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プロフィール |
コメント数 |
1047 |
性別 |
男性 |
年齢 |
30歳 |
自己紹介 |
とにかくアクションものが一番
感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます
備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません 10点…大傑作・特に好き 9点…好き・傑作 8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く |
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1. 化粧の王様
《ネタバレ》 黒いボード?のようなものと共に現れるシルクハットの男。
ボードに絵を描き始め、描いた髪を鬘(かつら)を被るようにつるつるの頭の上に出現させるのは監督のメリエス本人だった。様々な髪形や髭、服装をまとっていくメリエス。
遂には悪魔と化し、白い布をまとい消え去ってしまう。悪魔の造詣にメチャクチャ気合い入ってて思わず笑ってしまった。[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2015-07-28 17:14:08)《改行有》
2. 月世界旅行
《ネタバレ》 映画史上初のSF映画にして、初めて宇宙人と遭遇し、初めて宇宙人を殺した映画でもある(インビー・バービケーン会長の無双)。
月に「よく似た」人面衛生。
異星人が生存していたという事は、一応酸素のある衛生だったのだろう。
異星人の「歓迎」に合う博士たち。
途中遭遇した地元住民との最悪のファースト・コンタクト。
戦いの果てに無事に脱出、そしてシャツ一枚で大気圏を突破するバービケーン博士!
オマケに異星人の捕虜までご招待。
この時代になんつー映画を作ってんだ・・・ジョルジュ・メリエス恐るべし。
突飛な内容というか、とにかく独創性に溢れた夢のある映画。
見る者の冒険心をくすぐる魅力的なファンタジー映画。
この後もメリエスは「生きているトランプ」といったファンタジーに富んだ映画を精力的に撮りまくった。
メリエスの情熱と野心は、今でも映画の中に生き続けている。[DVD(字幕)] 9点(2014-12-09 23:15:41)《改行有》
3. ゲームの規則
《ネタバレ》 過大評価だ!・・・と言いたかったのに、何でこんなに面白いの。いやマジで。
個人的にジャン・ルノワールの最高傑作が「ピクニック」で一番好きな映画でもある事は間違いないが、この「ゲームの規則」もすげえ面白い
「大いなる幻影」よりもずっと面白いし、ブルジョワ共の狂騒と没落していく様子を愉快に描いた傑作コメディだ。
第二次大戦開戦前夜、戦争の足音も聞こえずオープンな性と浮かれきった貴族たちの危うさが生々しく描かれる。
社交場での絶えない笑い声、裏舞台で本音を洩らすように辛辣に語り合う人々、ユダヤ人に対する使用人たちの声など皮肉たっぷりの会話も怖い。
大陸を渡った英雄も、この狂騒に包まれた社交場では一人の人間でしかない。
まず、ファースト・シーンで一気に引き込まれる。冒頭の闇夜、熱狂的に騒ぐ民衆がひしめく場面から物語は始まる。
車の衝突音だの、銃の発砲音だの音楽とかマジでうるせえ。
「大いなる幻影」や「十字路の夜」はパンッパンッとリアルな音だったが・・・拳銃の発砲音まで狂騒してやがる。
「大いなる幻影」では静かに泣くように発砲音は小さかった。この映画は、貴族たちの笑い声のように音がデカい。
食事会の場面や、その後のパーティーで起こる騒動、時折現れる人形の不気味さとカオス。
狩りの場面は、とても神秘的で俺が好きな場面の一つだ。貴族たちのスポーツとして、余興として、滅びゆく貴族たちの絶頂が垣間見れる場面でもある。
林にわんさかいるウサギや鳥たちを、木に棒を打ちつける音で林の外へと追い立てていく。まるで祭りの囃子のようにカンカンカンと。
猟銃を持った狩人たちは、獲物が出てくる瞬間をひたすら狙う。
獲物が出た瞬間に一斉射撃。爆音が辺りに響きまくり、次々と獲物は地に倒され堕ちてゆく。本当に撃ち殺しているのだから凄い。
まるで戦争映画みたいだ。
銃声が響く中で情事にふけようとする男女の様子が印象的。
後半のパーティーでの騒動も笑いが止まらない。
浮気をする召使の男女二人、それにブチ切れて拳銃片手に走る森番との追いかけっこ。それを咎められてショボーンと涙まで流して落ち込む姿の可愛さは何なのだろうか。仲直り?する場面は最高に微笑ましい。
で、熊の着ぐるみに入って何してんだよルノワールは(爆)[DVD(字幕)] 9点(2014-06-08 20:17:48)《改行有》
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