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【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
21. マッチポイント 《ネタバレ》 たまたまネットインでテニスの試合に勝つことと、たまたま証拠を浮浪者が拾ってくれて殺人の疑惑から逃れることとでは、そりゃあある瞬間での「運」という切り口から見れば同じことかもしれないが、人生におけるその「運」の意味はまったく違う「べき」だと思う。たとえば主人公は悪運で一生シャバで生きるのかもしれないけれど、やっぱり見ている観客=人間としては、彼にはせめてその悔恨を一生背負って生きて欲しいと思うわけで、それをラッキーなテニスの試合と重ねられてしまっては、自分の道徳を傷つけられている感じがする。たとえウディ・アレンがそういうものを描こうとしていて、それが芸術であったのだとしても、凡人な俺としてはそんなものは万人にひけらかすべきではないと思った。[DVD(字幕)] 4点(2007-05-26 12:51:46)(良:1票) 22. ディセント 《ネタバレ》 この映画、確かに、怖い。でもその怖さは、理屈のない怖さなんだよね。暗闇の中で、得体の知れないものが自分を狙ってたら、そりゃ怖いに決まってる。その演出がうまくいきすぎたゆえに、せっかく役者をそろえて演じさせた人間の狂気が、ちっとも怖くなくなってしまった。人間ドラマがまったく無ければつまらなかっただろうけど、あったらあったで余計なものに感じられてしまう、中途半端さが痛かった。でも、確かに、怖い。[映画館(字幕)] 4点(2006-08-01 20:27:53)(良:1票) 23. ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月 《ネタバレ》 期待していたのだが、残念ながらつまらなかった。よく考えたら、恋愛モノでしかも登場人物が同じ続編は、面白くするのは至難の業だろう。だって恋愛モノっていうのは、相手との出会いから始まり、相手のことを徐々に知って恋愛感情を抱いていく過程に醍醐味があるのであって、前作は2人の男とのそういう過程を描いていたからこそ、主人公の激しく波立つ感情を楽しめたのだった。ところが今回は、もはやキャラクターを知ってしまっている2人との別れ→浮気→復縁を描いていただけで、それはただ小さなエピソードで笑わせるコメディーとしか存立していないのだった。せめて浮気相手がヒュー・グラントでなかったら、もう少し面白くなっていたかもしれない。残念・・・。[映画館(字幕)] 4点(2005-04-16 23:01:53) 24. エラゴン/遺志を継ぐ者 《ネタバレ》 お子様向きの救世主物語。同じ救世主物語でも、大人ならマトリックスのほうが楽しめると思う。なにより、ドラゴンがしゃべっちゃうのが、お子様向きでいただけない。テレパシーなんだからさ、字幕にしようよ。[映画館(字幕)] 3点(2006-12-30 21:26:19) 25. ターミネーター なんじゃ、こりゃ?、ってのが、あらためて見た感想。なんでこれがあんな大作に発展したんだろう・・・? でもまあ、ストーリーというか、背景はなかなか面白いね。そこだけは、今見ても古くない。でも映像のほうは。。。3点(2004-02-08 12:57:23)
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