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1. シャイン
非常に特殊な人物の非常に特殊な半生なので興味深く鑑賞することは出来ますが、個人的には感動したり楽しんだりすることは出来なかった。まず、父親の人物像が良く解らない。最初はプロのレッスンを断り、でも自分の指導に限界を感じて息子を預ける。最初は息子の成功を喜びながら、やっぱり息子を手放そうとしない。多分誰よりも息子を愛してながら、留学後は徹底して拒絶する。父親もかなり精神異常の気がある。あと、現在でもデヴィッド・ヘルフゴットには賛否両論あるようですが、私も彼は猿回しの猿に感じられる。彼の本心はどこにあるんでしょうか…、6点献上。6点(2005-03-08 00:17:30)(良:1票)
2. シャーロット・グレイ
第二次大戦末期、消息不明の恋人を探す為に連合軍のスパイとなったイギリスの民間人女性が、ナチ占領下のフランスで戦争の現実に直面するという大河ロマン映画。全体的な筋立てが「大河ロマン」と形容したくなるほど古臭い上に、完全に女性向け。また、前半を端折り過ぎた所為か、私には今一つ主人公の内面が伝わってきません。主人公の名前が何故タイトルになっているのかということも含めて、本来ならラストで感動する筈なんだけどなぁ…。そして致命的なのが、主人公はフランス語が堪能だという理由で軍に登用されたのに、フランスに着いたら全員英語喋ってるじゃんかよー。おいおい…。例えば「冷静と情熱のあいだ」で、イタリア人が全員日本語喋ってたらおかしいじゃん。英語圏では言語に対する違和感は無いんでしょうかね? ということで、クラシカルでエレガントな衣装が最高に似合うケイト・ブランシェットの目の据わり具合に+1点の、5点献上。5点(2002-12-01 22:48:17)
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