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141. キリング・ミー・ソフトリー ラストが読めてしまうのが、サスペンスとしては致命的。 凡庸な作品となっている。 主人公はかわいくて、エロいシーンはたっぷり。 ただ、それだけといってしまえば、それだけかな。[DVD(吹替)] 4点(2012-12-06 17:48:50)《改行有》 142. ワン チャンス きっとドキュメンタリーのほうが感動すると思う。 映画にした良さを感じられなかった。[CS・衛星(吹替)] 3点(2020-05-03 18:13:24)《改行有》 143. LION/ライオン 〜25年目のただいま〜 《ネタバレ》 副題の「25年目のただいま」はネタバレで興醒めでしかない。 実話物にしばしば見られるのだが、実話に縛られてストーリーが散漫で入りこめない。 それなら完全ドキュメンタリーでこれを見たかった。 実話物は映画やドラマの特性を生かせたものと、ドキュメンタリーのほうが良かったものに分かれるけれど、自分にとってこの映画は完全に後者にあたる。 主人公にはあまり魅力を感じないけど、実子を持つことよりインド人の養子を持つことを選んだオーストラリア人夫婦が気になってしまう。 神からの啓示で選んだ道とはいえ、やっぱり実子を産み育てて平凡な家庭を持ったほうが幸せだったろうに。[DVD(吹替)] 3点(2020-05-01 22:42:57)《改行有》 144. 黄金のアデーレ 名画の帰還 叔母のアデーレを描いた絵画を裁判で取り戻す実体験を基にした映画。 この老婆にも弁護士にもあまり共感できず。[CS・衛星(吹替)] 3点(2019-12-26 00:28:34)《改行有》 145. フライト・ゲーム 《ネタバレ》 意外性を突くことには成功しているが、それだけにとらわれているようなストーリーで説得力も何もないので感情移入のしようがない。 でも、同じくらいの時期に鑑賞したハイジャック物の「エアフォースワン」よりいろんな点でマシだった。[映画館(吹替)] 3点(2019-07-01 20:38:11)《改行有》 146. トレイン・ミッション 《ネタバレ》 いきなりクビを言い渡されて途方に暮れている元警官のマイケル。 いつもの通勤電車の中で謎の女から大金とともにプリンなる人物を探せという意味不明なミッションを与えられる、巻き込まれ型サスペンス。 プリンは陰謀の目撃者だったために巨大な力を持つ組織から抹殺対象となっていたわけだが、わざわざマイケルを利用するというのがわからない。 ターゲットの降りる駅がわかっているのだから、その駅で襲撃すればいいわけだし、列車を転覆させたりあれだけ大きな騒動にするくらいなら、最初からターゲットの乗った車両ごと爆破すればそれで済んだ話。 多くの乗客から一人を特定するという設定を使うために、無理やりストーリーをこじつけて作った感が強くて全然乗っていけない。[DVD(吹替)] 3点(2019-06-28 22:36:47)《改行有》 147. ギリシャに消えた嘘 ギリシャ観光をした気分になるサスペンス。思わせぶりなところが幾つもあるけど、特に凝ったしがらみはなく、ストーリーは平凡。 メインの三人の行動に不自然なところが目につくし、そのキャラクターの誰にも思い入れができない。二人の男が魅了されるキルスティン・ダンストにも、それほどの魅力を感じなかった。[CS・衛星(字幕)] 3点(2016-02-28 20:22:43)《改行有》 148. 眺めのいい部屋 《ネタバレ》 アケデミー賞三部門受賞作だが、薄っぺらいハーレクインロマンスみたい話で期待はずれ。せめて、主演女優にもう少し魅力があればよかったのだけれど。 旅先で出会った奔放な男にピクニックで強引にキスされ、その男を忘れられない女。運命の再会で、心に波風が立つのを必死で隠すものの、結局は貴族の婚約者を捨てて、運命の男に走るのはお約束。ルーシーとジョージにこれといった恋愛エピソードがあるわけでなく、セシルがルーシーを諦めるのもあっさりしすぎ。ルーシーの吹っ切れた笑顔は良かったけれど、そこに至るまでの見どころが美しい風景だけでは退屈。[地上波(字幕)] 3点(2015-07-09 23:14:07)《改行有》 149. スペースバンパイア 宇宙に漂っていた全裸の美女(マルチダ・メイ)が、男に抱きついて精気を吸い取る。 お金はかかっているようだけどB級臭がプンプンで、後半はなぜだかゾンビものに。 ストーリーが行き当たりバッタリにも思える、ツッコミどころ満載のトンデモ映画。[地上波(吹替)] 3点(2015-05-04 21:17:17)《改行有》 150. 宇宙人ポール SF名作のパロディが散りばめられたファンタジーコメディ。 SFオタクとおかしな宇宙人の出会いと珍道中。 コメディは笑いのツボが合わなければ厳しいものになるが、残念ながらさっぱりでほとんど笑えず。 同じくサイモン&ニックコンビの『ホット・ファズ』も、高評価に反してまったく肌が合わなかったので、相性が悪いのかも。 キリスト教原理主義に染められたルースが禁忌から解放されるのだけちょっと面白かったけど、パロディがピンと来ないものも多く、ブラックジョークもあまり好みではなかった。 物語としてはうまくまとまっているのに、好きにはなれず。[DVD(吹替)] 3点(2015-04-09 21:24:29)《改行有》 151. 普通じゃない 《ネタバレ》 小説家志望の冴えない男が、会社をクビにされて社長室に押しかける。 なりゆきで令嬢を誘拐してしまったものの、令嬢が男を叱咤して身代金の奪取法を指南。 二人をくっつける使命を帯びた天使コンビが、いろいろ仕掛けて―― と、少女漫画によくありそうなたわいのないファンタジー&ドタバタラブコメディ。 天使という設定が陳腐で、ファンタジーにする必要があったのかどうか。 なんでもありになってしまうと緊張感も出ないし、コメディとしても笑えない。 ジャジャ馬令嬢とそれに振り回される男に、キャメロン・ディアスとユアン・マクレガーはピッタリだけど、内容はすぐ忘れそう。 キャメロンのスタイルの良さだけは印象的。[地上波(吹替)] 3点(2015-03-21 01:35:22)《改行有》 152. ライフ・オブ・デビッド・ゲイル 《ネタバレ》 まったくどんでん返しになっていないラストに呆然。 あまりにも見え見えだったので、それがミスディレクションでもう一ひねりあるだろうと思ったくらい。 ところが、早くから予想された通りの真相で、拍子抜けもいいところ。 レイプ殺人の被害者とされた女と、犯人とされた同僚の男が、ともに死刑廃止の活動家ということで、事件の真相は見えてくる。 それに、ケヴィン・スペイシーということで、どうしてもカイザーソゼのイメージがあって、素直に冤罪の被害者で終わるとも思えない。 そこで死刑撤廃を目的とした計略が疑われるが、それにぴったり合致するようなシーンが続く。 デビッドがビッツィーへ孤独と不安を抱える二人が愛し合ったところで、やっぱり二人は共犯だったと予想が確信に。 愛する女の思いを遂げさせ、一緒に死んであげるというのは、究極の男の純愛か。 愛というよりは共感と、冤罪ですべてを失ったことへの絶望と復讐のような動機かもしれないが。 ただ、中盤から真相が見えてしまい、謎解きやどんでん返しのサスペンスの醍醐味は味わえず。 そういったことを抜きにしても、内容的にもスッキリはしない。 死刑廃止の思想も、それを実現する手段もまったく共感できないし、生死をかけてそこに突き進んでいくことに違和感を覚える。 コンスタンスがデビッドも犠牲になる偽装計画に反対しなかったのも解せない。[DVD(吹替)] 3点(2015-02-10 22:25:31)《改行有》 153. ナイト・オン・ザ・プラネット 《ネタバレ》 5つの都市でのタクシーを舞台にしたオムニバス。 ①「ロサンゼルス」ウィノナ・ライダー扮する蓮っ葉なドライバー。 そのタレント性を見出した業界関係の女性客がオファーしても、生き方がブレずに素っ気なく断るのがカッコいい。 ②「ニューヨーク」黒人客が拾ったのは、運転もろくにできない東独からきたばかりのドライバー。 業を煮やした黒人客が代わりに運転席に。 ③「パリ」コートジボワール移民の黒人がドライバー。 黒人酔客二人の態度に我慢できずに途中で降ろし、次は盲目の女性を乗せることに。 ラストは事故って、盲目に引っ掛けたちょっとしたオチもついている。 ④「ローマ」客の状況を考えずにやたらしゃべりまくるドライバー。 薬を落としてそのまま逝ってしまった老神父にやっと気づいてオタオタする、たいして面白くもないコメディ。 ⑤「ヘルシンキ」不幸なことのあった客より、もっと不幸な身の上だったドライバー。 なんだか不幸自慢対決のようで。 5編通じてウィットが効いてちょっとオシャレな感じ。 でも、それだけといえばそれだけで心に残りそうなものはない。 夜のタクシーでの会話と雰囲気は独特のものが感じられるが、おもしろいとは思わない。 オムニバスを傑作にするには難しい。 この作品でもやっぱりそう感じてしまった。[DVD(字幕)] 3点(2015-01-30 21:49:42)《改行有》 154. 悪魔の性キャサリン 《ネタバレ》 異端の徒であるレイナー神父が結成した悪魔崇拝のカルト集団に、主の子供と祭り上げられるキャサリン。 ナスターシャ・キンスキーが当時15歳くらいとは思えない気品と美しさ。 ただ、全裸になると女性的な丸みがなく痩せすぎて魅力が減ってしまう。 見どころはナタキンだけで、ホラーといっても怖くはなく、凡庸なストーリー。 いかにもチープなB級ホラーでは、せっかくの素材も生かされず。 演出も雑で、死体になったキャサリン母の呼吸している動きがはっきり見えてしまって興ざめもいいところ。[DVD(字幕)] 3点(2014-11-28 00:17:10)《改行有》 155. スイミング・プール 《ネタバレ》 現実と妄想の境目がわかりにくい。 サニエの裸体はエロティックで、ストーリーもミステリアスで最後まで引きつけられたけど、ラストの娘が別人でポカンとなってしまった。 謎解きをちゃんとやらずに放置したままなので、消化不良でモヤモヤが残る。 観る者の解釈に委ねすぎる作品は、不親切で曖昧なので好きじゃない。[DVD(吹替)] 3点(2014-06-01 09:12:08)《改行有》 156. 八日目 《ネタバレ》 ダウン症患者がそのままの役どころを演じているので生々しいインパクトはある。 イマイチ感動できなかったのは、ジョルジュもアリーもあまり好感が持てなかったからか。 ジョルジュに振り回される周りの困惑や身内の大変さが伝わってくる。 思慮のない子供のような問題行動を許容するのはよほどの余裕がないと難しく思われる。 八日目に神様が創ったのがジョルジュ――そのメッセージが少々強引で押しつけがましく感じる。[ビデオ(吹替)] 3点(2014-04-27 10:39:37)《改行有》 157. ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン! サスペンスとギャグの組み合わせがミスマッチに感じて自分には合わなかった。 もともとパロディ色の強いものが好みではないせいもある。 銃撃戦の相手がジジババでは…。 たまに面白く感じるギャグもあるけど、ほとんど騒がしいだけで終わった。[DVD(吹替)] 3点(2013-10-05 21:33:55)《改行有》 158. キラー・インサイド・ミー 温厚で評判のよい保安官助手に潜んでいたサイコキラーの凶暴性が目覚める。 サイコキラーが題材となれば、おどろおどろしいホラーになりがちだが、ポップであっけらかんとした描写。 それがまた違った不気味さを感じさせる。 でも、共感できるところがなく、後にはどんよりとした不快感が残るだけ。[DVD(字幕)] 3点(2012-12-28 01:01:27)《改行有》 159. ビューティフル・デイ リン・ラムジー監督の『少年は残酷な弓を射る』は面白かったが、これはまったく自分に合わなかった。[DVD(吹替)] 2点(2019-07-01 20:39:14) 160. ダーク・ブラッド 《ネタバレ》 リバー・フェニックスが急逝して未完成で終わるかと思われた映画を、無理やり編集して完成させたために完成度はかなり低い。ナレーションを多用してなんとかごまかしているが、違和感ありあり。 ネイティブインディアンの血を引くイカれた妄想青年、平凡な夫、その二人の間で揺れ動く妻。メインの三人ともに魅力がないし、リアリティもない。青年の仲間も何しに出てきたのかわからない役回りで、青年が殺されたのに夫婦に何もせずに引き上げてしまう。核実験場が舞台になっていて、土地を追い出されたインディアンもいて、社会問題的な視点もこめられいるのだろうけど、よくわからない。 もしリバーが生きていたとしても、面白い映画になったかは疑問。リバーのファンしか見る価値はなさそう。[CS・衛星(吹替)] 2点(2015-11-16 21:50:13)《改行有》
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