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1. マッドマックス 怒りのデス・ロード
《ネタバレ》 すごかったなあー。どうやって撮影しているんでしょうか。人物像やストーリーに重きを置かず、とにかく最初から最後までカーアクションの連続の徹底ぶりは観ていて気持ち良かったです。マックスがあまりマッドでは無いところも突っ込みどころでしたが、いやマックスがいなくてもこの映画は成り立ちそうです。旧3部作で慣れ親しんだ世代なので、パート2の延長戦上の印象が強かったのですが、それに付け加えて「ウォーターワールド」「猿の惑星」「エル・トポ」などのエッセンスも感じとれました。理屈はいらない、台詞もいらない、考えるなっ・感じるんだっ。そんな映画でした。[DVD(字幕)] 9点(2016-03-19 21:45:28)
2. マッドマックス2
《ネタバレ》 PART1に続いての投稿です。この世界観独特です。荒廃した砂漠に改造車が走っているだけで「マッドマックス」の世界になります。もう一つのジャンルですね。今回は登場人物のキャラクターが豊富で人物像も掘り下げてあります。PART1が「人間の弱さ」ならばPART2は「人間の強さ」でしょうか。2ではマシンは単なる足と化しています。オアシスをもとめて希望・明日に向かってひたすら走ります。マックスもこの行動に「明日」を見つけたのではないかと感じ取れます。真面目に書いてしまいましたが、とにかく面白いシリーズです。「サンダードーム」は、う~ん微妙。[地上波(吹替)] 9点(2014-12-23 17:38:31)
3. マッドマックス
《ネタバレ》 もう何度も観てます。シュールですねこの世界。強いものは生き残り、弱いものは消えてゆく。ある意味リアルです。この映画「人間の弱さ」を描きたかったのではないでしょうか。車・バイクがあればマックスも警察も暴走族も無敵です。しかしそのマシンを失うと無力になってしまう。マシンの性能が強くなればなるほど人間は弱くなっていく、そんな感じがします。[DVD(字幕)] 9点(2014-12-23 17:25:34)
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