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プロフィール
コメント数 901
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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21.  THE CLASH ザ・クラッシュ 《ネタバレ》 まさに"stuck."邦題も悪くないが原題のほうがよく内容を反映していると思う。面白かった。鑑賞前はタイトルからして似たような原題の、"Crush"みたいな映画だと思ってたら大間違いでした。その正体はコメディともサスペンスとも取れない、まさに"stuck"シチュエーション映画。似たような映画もちらほら観ましたが、不注意の事故から始まる話の展開が秀逸というか、どこかコミカル。いや役柄上はみんな真剣なんでしょうけど、事故起こしたおねえちゃんが「ごめんね、ごめんね」とか言いながら出勤するシーンには適当すぎて吹いてしまった(笑)ゆうても生きてる人間がガレージにいるのにいつとどめを刺すのかと思いきや放置して仕事に行けるのが逆にすごい。声くらいいくらでも出せるだろうに。あ、クラクションもあったねwww 鑑賞後に「そういえば」と思い出したのは冒頭の"Inspired by true story"「事実に着想を得た物語」の一文。どこからどこまでが事実かは知りませんが、おそらく真実の部分とおぼしき車に轢かれたおっさんには「ナイスガッツ!!」と賞賛したい。[DVD(字幕)] 7点(2011-02-01 13:05:07)《改行有》

22.  DOA/デッド・オア・アライブ(2006) 《ネタバレ》 こういうゲームとかアニメが由来の映画ってかなりの確率でハズレなので、相当期待せずに借りたのですが、いやいやこれがどうしてというくらいアクションとして楽しめました。ゲーム版もプレイしたことのある身としては、試合開始の"Get readyyyyy, FIGHT!!"という声がゲームと全く同じであることとか、リアルの格闘技に体力ゲージがあることとか、なるべくゲーム視点でアクションシーンを見せようとする製作側の気遣いがあらわれてて、とても満足いく内容でした。アクション自体も、よくあるカメラが動きすぎて何をやってるか良くわからないと言うことが全然無く、ストレスフリーで楽しめたのは大きいです。 正直かすみ役の人が全然綺麗に見えなかったので冒頭で萎えかけたんですが、他のキャラに魅力を見出せたのでセーフです。バース役の人はハマりすぎ!!(笑) ホリー・ヴァランスさんはどっかで見たことあると思ったら『プリズン・ブレイク』のニカさんだったんですね。どうりでシネマレビューで検索しても出ないはず。彼女は同ドラマの時から綺麗だと思っていたので、出演してるのがわかってテンション上がりました。 ていうかかすみとレイファンのアジア系以外はみんな美人♪もっとアジア系にもスポットライトを・・・(泣) ストーリーの方も、ゲームの中で本当に使われそうな内容で良かった。エンディングで全員が剣を構えると言うのがなんか・・・でしたけど。 個人的に気に入ったのはレオンとかすみのアクションシーン。枕の羽を飛ばして桜吹雪みたいにアクションするのはとても綺麗だと思えました。 かすみとレイファン役を再キャストしてまた続編を作って欲しいですね☆[DVD(字幕)] 7点(2011-01-18 10:46:09)(良:1票) 《改行有》

23.  ザ・バンク -堕ちた巨像- 《ネタバレ》 まずキャスト面が大変評価できる映画。ナオミ・ワッツさんってこんなに綺麗でしたっけ??『リング』も観たけど全然その時と印象が違う。格好もなんかセクシーだし、あんな人が職場にいたら周りは集中できないだろうなぁ・・・。シリアスな映画なのにそんなとこが気になったり。クライブ・オーウェンさんもとても味があって◎。アクションもこなすし、ガンコで自らのルールややり方を持つエージェントという雰囲気がものすごくマッチしています。 内容に関しては、こういう職業的汚職を扱ったような映画って結構増えてますよね。欧米ではそんなに無いかな。邦画で多いのかもしれませんが、上層部やそれ以上の圧力に屈せず真相を追いかける刑事、というストーリーはありふれていると言えばそれまでの作品。ただ本作はトカゲの尻尾切り的な展開や頭のすげかえなど、そんなにすっきりは終わりません。 自分には想像がつきませんがこのIBBCのような銀行のトップにいるような人達って、人生のゴールってどこにあるんでしょうかね。自分は仕事よりプライベートを優先させる人間なので、自分の銀行をより大きくしようとかそういう欲望を持つ職業人が全く理解できません。映画だけではなく実際の生活でもそういう人に対してそういう疑問がわいてきますが、どこまで行けば彼らは一息つくんでしょうか。この話でいけば世界中の銀行を牛耳るまで続けるんでしょうか。 まあ何が言いたいのかというとよく分かりませんが、彼らの限りない野望が私には少し理解不能でしたので。[DVD(字幕)] 7点(2010-03-15 14:10:29)《改行有》

24.  ウルヴァリン:X-MEN ZERO 《ネタバレ》 今までのX-MENシリーズでは一番良かったかも♪序盤、多様な能力を持ったミュータント集団がどっかの組織に殴り込みをかけるシーンはかなり盛り上がった!!(が、アクション映画としてはそこが作品の最高潮だったかもしれない、汗)。でもカタナを使うアクションが入ると、アメコミ映画が途端にアジアンムービーの雰囲気が漂います。気のせい?? キャラクターとしては、まずウルヴァリン。さすがに"Origins of Wolverine"(ウルヴァリンの起源)とまで謳っているだけあって彼を輝かせる内容になっています。今まではどうしても彼の見所について、<不死身=やられシーンが多い><鋼鉄の爪が出る=アクションとしては地味>という見方しか出来なかったので。ドラマを交えて、ウルヴァリンに感情移入できるようになっています。個人的にもっと使って欲しかったのはガンビット。ゲームでも最も使い込んだキャラでもありますし、彼がチョイ役程度にしか出されなかったのは大変遺憾。韓流の銃男なんてどうでもいいからもっとガンビットのアクションが欲しかった。 兄役で出てきた彼はやっぱりセイバートゥースってことでいいんでしょうか。シリーズで出てきてたセイバートゥースとあまりにも違いすぎるので・・・。まあ後で作ったこじつけってたいていそんなもんですけど。サイクロプスは意外と良い使われ方をしてましたね(笑)能力パクラレたけど。[映画館(字幕)] 7点(2009-09-15 10:29:48)(良:1票) 《改行有》

25.  ナイン・ライブス 《ネタバレ》 久しぶりに気楽に楽しめる映画を観たような気がします。いいですねえこの単純さ☆なんの前触れもなくいきなり本から悪霊が取り憑かれるとかそういう脈絡の無い展開は嫌いじゃないです。話自体はかなり単純ですけど、追い詰められている時の人間描写はとてもよく出来ていると思います。取り憑かれた仲間や取り憑かれてない仲間まで疑ってかかるこの人間不信ぶりはめちゃくちゃリアル。タイトルも「nine lives(9人の命)」とかじゃなくて「Distrust(不信)」の方がよっぽどしっくり来る。だってあんまりnine livesってタイトルが関係する感じの内容ではなかったし。9人分の命を生贄にしてマレーが復活するなんて設定ならもっと面白くなったかもしれない。大体殺したやつの一人ぐらいひょっとしたらスコットランド人の先祖がいたかもしれないのに、「スコットランド人だから殺されなかったのか・・・」にはちょっと無理やり感が拭えない・・・。 映画を観ながら、それを観てるほうからしたら、「なんで一人で行動するの?」とか、「早く仲間を部屋に入れてやれよ」とか思いますけど、実際冷静な判断が出来ない時ってわりとあんなもんなんかもしれませんね。ただ、ドアだけじゃなくて窓からの侵入ももうちょっと気を使えよって思いましたけどね(苦笑)。 あそこまでドアの施錠の問題でもめただけに、ちょっとあれはあっけないだろう。まあいいですけどね。ほとんど期待せずに観ただけに、思った以上のシンプルホラーが逆に楽しめました☆これからしばらくシンプルムービー路線で行こうと思います。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-02 01:24:00)《改行有》

26.  エイリアンVS. プレデター 《ネタバレ》 ウソつかれた!!何が「どっちが勝っても人類に未来はない」やねん!!プレデター勝ったらめちゃめちゃ未来あるやん!!そんな人類に優しいプレデターなんてプレデターじゃない! ・・・とまあいっぱいキレてみたところで一息。だってねぇ?そんなに人類に肩入れした展開なんてたぶんみんなあんまり見たくなかったんじゃないだろうか。昔からのプレデター又はエイリアン通にしてみれば納得のいった人はそんなにいないだろう。俺はこの2化け物のコラボレーションってだけで嬉しくなって内容関係無しで7点ぐらいやっちゃってますが。書き出しのとおり、不満はけっこう・・・。あんなにプレデターが必死になって武器取りに行ったのに、とどめは最初っから持ってる爆弾とかいいの??それって自分が死ぬ直前の介錯用ちゃうん?てかそんな使い方するなら最初っからそれ洞窟に投げ込んでりゃそれで終了やん。あんな終わらせ方したあかんわ。 ラストは・・・、読めすぎてコメントする気も失せるぐらい予想通りでした。おまえらエイリアンの生態知ってるはずやねんからそいつの死体船内に入れんなよ。 こーれーはマニアから非難ごうごうだったろうなぁ。今までのこの2作品に対する気持ちを裏切られたような気になっても仕方ない。そんなオレも実は子どもの頃からのプレデターの大ファン。たまたま遊びに行った友達の家でシュワちゃんと死闘を繰り広げるプレデターを見たのが始まりで、それからはもう30回以上これ観てます。それだけに、この映画のプレデターはなんか観てて悲痛な気持ちで胸いっぱいでした。最初登場したときも、「なんでそんなプレデターだけ数少ないん!?」とかキレてみたり。口直しにまた1作目でも観て自分を慰めよう・・・。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-02 00:49:03)《改行有》

27.  トロイ(2004) 《ネタバレ》 とても壮大なストーリー、映像の裏にある基盤がゆるゆるだったように思います。 そもそもの発端がまずアホらしい。見事にアホ王子のパリス(=オーランド・ブルーム)が他国の人妻を奪ったせいで起きた戦争をここまで仰々しく派手にしようとしてるのを観ていると なんだかストーリーに納得いかなく、ほとんど感情移入はなかったように思います。原因がつまらないので、戦争そのものもあほらしいと。 ま、オーランドのヘタレっぷりは役柄上わざとああしてたのを知ってますので別にそれはいいんですが、ありえないのは「ロード~」のオーランドをここで流用したこと。オーランドに弓を使わせてあんな活躍の仕方をさせては多くの「ロード~」シリーズを観た人達は興ざめだったのではないでしょうか。少なくともオレはその瞬間がっかりしました。製作スタッフはそんなつもりじゃなくても、あれを観た人は、いやでも壮麗に弓を射つ長髪のエルフを頭に思い浮かべてしまったのではないでしょうか。あの瞬間「トロイ」は「ロード~」の名声といわゆる豪華キャストに依存した映画に姿を変えてしまいました。 しかし作中での各キャストのセリフは素晴らしかったです!!言葉の端々に力強さが感じられ、ものすごく迫力がありました。CMで何回も流れてた"Immortality! Take it! It's yours!!"は最高でしたねもう☆あんな風にしゃべられたらオレでもその気にさせられます。演技にも言う事はなく、俳優陣には文句なかったです。 やはり結論としてはこの映画は製作者側のミスが目立った事でしょうか。視聴者としては納得のいかないストーリー、配役の中でよくぞここまでの作品に仕上げてくれたと各キャストに伝えたいです。製作スタッフの人達はもうちょっと公開前の期待に応えられるように頑張りましょう。 散々文句言った割に7点つけてますが、これはブラピを始めこの作品に全力投球で臨んでくれたキャスト達に捧げます。7点(2004-11-04 21:42:41)《改行有》

28.  リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い 《ネタバレ》 けっこう色々楽しめるシーンありました☆特にアクション!ドリアン(スチュアート・タウンゼント)は映画の中でまともにアクションをしてたのはドリアンの屋敷と最後にミーナとやりあうシーンだけとけっこう少なめでしたが、めっちゃかっこよかった!やっぱええ男って絵になるわぁ。そしてネモ船長、いや彼もいい!!ただ船長で船仕切るだけの男かと思いきや、なんだアクションもいけるじゃん!しかもバリ強い!ただ思ったよりアラン(ショーン・コネリー)が普通なキャラだったのでちょっとがっかりもしました。 ストーリーでよかったのは、最後の方で能力者同士の戦いになったところですね。実際やってたのはジキル博士ぐらいでしたけど。いっそ全部の能力者同士をぶつけてほしかったなあ。そしたらもっと面白かったと思うんだけど。透明人間VS透明人間、ヴァンパイアVSヴァンパイア、などなど。アイデアはいいのに、そういうとこでちょっとこの映画はもったいない気もします。7点(2004-05-15 03:48:21)《改行有》

29.  消されたヘッドライン 《ネタバレ》 久しぶりの社会派ドラマ鑑賞。いやー疲れた。なかなかついていくのが大変ですね。っていうのかついていけてたんだろうか??話の方向が色んな方向に向いてしまって途中からかなり複雑な構図に。 自分のためにも整理すると、Cal(=Russel Croweさん)とDella(=Racheal McAdamsさん)はとにかく真実を知りたい、警察にはなるべく情報出さず自分たちで真相を暴きたい人たち。Stephen(=Ben Affleckさん)はポイント・コープ社を潰したいためにいろいろ策を弄する人。でも不倫相手のSoniaが死んだ報を聞いたその場で泣くのではなく、その後の記者会見で泣くってそれはどうなんだ的ないろいろ迂闊な人ではある。それがなければポイント・コーポ社を追い詰めるのはもっと簡単にいったはずなのでは、と鑑賞後思った。その他大勢は情報をちょこちょこ小出しにしてくれて話を面白くしてくれる人たち。いや、面白くってか複雑になる一方でしたが。 この映画の公開年は2009年。もう10年以上前。面白かったのは、この頃からすでに紙のニュースとネットニュースの在り方について議論がされています。終盤StephenがCalに対して「そんなに忠実に記事なんか書いて、自己満足だろ。何になる?」的なことを言って、Calが「新聞なんかちょっと読まれたら包み紙やゴミ山になって、人々は色んなゴシップや情報にまみれても、彼らはちゃんと真実の報道と嘘の違いを見分けてくれる」みたいなことを言ってて、いや、残念ながら人々はゴシップ大好きですけどね。少なくとも日本は。 個人的にはもっと情報にはみんな懐疑的であってほしいと思う。懐疑的であろうとする自分も気づいたら無防備に情報を受け取ってる時があって、ほんと難しいなとは思うんですが。TVやネットニュースの情報をそのまま信じるのではなく、そこに潜んでる意図とか背景とか考えねばならないと。意識してても難しいんですけどね。そんなことを再認識させてくれた映画でした。 とりあえずCal(=Russel Croweさん)が最初車内で歌ってたノリのいい曲が気になる。暇があれば調べよう。[DVD(字幕)] 6点(2020-12-23 00:43:52)(良:1票) 《改行有》

30.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 実はこれは私の中でBDでの鑑賞3本目ということになるのですが、う~ん?思ったより映像に感動できない。 BDで新しい映画でしかも舞台は宇宙!てノリでけっこう期待していたのですが。どうしてか、あまり映像の綺麗さが 印象に残っていない。「地球はきれいだ・・・」的なセリフもありますが、個人的には上記のような理由から 映像よりセリフを重視してる映画という印象がありましたね。広大すぎる大宇宙でホームシップをデブリにやられ、 宇宙飛行士と、医療技師で宇宙のことは門外漢という二人が宇宙を漂流し、さらにその宇宙飛行士とも 離れ離れになるというその漠然とした孤独感を、沈黙を多用するセリフ回しで表現しているように感じました。 個人的に気になったのは、やはり自分も宇宙のことに関してほとんど門外漢ということもあるのですが、 こういう現実に起こりうるレベルのSF映画においてはどの描写がどれほど正しいかわからないということです。 具体的に言えば、衛星軌道上で漂流した際にあれほどうまく別の宇宙ステーションなどに移動ができるのかということや 宇宙の空気と温度の関係についてよくわからなかったということでしょうか。結局宇宙って寒いものなんですか?よくわからん。 まあ自分が不勉強なだけなのですが、満を持して出したSF大作なので、もうちょっと万人受けするように作ってもよかったのかと 思ったり。自分が変なとこ気にしすぎるだけかもしれませんが。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-09-13 22:59:07)《改行有》

31.  ワールド・ウォー Z 《ネタバレ》 まず、私個人は相当なゾンビマニアです。いや、マニアは言い過ぎか。ですが人よりたくさんのゾンビ映画やドラマ・ゲームを体験してきたという自負はあります。 さてそんなゾンビにどっぷりな私から見ての『ワールド・ウォーZ』のレビューなのですが、まあはっきり言って使い古された展開のゾンビ映画だな・・・と。「こうきたか!!」というサプライズ感は得られない作品でした。 強いて言えば冒頭からすでにウィルスが蔓延しきっている状態で、民間人は何も知らされていない所からいきなり事が勃発するというのは今まで無かったかも。あとは無作為に人を襲っていると思われていたゾンビ達が、「死病を患っている人間は襲わない」という設定は新しいと思いました。しかしそうすると、あのゾンビ達はあの大混乱の中で瞬時にそういう人間を見分け、選別していたことになる。意外と脳みそはフレッシュに活動していた??? しかしいつからか「走るゾンビ」というのは当たり前になってきましたね。昔はゾンビっていえばそれこそキョンシーみたいに腕を前に突き出しながらゆっくりしか歩けないっていうのが定説でしたけど。ゲームの『バイオ4』か、もしくは映画なら『28日後…』くらいからそんな流れがある気がする。もう最近ではそんなんに慣れちゃいましたけど、個人的にはあの走れないゾンビの時代の方がより「ゾンビ」って感じを楽しめていた気がする。一体一体だと弱いしなんとかなりそう・・・っていうのが無秩序に増殖していくのが面白かったのに。最近では「走るゾンビ」が世界標準になってしまったかのようでなんとなく面白くない(←個人的グチ) あと、主人公の免疫の正体が結局わからないのもなんだか・・・。免疫ある人間がいればその人間研究してみんなでその免疫共有しようよ・・・っていうのが普通の流れだと思うんだが。彼に免疫あるとわかってからいつそんな話になるんだろうってずっと期待して見ていたらそんな流れはなく終わってしまった。はっきり言って死病をカムフラージュに使うよりよっぽどそちらのほうが現実的だと思うんだが。 とまあ色々書きたてましたが、上述したようにこれまであまりゾンビ映画は観たことないって人が観れば楽しめると思います。ある意味ではゾンビ映画とあからさまに公表せずに公開したのはそういう狙いもあるのかも。主演もブラッド・ピットさんですし、見やすいゾンビ映画だと思いました。[映画館(字幕)] 6点(2013-08-26 11:46:14)(良:2票) 《改行有》

32.  アンノウン(2011) 《ネタバレ》 「へぇ~、リーアム・ニーソンさんがサスペンスドラマ出てるんだ~」って感じで観始めたんですが、やはりリーアム兄さん。最終的にはアクションで締めるということで・・・。 物語自体はけっこう引き込まれました。自分、そんなに先の展開を読むとか得意じゃないもんで、物語のオチには「マジで!?」と普通にビックリ(←いいお客だ)。でも冷静に考えると、暗殺者としての記憶は戻ったのに考え方だけ常識人になってるとかおかしいですよね。記憶の戻り方がちょっと(てかかなり)ご都合主義だなとは感じました。 冒頭に書いたように、サスペンスドラマと思いきやアクションで締めるという展開があれですが、それについてこれる人ならそれなりに楽しめるのかなと。 【令和3年7月14日再鑑賞】 このページ開いて初めて知りました。前にも観てたんだ…(汗)一時期リーアムおじさんにハマってたから、その時期観たんだな。でも再鑑賞なのに全く初めて感で観れてしまった(笑) さて久しぶりに鑑賞しての感想は、かなり突飛なストーリーですが一応辻褄は合わせてありますよね。なんで二人のマーティンが同じ記憶や経歴を持っているか、なぜ妻まで自分を全く知らないかのように振る舞うのか。そう言った疑問には「あーなるほどね」と思わせる用意はありました。ですが、事故にあったマーティンをいきなり殺そうとするのはどうなんだろう。記憶喪失を起こしてると分かっててもいきなり殺そうとまだするだろうか。そういう組織ならそうするのが普通なのか?知らんが。「おい!本当に記憶がないのか!?」くらいの確認はあっても良いと思う。それに妻役の人が結構落ち着き払いながら結局爆弾解除できずに爆死するのもいただけない。そしてあんなに「妻を愛してる」と言っていた人が、記憶が戻って彼女が死んだ途端サラッと他の女性に鞍替えしたのもなんだか…という感想。美術館で「愛してる」とも言われていたのに、何でそうなるのか。少しそのへんがもやっとして終わってしまった映画でした。 前回は5点をつけていましたが、前より楽しめた気がしますので再評価させていただきます。[DVD(字幕)] 6点(2012-05-02 18:35:35)(良:1票) 《改行有》

33.  パンドラム 《ネタバレ》 超大作のSF映画を参考にしたのかなという感じの映画です。なので、アイデアも使い古された感じ。あと私にとって致命的だった点として、「見づらかった」というのは大きなマイナスでした。薄暗い船内で何がどうなってるのかわからない様子を見続けるのはけっこうストレスでした。あれをするならせめて船が難破する前の通常の状態の船体を見せてくれていればだいぶ話への入り方が違ってきたと思うのですが。ちょこちょこ出てくる非常用の蛍光灯も「どんだけ持ってんねん!」とツッコミを入れながら、しかしラストの大洋に飛び出すシーンには感動しました。前半見にくくしていたのも、前半の閉鎖的空間からラストの開けた大洋に飛び出すことでのギャップ狙い??これから1200数人の彼らが始める『LOST』的な展開も見てみたい気がします。 しかし全体的に説明足らずというか、船内に出てきたモンスターとかも、もっと正体などを知りたかったですね。暗くて一体一体をじっくりも見れなかったし、結局彼らが何だったのか全くわからなかった。 でもタニスだけはとても印象に残りました。あの絵には素直に心動きました。ラストシーンに賞賛をおくりたい!![DVD(字幕)] 6点(2011-05-16 20:58:20)(良:1票) 《改行有》

34.  ハリー・ポッターと賢者の石 《ネタバレ》 このシリーズももうすぐ完結ということで、また第1作目から全部見直すことにしました。ほとんどのシーンは覚えていましたが、物に火をつけたり、浮かせたり、ホウキでの飛び方の授業とか、魔法学校という存在をとても丁寧に描いている映画だなと改めて思いました。そのあたりは原作の本の描写の手柄が大きいのだろうと思います。原作は挿絵つきの本ですし、映画にもしやすかったんだろうと想像されます。 そうなると映像としての評価をしたくなるんですが、まず子供たちが可愛い。今現在のダニエル・ラドクリフさんとかエマ・ワトソンさんとかはもうしっかりした青年男女ですが、それでも「この頃は可愛かったな~」というコメントがこの第1作目を見てるとどうしても出てきてしまいます。本当に可愛い。屈託がなくて一生懸命で。そう考えると、やはり第1作目と最新作とでは同じシリーズでもだいぶ視点の変わった作品として観てしまいますね。この『賢者の石』について言うなら、メルヘンで夢があり、アドベンチャー要素もある子供向けの映画と言う印象です。シリーズ進んでいくとどんどんドラマみたいになっていきますが・・・。 クィディッチも観ていて実際にやってみたいと単純に思うくらい楽しそうでした。あのスピード感も好きです。 あとは映画と言うよりそもそも原作の批判になるかもしれませんが(てゆーかこのシリーズでストーリー批判は全て原作批判になる)、ラストの年間優秀クラス決定のあのグリフィンドールの贔屓されっぷりには閉口しました。あんな評価するところはまず良い学校にはならんだろうな・・・。スリザリンもヤンキー多いし荒っぽいけど別に悪いことしてないやん。クィディッチでも一応ルールは守ってたっぽいし。 そこらへん、黒白はっきり色分けした世界観で語っていくのが子供向けだなあと再認識しました。[DVD(字幕)] 6点(2010-09-09 12:54:37)《改行有》

35.  バーン・アフター・リーディング 《ネタバレ》 なるほど、"Burn After Reading"=「読んだら焼いてしまいましょう」的なストーリーですwww。たぶんそれはCIAの上司たちが見てたあのファイルに対して、"Burn After Reading"だったのでしょうけど。視聴者に対しては"Forget after watching"のような意味でこんなタイトルにしたのかな??とちょっと思ってしまった。まあそれくらい気を楽にして観てくれと。 さて映画のほうはというと、ものすごくテンポのいい映画でした。中だるみを感じることもなくどんどんどんどん話は進んでいって、気づいたら終わってると。そう思えるコメディ映画を観たのなんかいつ以来だろうか。そういう意味では観た後にとてもスッキリした気持ちになることができます。それは良い点。 悪い点として、まあこれは個人的な趣味嗜好の話になるんですが、コメディ映画で人死にがあるのは受け付けないです。映画なんだから肩ひじ張らずと言われればそうなんですが、自分は「人の生死とかそんなんを笑いとして提供するなよ」って思ってしまう性格なので。期待してた展開としては、あんだけ大騒ぎした割には「なんだそんなことだったのか、チャンチャン」って風になってほしかったので、そこらへんで変なしこりが残ってしまいました。 しかしブラッド・ピットさんはすごい。どんな映画でもしっかりキャラクターを確立している。若干バカすぎるけど、もうあのチャド君は今まで見た他のどんな映画のチャド君より記憶に残りました。オズボーンの家の前で車で張り込みながらちっちゃくipodにノッているチャド君は超かわいかったです♪♪♪いやぁ癒された。それだけに話の方は残念な展開でしたけど。。。 あとCIAの上司たちの会話がかなりリアルで笑えました。「もうどうでもいいからとりあえずとっとと処理してくんね??」って感じのあの空気、やりとりが妙にツボでした(笑) しかしこの映画は子供には見せれんな。酒・女・不倫・殺人・不法侵入・出会い系・大人のおもちゃなどなどブラックネタのオンパレードやし。大人だけで楽しみましょう☆[DVD(字幕)] 6点(2010-03-05 23:36:44)(良:1票) 《改行有》

36.  ラブリーボーン 《ネタバレ》 多くの人がそういう思いを抱くかと思いますが、『ゴースト~ニューヨークの幻~』のような、「生きてる人に犯人につながるメッセージを伝える幽霊」的なものを期待していると、大きく評価を落とすことになると思います。まあそれは予告編の作りからしてそういうものを期待させる内容だったので、製作者サイドのリードミスだと思いますが。 つらつらと予告編批判みたいになってしまいますが、予告編で見るほどメルヘンは多くないと言うのが観終わった後の印象です。比率としては、【メルヘン3:ドラマ3:サスペンス4】くらいの割りあい。特にサスペンスシーンがどこか『SAW』を思わせるような描写で、近くに中学生くらいの女の子4人組が座ってましたが、ちょっと引いてました。エンドクレジットも長かったしさぞ多くの人の想いがこの映画には入ってるんだろうけど、ちょっと色んな要素を入れ込みすぎたという印象です。 他の方のレビューを少し参考にさせていただいてわかりましたが、なるほど、ラストの金庫落としのシーンはそういうことだったんですね。自分はとりあえず「早く犯人捕まえてくれー!!!」ということしか頭に無かったので、あの場で彼を取り逃がしてしまったことはかなり残念でした。 しかし、やっぱり14歳で命を落とした少女の気持ちとしてはあの方が正しいんでしょうね。言われてみればそりゃそうだと思います。好きな人とのファーストキス > デブで変態な犯人。うん、必然だ(笑) ラストの犯人の裁かれ方も正直消化不良感が否めませんが、この映画で予想される対象年齢を考えればあのくらいが妥当かも。上にも少し書きましたが、割と若い女の子とかが見に来る映画なので。 評価としては7点前後でぶれる感じ。でも予告編と本編とのギャップが混乱を招きやすいというのは大きいマイナスだと思いますので1点減点して6点にしたいと思います。[映画館(字幕)] 6点(2010-02-16 12:44:22)《改行有》

37.  ショーン・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 もっとコメディコメディしてるかと思ったんですけどそれほどでもなかったですね。一番笑ったというか、ちょっとにやっとしてしまったのは居候の太ったにいちゃんと一緒に養父を殺しに行くプランを何度も練り直してる場面でした。あとは、周りのゾンビを完全無視で普通に店にショッピングしにいくシーンとかかな。でもその他は中途半端なホラー映画になってましたね。てゆーかホラーと言えるほど怖くもないし、コメディと言えるほど面白くもないし。まさに中途半端。ラストも別に笑えなかったし。 『ドーン・オブ・ザ・デッド』のコメディ版なのはタイトルからも一目瞭然なんですが、それとパロディってるシーンとかも全然なかったし、製作スタッフのやる気のなさが伝わってきますね。ずっと期待してただけにショックもけっこうでかかったです。まあ明らかに『ドーン・・・』のパロディ映画を装ったB級コメディだし、こんなもんだと思えば充分楽しめたかな。 [DVD(字幕)] 6点(2005-11-02 00:55:13)(良:1票) 《改行有》

38.  ミニミニ大作戦(2003) 《ネタバレ》 自分がアルトワークス乗りなのでこの映画みたいにファッショナブルにコンパクトカーを乗り回す映画は観ていてすごく楽しいです。 まあ難点があるとしたらこの映画はやたらと盗みを美化して描いてる事ですかね。どんだけスマートにやってもかっこよくても結局ただの盗人グループって言うのがけっこう引っかかりました。あと、ミニミニ大作戦ってわりにミニクーパーが活躍する場面がほとんどなかったような・・・。最初のミッションでも結局アクシデントで使わなかったし、別にミニクーパーやからどうっていう作戦の内容でもなく、この映画が「ミニミニ大作戦」である理由があまり見れませんでした。古いほうのバージョンはまだ観てませんがそっちはミニクーパーで大活躍するんですかね。そっちに期待しようかな。 あとキャストですが、個人的には最初のステラのおじいちゃんにショーン・コネリーを持ってきてほしかった気も・・・。エドワード・ノートンは芸風広いですね。いつか観た映画ではめちゃくちゃシリアスな役柄を見事に演じてたのに、今回は完全にチンピラになりきっていましたね。改めてそのレパートリーの広さに驚かされます。 [DVD(字幕)] 6点(2005-11-02 00:38:52)《改行有》

39.  プラトーン 「反戦争」というムードは終戦直後に爆発的に高まり、その後産業発展を遂げる過程でそれはだんだんと薄くなっていき、そして近年ではイラク戦争やテロリズムの影響でまた高くなってきています。この映画が作られた'86年の時点では少なくとも日本のそういった反戦意識は正直薄くなってるときだったと思います(まあアメリカにはとてもタイムリーなトピックだったんでしょうが)。そんな時代に今見ても充分通用するほどの戦争の実態をここまでまざまざと見せてくれている映画があったというのはとてもすごい事だと思います。逆に言えば、こういった戦争の実態を描いた映画は最近では珍しくはないので、そういう意味でのインパクトはオレには多少弱かったように思います。しかしどうしても臨場感と言うかあそこまで狂ってしまう人間がいることが、ぬくぬくと生きてきてしまっている日本人の私達には実感が湧かないのが悔しいと言うか、なにか歯がゆいですね。戦争の現場がどういうものかも知らないので、自信を持ってこういう映画に対して発言もできないし、いくら何を語っても全て安全圏にいる者の「外側の」意見にしかなり得ません。この映画が出来てからもうすぐ20年になりますが、そろそろ日本にも国際感覚をもった人が増えてきて欲しいと思いますね。いつまでも外側のことでは済まないのですから。6点(2004-11-27 22:24:15)

40.  恋におちたシェイクスピア 《ネタバレ》 多くのヒョロヒョロナヨナヨとした男達がひしめく中、唯一存在感が感じられたのがベン・アフレックだった。ウィル(=ジョセフ・ファインズ)がいくら長い時間スクリーンに映っていても口がうまいだけのナンパ男にしか見えなかった。シェイクスピアにはもっと作家っぽい人を持ってきて欲しかった。シュイクスピアに頼りなさを感じてしまってる中、助け舟を出してくれたのは女性陣の好演だった。それぞれがよく役柄にマッチしてたと思います。グフィネス・パルトロウは良家のお嬢様の雰囲気めちゃくちゃ出てたし、そのメイド役のおばちゃんもピッタシでした。エリザベスも、あのただの太ったおばちゃんにしか見えない人が妙に役柄にあってるような気がして、同時に笑えました(笑)。本物は実際どんなもんだったんでしょうね? ラストはなんかやるせない感じでしたね。あのインケンで嫉妬深いにいちゃんとの結婚は免れたものの、結局ウィルとも一緒になれない・・・。嬉しくもあり、悲しくもある複雑な心情で終わりを迎えてしまった気分です。 DVDのほうで未公開シーンの中に別エンディングってのがあったんですが、恋愛の代わりに男の友情を見せてくれて、それはそれでけっこう気に入りました。オレ的にはこっちのほうが◎。 6点(2004-10-16 16:33:25)《改行有》

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