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1. コラテラル・ダメージ
銃撃バババ爆発ドガーンないつものシュワルツネッガー映画ながらも、役柄上シュワルツネッガーが銃器を一切使用しないのが本作最大の特徴でした。それにしても、その分肉弾的なアクションに活路が開けているかといえばそうでもなかったのが残念です。事件の政治的・社会的背景にまで踏み込んだシュワルツネッガー映画らしからぬ映画でしたが、やはり、シリアスな映画と呼ぶには演出にせよストーリーにせよ不満足な内容に感じられます[地上波(吹替)] 4点(2013-10-06 09:35:53)
2. バベル
本作の形式は、オムニバス映画に似ている。ただし通常のオムニバス映画は、一つの題材を複数の監督によって捉えた複眼的な映画になる。それに対して、本作は、複数の題材を一人の監督によって、無理矢理に、同一の視線上に置いた極めて単眼的な映画であった。世界を繋げる一丁のライフル銃、そしてバベルという一点に還元される物語という感じである。はっきりいって、主張ばかりが三重四重に強調された凡作以下の映画であった。そもそもな話、世界と言うものは広大かつ曖昧であり、一人の作家の視点からは理解以前に全容の把握すら難しいというのが、超々々大前提の現代人の共通認識だと思っていたのだが・・・[CS・衛星(字幕)] 3点(2013-08-11 18:42:57)
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