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プロフィール |
コメント数 |
730 |
性別 |
男性 |
年齢 |
34歳 |
自己紹介 |
初心者です。7点を中心に見事な二次曲線を描く点数分布。しかし映画の評価は点数に還元しきれぬもの。点数と心中の差をいかにレビューで表現できるか。とはいえ適当なレビューも多数(笑 |
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1. きっと ここが帰る場所
評価が難しい映画。ロードムービーの割には一つ一つのエピソードにあまり思い入れがなさそうだし、やけに色々画面が飛ぶので、どちらかというと「バベル」のような多場面が交差している印象がある。ストーリーもどのようにつながっているか正直追いきれない部分が多く(例えば忍び込んだときの通信簿の意味、ユタ州ハンツヴィルに行ったことと太った息子と二人暮らしの女性との関係(父親がハンツヴィルと言っていた)、そもそもなぜハンツヴィルに手がかりがあるとわかったのか、家出した男と主人公、女の子の関係など)、いわゆるアート系の映画なら「雰囲気で」でもいいのだけれど、ナチスの残党を敵討ちに追いかけるというストーリーはなかなかそうもいかない。分からなくていい部分と分からなければならないんじゃないかという部分が混合して、なんともいえない気分になる。そしてデヴィッド・バーンに絡んだネタなどふざけた部分もあり、不思議な作品になっている。[映画館(字幕)] 6点(2012-11-28 02:31:59)
2. 気狂いピエロ
フランス語とランボーが分かればあと100倍楽しめるんだろうけど、十分感動的。ゴダールは好き勝手やりすぎ。だがそれが良い。[DVD(字幕)] 10点(2010-06-28 22:41:11)
3. 北の橋
《ネタバレ》 ファンタジーというジャンルは言い得て妙かも。
ストーリーはほんと意味不明ですが、恐らくそれが作意だと思うので、感じるままに観る映画なのだと認識しました。不思議な所がいっぱいありますが、女の子のキャラが面白すぎます。
後半はもう奇妙さに引き込まれます。最後のカラテの組み手なんて本筋と全く関係ないし、撃たれて即死したかのように見えた女は、カメラに見切れる最後の一瞬何事も無かったかのように動きます。一体なんなんだ。
シュール過ぎてきついかもしれませんが、「ドンキホーテ」を下地にしていると事前に知っていれば見やすいかと思います。つまり幻想と現実が入り交じっているということです。[DVD(字幕)] 7点(2008-07-25 22:05:17)《改行有》
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