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プロフィール |
コメント数 |
706 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
ソフト化されたタイミングでのレビューが中心です。2008年、子供の頃から夢だった自宅シアタールームがついに実現しました。(100~110インチ程度、音響2.1ch)できるだけネタバレせずに書いていますので文章がおかしい場合もあると思いますが、暖かい目で見守ってやってください。(2014初登録) |
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1. ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ
《ネタバレ》 話題になったボーダーラインの続編です。今作はエンタメに舵を切っていて最初から「映画」してます。前作でも子供や若者が犠牲になるような傾向がありましたが、今作はより子供に焦点が当たっています。結局のところ、、卑怯な犯罪の餌食になるのはいつも弱者であるということ。標的の令嬢というだけで不運ですが、スポーツではないので相手の弱点を突くのが必勝手段であり常套手段であるのは紛れもない事実です。非常に厳しい現実ではありますが、これはもういかんともしがたい問題ですね。(ただし、一応の配慮からか娘の性格に難アリ的な描写はあります)
今回は特にアメリカCIAの恐ろしい一面が強調されています。映画ですから事実と異なる点は多いと思いますが、それでもまんざら嘘ばかりではないハズです。まあそれだけ極悪非道な敵を相手にしているということでしょうが、現実にも似たようなことが起きていると考えたら恐ろしいですね。国防のトップが回りくどくタブーな指示を出したり、終盤には若者を乗せた二台のバンをヘリで止め、有無を言わさず射殺するシーンなどは衝撃的です。(射殺されるだけの原因はありましたけども)
少し文句を書きますがデル・トロには死んでいて欲しかった件と、あと、ラストの展開にはガッカリでしたw その二点が無ければデル・トロ最高の映画でしたので非常に残念でした。三作目を見るかどうかは世間の評判を見て、慎重に検討します(笑)[インターネット(字幕)] 7点(2019-09-05 11:12:20)《改行有》
2. ボーダーライン(2015)
この監督特有の作風(重すぎる)ですが、今作はそれが非常に良かったと思います。ネタバレ無しで書くのはなかなか難しいですが、冒頭30分は凄まじいまでの恐怖と臨場感です。しかしこの監督の悪い癖(見せすぎる傾向)で、メキシコ難民のバスの一件などは中だるみしてしまっています。(個人的には難民から抜け穴の話を聞くシーケンスは一切要らない) あと、メキシコ系の名前のせいか、イマイチ相関関係などピンとこない箇所もチラホラ。説明不足の割に無駄なシーンが多く意味が分からなくなるのは、ある意味この監督の作風と思って諦めるしかないでしょうかね。
随所に大自然のゆったりした景色が差し込まれていて、テンポの緩急のつけ方は上手いです。雄大な自然=手に負えない力、得体の知れない力、などの比喩にもなっているように感じられて素晴らしいです。それから皆さんおっしゃっているように音楽が素晴らしい。この音楽のおかげでより一層の恐怖感が襲ってきます。
ラスト、なぜ泣いたのか?なぜ去れと言ったのか?各自の行動と結末を思うと非常に深いラストだったと思います。もう一度見たほうがイイような気がしますが、ちょっと重い&暗いのでもう当分は見たくないかな。。 という感じの微妙な映画でした。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-10-05 15:16:15)《改行有》
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