線回収大会をやるなら、撃たれた相棒が最後に助かるのも、もうひとロジックあって欲しかったな。しかし、細かい所で気なる点はあるものの、大満足の1本でした。刑事モノ映画だけでなくスピルバーグなどの映画のパロディを、ストーリー展開の中で自然に盛り込むのがバツグンに上手いですね。警備してる主人公に向かって「サメだ!」叫んで驚かす場面は思わず「うまーい!」と唸っちゃいました。[DVD(字幕)] 9点(2012-05-16 01:44:06)

36.  アンノウン(2011) 謎が謎を呼ぶ前半まではとても面白いのだけど、こういうネタの映画は、前半面白いのが当然っちゃ当然ですね。後半どう落とし前をつけるのかが重要なんですけど、それをクリアする映画ってのがそもそも少ない。「アイデンティティー」なんかは個人的にはギリギリOKのラインです(この映画もかなり反則技ですが)。「アンノウン」も、やはり後半で失速してしまった、典型的な作品。題材からして難しいと分かってるはずなのに、自分から落とし穴に突っ込んでいった映画ですね。[DVD(字幕)] 3点(2012-05-13 14:23:45)

37.  エイリアン 《ネタバレ》 「ゴキブリを倒した思ったら・・・」という時の気分をこれほど絶望的に表現した映画があろうか。パート2が大好きで何度も見ているけれど、久々にパート1を見ました。いやー渋いですね。パート2ではいい意味でも悪い意味でも雑魚となってしまったエイリアンですが、最初はやはり怖いです。もの陰でじっとこちらの様子を伺っているエイリアンはやはり不気味です。そういう所もゴキブリ的でいいですね。[ブルーレイ(字幕)] 9点(2012-04-03 18:33:41)(笑:1票)

38.  インセプション 映画館で見たときは「うおー、スゲー!」と興奮しながら帰路に向かうんですが、帰りの電車内で「いや待てよ・・・」とだんだん話のアラに感づき始めるという、いい意味でも悪い意味でも詐欺にあったような映画でした。夢業界(そんなもんあるの?)のルールや仕組みがよく分からず、後半に行けば行くほど???が増えて行きます。細かい理屈の整合性はまあいいや(勢いで誤摩化してもまあいいでしょう)。製作陣はそういう点よりも哲学的なテーマに目を向けさせたかったのかなと。じゃあその難しい哲学が映画を見ることですんなり理解できるかっていうと別にそうでもない。小難しいテーマを小難しく語って「答えは皆さんがそれぞれ見つけてください」では無責任すぎる。答えを出す、もしくは考えることは各々必要だけれど、それに至るまでに「小難しい問い」を「すんなりと」理解させる必要があると思う。「答えは皆さんがそれぞれ見つけてください」と制作者が言っていいのはそれができてからだ。 夢の世界のビジュアルを一発で表現した前半はとても良かったんだけどなー。[映画館(字幕)] 6点(2012-04-02 20:21:47)(良:2票)

39.  スーパーマン(1978) 《ネタバレ》 スーパーマンとヒロインの空中散歩は素敵だったな。ああいうシーンは最近の映画でも見られるけれど、この映画は一番ウキウキして童心に帰れたような気がするのが不思議です。特撮も、「今見るとコレはちょっとね~」なんて簡単に言えますが、ところどころ、今見てもよく出来てるカットも沢山あり、油断なりませんな。後半になると、スーパーマン八面六臂の大活躍。最近のヒーローモノに慣れてしまった身からすると、こういうところが良い。「ダークナイト」なんかも力作だと思うけれど、どこか「人々を助ける」ことよりも「正義とは悪とは云々・・・」と当人同士だけで盛り上がってるご様子(バットマンも、「大切な人を守れなかった」というドラマがあるわけですが、なんかね)。「人々を助ける」という、ベタベタな展開かもしれないけれど、とても好感が持てた。「時間を戻してでも・・・!」なんて、確かに出来ない相談だけど、そう願っている人は沢山いるはず。[DVD(字幕)] 7点(2012-01-26 03:12:14)(良:2票)

40.  宇宙人ポール 2012年初鑑賞映画。面白かった。幸先のいいスタート。思い返せばありきたりな話運びの映画ですが、なんだろうとても新しいものを観た気分でした。パロディ元の映画を観てなくても楽しめると聞いて観に行きましたが、最低限「未知との遭遇」だけは観ておいたほうがいいでしょう(なんと僕は映画ファンなのに「未知との遭遇」は観ていなかったのだ!)。ところどころ声を出して笑ってしまう場面も多く、とても楽しい映画でした。個人的には、フロントガラスに鳥が衝突して「ワー!!」と驚く宇宙人ポールのリアクションに吹いちゃいました。至って普通のリアクションなんですけど、至って普通のリアクションをする宇宙人なんてあまり観た事がない。[映画館(字幕)] 8点(2012-01-21 13:32:22)(笑:1票) (良:1票)

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