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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. アワーミュージック 無感動なゴダール。オルガの映像を観てもいないし、ほとんど覚えていないし、関心もない。滑るように動く路面電車がただただ美しい。[DVD(字幕)] 7点(2013-09-16 14:51:01) 2. 暗殺の森 《ネタバレ》 青、青、青、青。真っ赤な鮮血が流れるはずのシーンですら、ほとんど赤は登場しない(クアトリ教授の暗殺シーン)。アンナは不自然なほど顔中が血だらけになった。この違いはなにか。冒頭の明滅する赤い光はなにか。ラスト、炎に赤く照らされた主人公の顔。[DVD(字幕)] 10点(2013-08-23 22:27:14) 3. 愛、アムール テーマとしては凡庸(これはやはり特殊日本的な事情なんだろうか)だが、良質のドラマ。ハネケらしい不気味さというか、ぎこちなさ、居心地の悪さが随所に感じられて非常に「らしい」映画になっている。よく言えば円熟味を増してきたというところか。ハトや執拗なまでのドアの描写は非常に巧みだが、やはりテーマ、その切り口に凡庸さを感じざるを得ない。[DVD(字幕)] 6点(2013-08-19 22:51:46) 4. アーティスト 《ネタバレ》 フィクションであることの自覚がこの映画を支配している。無声映画も所詮演出に過ぎず、実は無声映画ということへの言及をメタなレベルで行っている。ラストシーンが象徴的であるが、映画を撮影しているところを撮るというある種ありきたりになってしまったメタ的演出によって、この映画のフィクション性を強調し、「結局はトーキーなのだ」という印象を余計に観客に与えてしまう。サイレントを装ったトーキーは、意図しているかどうかはともかくとして、最終的にはサイレントへの決別を提示している。[映画館(字幕)] 6点(2012-04-12 23:25:56)(良:1票) 5. アザーズ それなりに面白いが、もう一押しかな。なるほど、と思わせるラストではあったが、そこまでの見せ方や、より効果的な演出がほしかった。伏線は良かった。[DVD(字幕)] 6点(2011-09-09 13:14:37) 6. あこがれ (1958) 「あこがれ」は非常に短い作品ですが、恋する女性の躍動感や生命感が自転車に乗るシーンの疾走感にあふれ出ています。また、子供達の恋心からくる嫉妬の描写は「そんなこともあったなぁ」と懐かしく思い出させるような清新さを持っています。 そして最後の黒ずくめの女性が通る時の子供達の切なさというか気まずさというか、誰もが感じたことのある、一種の後ろめたさが伝わってきます。しかもそれは子供特有のものです。その空気を丸ごと移されたように観ている側も気まずくなります。正に「あこがれ」に含まれる全てを体現した映画だといえます。[DVD(字幕)] 6点(2009-06-27 22:43:54)《改行有》 7. 赤い風船 色彩の鮮やかさと、撮り方がうまい。風船は何の象徴なのだろう? 風船に乗った子供はどこへ行くのだろう? 一見ファンタジックな映画ですが、なかなか奥が深そうです。[DVD(字幕)] 7点(2009-06-26 23:13:57)(良:1票) 8. アメリ 雰囲気のみでこんなにステキな作品が撮れるのはすごい。[DVD(字幕)] 9点(2008-12-03 19:34:56) 9. アンダルシアの犬 面白いとは全く思えなかったけど、シュールであることは理解できました。いや理解しようとした時点で負けなんだろうな…。自分のキャパシティを超えた作品に点数をつけるなんておこがましいけど、しかたないな。[DVD(字幕)] 5点(2008-08-17 23:07:22) 10. ある子供 別に面白くはなかったけど、シュールな映像に惹かれてけっこう観れました。ひたすら現実を描いたという感じで、メッセージ性も何もない気がします。あとは自分で考えろということかな。唐突なラストにも少し驚きました。[DVD(字幕)] 6点(2008-05-16 23:57:51)
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