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プロフィール |
コメント数 |
604 |
性別 |
女性 |
ホームページ |
http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/ |
自己紹介 |
2004年から映画専門サイトをたちあげました。 ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。 リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ ザフューチャーなどのアンブリンもの。 十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・ 自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ 思いも変わると思います。その中で、共感できる人が 多ければ売れるのでしょうね。 たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・> と、マニアックな映画にも手をつけますが、 できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、 子供時代に帰ってるみたいです・・ それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・
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1. クレオパトラ(1963)
《ネタバレ》
前半は8点以上献上!面白い、シーザー(マイフェアレディの男優)ニヤケ顔だけどまあ満足。
クレオパトラ(エリザベス・テーラー)実は古い史劇は前苦手だったので、
エリザベスも初めて見たのですが、気品があってよかったです。
歴史を考えると次の日は面白くないよなぁと覚悟はしていました。
やはり・・後半は5点かなぁ・・
次の日に続きを見ますと、面白くない。
やはりシーザーは暗殺されアントニウスはオクタブィアヌス
(後のローマ初代皇帝アウグストゥス)と対立する。
ここら最近よく見る映画ですからもうつまらなさは見えている。
女で男も変わる、男で女も変わる・・
アントニウスのなんと間抜けなことか。
恋焦がれる気持ちもわかるがこのふたり(特にアントニウス)には、
私は全く同情も共感もできなかった。
まるで三国志の呂府のようでした。(漢字合ってるかな?)
家族を捨てては不倫ものでよくあるが、
部下を捨てて逃げるまでゆくともう、一国の将軍などと見るのは恥ずかしい。
すでに次の本当の皇帝はわかっているので、
若いながらも冷酷ながらもオクタブィアヌス側のほうを応援していた。
シーザーの子(クレオパトラの子)が殺されてもね。
アントニウスが自害したときに「英雄の死は叫べ!」と言うくだり、
目先のことにこだわって大事なものを見失う、そんなバカなアントニウスでも、
英雄として認めたんですから。
ジュリアス・シーザーというシェイクスピア映画でのアントニウスは英雄でした。
その場面を思い出しました。
じゃあクレオパトラばかりが悪いのか?
でもこの踏みにじられた国を存続するには仕方なかったのでしょう。
ただ、理想が高すぎる。野望は男異常です。
アントニウスは愛が全てだったけれど、クレオパトラは国が全てだった。
選んだ男の愛では国に変えれなかった。
国が滅びることと愛がつきることは同じでした。
ふたりは同じ地で結ばれたのですが、歴史は変えられなかったのです。
面白い時代でここらは好きなのですが、
私はこの映画の後半はもっともっと暗くしてほしかったです。
あきれて感情移入もできないので前半の切なさや感動が飛んでしまいました。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-07-17 07:18:00)《改行有》
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