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1. アデル、ブルーは熱い色
《ネタバレ》 どちらもその時の愛に対して真剣である事が伝わり素晴らしい。
憎しみ合わない別れが清清しい。
こんなにも重い一生涯っぽい愛情物語をこの尺に詰め込み終わらせてしまっていることは素晴らしい。
アデル良い子、ブルーも見た目に反して筋の通ったマジメですごく良い子で あの時アデルを許せなかったコトに共感出来てしまうし、時が経つに従い、軽く『もう許してるよ』と言ってしまえる大きな心の器も備えてる。アデルもアデルで精神乱れながらも職務を全う しっかり前を向いて生きている。結果はああなり切なく終わってしまうんですが、お互いの心情の変化が分かりやすくて納得出来てすごく良かった。
でも、長いんですよねえ。途中で休憩何度取ったことやら。自分、三日がかりでようやく完走と相成ったわけなんですが、実際盛り上がりを見せてきたところは二時間を過ぎたところからだったと思います。でもどうせだったら長いベッドシーンとやらが編集カットされていないオリジナルの原版見てみたかったかなという思いが少し残ります。[DVD(字幕)] 7点(2018-05-28 21:18:47)《改行有》
2. 愛の監獄
恋に落ちて、浮かれぽんちになってしまった刑務所長の犯してしまった大失態には同情さえできないし、こんなにも何かと警備がヌルい刑務所が実在するとも信じがたいので 一刑務所作品としてみるなら胡散臭くてへべれけだ。監獄どころじゃなく合宿だ。
ロマンスファンタジーとして見るべし。男の見てくれやら性格やらは一切さておき、受刑者アンナの魅力一点に尽きます。
大事な事だからもう一度言います。受刑者アンナ(アデル・エグザルコプロス)の魅力を特と堪能すべしです。[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-05-19 19:38:12)《改行有》
3. Unbalance ーアンバランスー
《ネタバレ》 父なき母子家庭で育ったゆえに歳が離れた男性相手に恋をし日々過ごしてゆく娘の物語。(ただし、対称となるのは男性とはいえ、ほぼ老人。) そんな一見、彼女の人生を応援してあげたくなるような一女子の日常生活物語ではありますが、残念ながら『おい、それはダメだよ』と社会人失格の烙印押したくなる場面がありまして、そう、それは職場での施設破壊・商品破壊ですね いくら感情取り乱したからとはいえ これをやっていては一人間として社会人として とてもやっていけませんね そこは自制心の欠如としか言えません。現に実際、あたしオジさん的にはもう何十年も生きてきたのにコレ一回もやったことないんですから(えへん) まあね、普通だったら我慢出来るはずなんです そんな一個人の勝手な気まぐれ職場破壊によって一体何人に迷惑がかかることやら そのことによって一体何人の人生が変わってゆくのかってことやら そこが見逃せませんでしたね キビチーこと言ってしまって申し訳ないですが。全体的な感想としては母子間のギスギス感が最初から最後まで続いてしまい、見ていてけして心地好いものではなかった。これでは単なる通りすがりの作品となってしまいます。[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-03-29 21:27:36)
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