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【製作国 : オーストラリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
21. スケア・キャンペーン 《ネタバレ》 決して面白くないとは言いませんが、折角の企画が十分に生かされていない作品ですね。既にレビューされている方もいらっしゃいますが、二転三転するサプライズ含みの展開が肝心のラストで尻すぼみしているように思えます。 仮面集団もドッキリ動画作成集団だったことが明かされて火葬されそうになった彼が失禁して笑ってごまかすとか、ヒロインが解放されたのは彼女もマスク集団の一員で車中で幽霊役の女優とハイタッチするとか、あくまでもドッキリ番組の延長線で纏めてくれた方が「してやられた感」が確実になって良かったかなと。大ラスとかエンドロールで、実はこれ全体がドッキリ企画でしたなんてのもありだったかと思います。 ところが製作者さんは、マスク集団を実在の犯罪集団として描いて終わってしまいます。結果、一番後味の悪いエンディングですね。そこを狙った作品と言うことでしょうか。 だとしたら何故ヒロインは解放されたのか?マスクの親玉は「待っている」って言うけど、何をどうして待つのか?彼女に何を求めたいのか?車に監視カメラ据えてどうしたいのか?そもそも、彼らの属する巨大で財政豊かな組織とは一体何を目的とする組織なのか? あぁスッキリしない。こりゃどう見ても「2」製作前提?でも予定はなさそうだし。何とも残念な仕上がりでした。[インターネット(字幕)] 5点(2023-04-23 12:17:53)《改行有》 22. ザ・プラマー/恐怖の訪問者 《ネタバレ》 1980年の作品。当時、こんなに古臭かったかなぁ… リアルタイムでその頃青春してた年代としては、なんともレトロな感じがショックと言うか、自分もこの時代を生きた人間なんだなぁ、などと複雑な心境になったりして。 ま、そんな感傷はともかくとして、シチュエーションとしてはかなり恐い作品なんだけれども、もはやこの程度の恐怖感では恐くなくなってしまっている今日この頃。ヒロインのあまりの無防備さ加減に辟易し、夫の言動と行動にも呆れ返り、どうにもこうにも感情移入不能。表現したいのは「人間の本質」というか「内に秘めた狂暴さ」というか、何となく理解は出来るものの、あまりにあっけらかんとエンディングを迎えるシンプルさが拍子抜けでした。 と言う訳で、繰り返しになるけれども、1980年という時代のあまりのレトロ感に愕然としたというあたりがこの作品を観ての収穫でした。[CS・衛星(字幕)] 4点(2012-06-30 20:48:15)《改行有》 23. テイキング・ライブス DVDの特典映像で、監督は「このジャンルの作品ではアイディアが大切だ」みたいなことを言ってますが、全くそのとおりだと思いますね。でも、更に大切なのはそのアイディアを如何に具現化するか。その意味で、この作品は見事にアイディア倒れ。確かにあらすじ的には面白いが、その面白さが半分も表現されていない。実にもったいないです。必要な表現が不足しているのではと思われる反面、不要なシーンも見受けられるし、詳細部分では「んなわけないだろっ!」的なところも散見。アンジェリーナの熱演も、脇を固める豪華出演陣も、生かされていないような気がしてならないです。あぁもったいないもったいない… 追伸:キーファー君、何故そんな役を受けたのですか??4点(2005-03-13 09:36:28) 24. ボディ・アーマー 《ネタバレ》 冒頭の知事暗殺シーンからは結構期待させられるんですけどね。どうにも粗い。シナリオも演出も粗い。敵キャラは弱い。展開も先読み容易。でもって、あまりにあっけなく終わってしまう。90分で限界の作品です。テレビの2時間ドラマのつもりで観れば楽しめるかな?[DVD(字幕)] 3点(2009-01-21 01:08:10)
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