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プロフィール |
コメント数 |
565 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
三度の飯より映画好きです。どうぞよろしく。 ※匿名性ゆえの傲慢さに気を付けながらも、思った事、感じた事を率直に書いていますので、レビューによって矛盾が生じていたり、無知による残念な勘違いや独善的で訳分らん事を書いているかもしれませんが、大きな心でお許し下され。 ※管理人様、お世話になっております。 ※レビュワーの皆様、楽しく読ませて頂いております。
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1. 砂漠のシモン
《ネタバレ》 ブニュエルと言えば「アンダルシアの犬」や「黄金時代」とシュールレアリスムの巨匠であって、私の貧困な感性では3000年の月日を要しても到底理解できないような境地に達している監督であるとストレートのフォアボールで歩かせていたのですが、久々に勝負を挑んでみました。・・・と、これがけっこう面白い。何と言いますかブニュエルの方から3000年分も歩み寄ってくれたという感じで、一般人にも分かり易いのです。あの砂漠の景観の素晴らしさ。それに悪魔の棺桶が暴走族の如くスライディングしてくるところなんぞ笑えます。しかし一番の見所は時空間移動の場面!異次元からの突然の介入で飛行機が映し出され、次ぎに柱が映るともう人影が無い。このジャンピング方法の見事さ!一瞬で現代都会のクラブへ移った時は思わず目が点になってしまいました。・・・ただ、一つ不満なのは試練に耐える者で砂漠が舞台なのに嵐が襲ってこないこと。映画で砂嵐が起きないなんて海水浴場にまで来て泳がないのと同じですよ。聞くところによると制作費が足りなくなりやむを得ず中編になったらしいので、もしかしたら構想にはあったのかもしれませんね。完全版を観てみたかったなぁ。[DVD(字幕)] 7点(2007-06-20 18:40:58)
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