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1. マトリックス レボリューションズ
この後、モーフィアスを大将として、機械との最終戦争「マトリックス・最後の聖戦」があるとずっと思ってた。じゃないと繋がれている人間が可哀そう。「望む者たちは解放する」なんて言ったって、人間はみんなほとんど気づいてないで繋がれてるのに。
結局、人間×機械の戦いは、痛み分けってこと?妙な厭戦主義が急に入ってきて、ここまで引っ張って来た「映画だから」の面白さ、バカバカしさを、急に冷静な目で見つめて終わる感じ。
多分、監督のなんとか兄弟も飽きちゃったんだろうな…。[映画館(邦画)] 4点(2010-07-15 00:07:33)《改行有》
2. マジェスティック(2001)
DVDで観ました。
「フランク・ダラボン3部作の最後!」を最初は意識してて、でも他の2作からするとあまり名前を聞かないので「コケたのかな?」なんて勝手に思いながら見始めたら、これが実にのめり込めました。
子供達を失ったローソンという町にルークが戻り、潰れていた映画館を再生していく場面に、失意の底にいた町の人たちの、「取り戻していく」喜びが感じられ、こちらもワクワクしました。実際ピーターは、10年以上前、脚本家になる前はルークだったのかな?などと思いながら・・。
最後の聴聞会の時、「合衆国憲法うんぬん・・」となった時、「やばい!これはまたアメリカ万歳でお気楽に終わってしまうのか?」と焦りましたが、そこまでではなく(少々その臭いを残しながら)、ローソンの町にもう一度歓迎された所で、「良かった・・・」と素直に思える良い映画でした。
監督は、この映画を、先の大戦で亡くなった人たちへのオマージュ、そして遺族への贈り物としたかったのではないでしょうか?日本でもこういう映画が作れるようになるといいな、と思いました。8点(2004-11-15 17:24:22)(良:2票) 《改行有》
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