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コメント数 814
性別 女性

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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
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1.  ANA+OTTO/アナとオットー 映画自体がまるで青銀色の月の光のように静かに絶え間なく発光している。内省的な月の光のような、冷えた美しい詩の羅列のような、そんな情感に溢れた映画。まるでずっと北極線の上にいるような、一本ぴんと張った線の上で進行するような、危うく切なく美しいラブストーリーでした。私にとって、ずっと食わず嫌いだった恋愛映画もいいなあ…と思う契機になった作品。9点(2004-02-04 16:04:48)(良:1票)

2.  愛のコリーダ 衝撃。ここまで性愛を突き詰めた映画は、今の時点では他には知らない。実際に行為をしていることや派手な性描写を売り物にする作品は数多いけれど、この作品ほど本質的にグロいものはそうそうない。あの濃密な空間。吐き気がするほどの情愛がいっぱいに満ちた、爛れた愛の臭いのする部屋。美術セットの美しさも視覚に焼き付く。阿部定は、1997年位まで生きたらしい。90歳を超えるまで。愛欲や情念に生きる女はなぜか長生きするもの。恋愛に長けた女は生き賢い。やっぱり性と生は密接に結び付いているものなのだろうか…などとぼんやり考えてしまった。私が観たのは「愛のコリーダ2000」の方でしたが、ここに書かせて頂きます。8点(2004-01-08 20:05:36)

3.  アメリ ポスターやDVDのジャケットは怖過ぎます。作品中に大好きなミヒャエル・ゾーヴァの絵が出て来たのが私のプチ幸福でした。ジュネ色たっぷりだから、基本的にエグいんですよ、この作品は。あからさまにカルト系です。でも大衆作になってしまいました…それが本当に不思議です。世の中は分からない。オカルトです。これもまたアメリのいたずらなのか。8点(2003-12-10 14:30:47)

4.  アワーミュージック 3部構成のこの映画の中で大半を占めるのは2部の煉獄(物質界)であって、それは私には示唆的に思われた。物質界に生きる私達にとって、マテリアルな観点からの思惟の出発は何にせよ重要なことなのだ、と。そして“光による救済”というゴダールの言。それらに触発されて私の頭が向かったのは、唯物的論理で「フィルム」と「光」に着眼することだった。そう考えると、前提的に、映画には決して“闇”は存在しない。なぜなら映画フィルムというものは感光して初めて映像を記録するものなので、つまりは映画の中で“闇”に見えるものは実は“光の不在”であり、映画というものの中に“闇”は存在しないのだ。映画の中では光と闇の立ち位置が互換性を持たない。光だけが存在する。要は、物質界的観点からアプローチした時、映画とは“光の存在と不在とそれらを繋ぐ無限の光の漸次的移行”の記録に他ならない。よってここに、「映画=光の絶対性の顕現」という黙示的公式が導き出される。つまり、この限定的理論において、映画というロジックの提言自体が、“光による救済”の寓喩となるのではないか?映画は“光”である。そして光は希望と安寧と平和の母体である。だから私は監督に預言者的な、求道者的な姿を見た。しかし監督は、「映画で世界が救えると思うか?」という質問に対し、「それは聞いてはいけない質問だ」と答えている。だから私の思惟は違う時限に行っているのかも知れない。とどのつまり、私にはさっぱり分からない。ただあくまで私個人は、この映画によってそんなロジックへと導かれ、あくまで勝手に、目からうろこを1つ落としたのです。[インターネット(字幕)] 7点(2006-12-03 21:46:09)

5.  愛人/ラマン 中学生の時に初めて観たのだけれど、友人間でレオン・カーフェイの顔がことごとく不評だった。うん、トミーズ雅だよね。スカしたトミーズ雅だよね。そういえばジェーン・マーチにそっくりな同級生がいた。痩せていてとても綺麗な女の子だった。痩せた女の子特有の色気を発散していたジェーン・マーチ。全然パッとしないまま消えて行ったのが残念ですが、ああいう雰囲気を出せる女性、私は結構好きです。7点(2004-02-19 15:59:59)

6.  アレックス 少し残念だ、と思った。私は、ギャスパー・ノエ監督のセンスが大好きなのだけれど、この作品で彼の底が見えてしまったような気がした。彼は暴力的な映画を撮り続けて来た。ならこの作品が最凶なのは間違いない。でも私はそうは思わなかった。確かにこの映画の表層的、視覚的な暴力描写には、他の2作など及びもつかない。でも私は「カルネ」「カノン」の方が暴力的だと思う。それは多分、北野武が「「BROTHER」より「DOLLS」の方が暴力的だ」と言うのと同じ理由で。前2作を超えるものを作るには、とにかく扇情的で人の不快感を掻き立てる映画だろう、と表層的な暴力描写に頼り過ぎてしまったのかも知れない。それが非常に残念。次に期待して、7点。7点(2003-12-17 21:04:08)

7.  青い夢の女 最悪の事態です(笑)。私が主人公の立場ならどんなにテンパることか。まさに「青い夢の女」。ブルーにしてくれます。夢と現を彷徨うような、何とも不思議な感覚。主人公と同じ目線になり、一体何が現実で何が夢なのか、その境界線を見失って翻弄される。青みの強さが印象的な、艶めかしくも幻惑的な作品。6点(2004-06-20 20:21:24)

8.  アトランティス(1991) 正直今はNHKのハイビジョン映像でこれより遥かに映像的に優れたものを供給してくれているので、この作品に関して視覚的に強烈な感動を覚えるということはないかも知れないけれども、海洋生物の生態を1つの映画作品として成立させた、ということで評価はしたい。ただ、太古の世界に誘う…みたいな導入をした割には、えらく現代的で人工的な音楽に乗せた編集をしたりとか、「思いっきり人間の視点が入ってるやん」という突っ込みは入ってしまうのだけれど。個人的に海牛類が大好きなので、マナティちゃんの出て来る章(tenderness)はしつこい位見返した。アシカちゃんの章(beat)も。7秒位出て来たフグちゃん(darkness)にも目が釘付け。可愛かったぁ…。私はもう、本当にぷくぅ~っとした生き物フェチなので、あの丸みはたまらない。そして蛇足だけれど《アシカちゃんとアザラシちゃんの見分け方講座》開講。陸上の移動時に足を使い、水中の移動時には使わないのがアシカちゃん、その逆がアザラシちゃんであります。6点(2004-02-26 20:32:22)

9.  アザーズ 《ネタバレ》 雑誌で「シックス・センス」の話を持ち出したニコールのインタビュー記事を読んでから観に行ったせいか、初めからああいうオチしか全く想像出来ず、損をしたな…という気はする。一緒に観に行った友人はどうやら全くオチに気付かず、感動したようだったけれど。特筆すべきはニコールのクラッシック・ビューティーぶり。まるでヒッチコックの作品に出て来る女優のようでした。展開については所々になおざりな箇所があるような気もするけれど、この作品に関しては全編を包むゴシックな雰囲気を買います。6点(2004-02-09 19:44:01)

10.  青いパパイヤの香り 全く私事で申し訳ない話なのだけれど、レンタルでこの映画を借りて来て観終わってTVの番組画面に戻した瞬間、飛行機が双子のビルに突っ込み爆発炎上する映像が目に飛び込んで来たのでした。そうです。私がこの映画を観ている間にあの9・11のテロが起きていたのです。この物語のようなアジア的なゆったりとした時の流れから、突如世界の先端を走る都市での恐慌状態の中に叩き込まれた私。びっくりでした。そういう意味でこの映画は私にとってかなり印象的なものになってしまったけれど、そうでなくてもこの映画は、「世の中はシュールだよ、ここは激しさと穏やかさ、足踏みと進歩、相対するものが矛盾なく共存している本当にシュールな世界だよ」と語りかけるに充分な力を持っている。忙しい日本の中にどっぷりつかってしまっている私たちにとって、古き良き過去の日本にも通じる発展途上の国の時間の流れは、異質だけれども確かに心地いい。6点(2003-12-13 21:01:36)

11.  赤ずきんの森(2000) フランスがアメリカ真似して「若手スターのプロモホラー」を撮っちゃだめでしょう。しかも何だコレ、ちっとも面白くないし、細かいとこ、何にも消化されてないし。[ビデオ(字幕)] 2点(2005-06-10 19:20:26)

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