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プロフィール
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性別 女性
ホームページ http://ameblo.jp/cluttered-talk/
自己紹介 After shutting down my former blog, I'm writing some boring stories at new site. Anyone who's interested in, come along if you'd like to.

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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  人生万歳! 《ネタバレ》 ラリー・デイビッドはドラマ「Curve your enthusiasm」で見ていましたが、考えてみたらウッディ・アレンの分身としてぴったりな人でした。 本業はTVプロデューサーなのではなかったでしょうか。 分身も分身、身長と頭部が余計に淋しいこと以外は、まさに同じ。 頭が緩くてガタイがよくて金髪の女にこだわるところも、いつもと同じアレン。 なんというか、新しい発見のようなものは特にないのですが、行きなれた名店のコーヒーを飲むような、そんな感じです。 男どうしの会話の絶妙さなんかは、ウッディ・アレンならではだなあ、と思います。男どうしの会話はロブ・ライナーもいいですが、ウッディ・アレンのほうが上だと思います。 やはりこの作品にしても「アニー・ホール」を超えるものではなく、彼は一生あれを超えるものを作れないということで、なんとなく損な感じもしますね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-04-06 23:29:42)(良:1票) 《改行有》

2.  私家版 《ネタバレ》 テレンス・スタンプがどうしても貴族に見えないということを除けば、スマートでよくできた作品だと思います。カレについてはほかの映画でやってきた役どころとの差が大きすぎるうえ、ひいき目に見ても貴族顔ではないですよね。貴族顔ってどんなのかと問われれば、それはダントツでドラマでシャーロック・ホームズを演じていたジェレミー・ブレットです。私はハンニバル・レクターに最もふさわしかった俳優さんは彼だと思っています。英国人はテレンスが貴族を演じることについて違和感は感じないのでしょうかね。日本でいうなら萩原健一が華族を演じるに等しい感覚なのではと思いますが。 復讐とはこうやってするもんだ、というお手本のようなストーリーです。最後まで相手に悟られない復讐こそ、本物だということですね。 そういうストーリーを淡々と見せることを前面に出した作品なのですが、それなら恋人の姪は要らない存在だったのではないかということになります。 なぜ彼女を登場させたのかと考えると、やはり復讐が完結するまでの間にエドワードには何度か「別の人生を選ぶ」チャンスが与えられて、それでも一方を選択したということを強調したいためでしょう。 恋人そっくりの若い女と結婚すれば、自分は初老でも子供だってこれから作れるし、彼が昔得るはずだった幸せを30年後に手にしたことになるかもしれなかったのです。 彼女が言うように、「過去」を選ぶか「未来」を選ぶかという選択をエドワードはしたということなのです。 が、そのわりにはそれについてのエドワードの逡巡はまったく描かれていないので、カレがそんなに悩んだかどうか観客には判断がつきにくい。 若い女との未来に対してどの程度食指が動いたかなんてわからない。 そこんところが、鑑賞後の物足りなさにつながります。もしかすると、尺の関係で姪との重要なシーンがかなりカットされているのでは?カレが犠牲にしたものが「明るく幸せな未来」であったということをもっと強調するべきだったのかも、と思います。[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-10-18 15:17:22)《改行有》

3.  真実の瞬間(1991) 《ネタバレ》 メリルという架空の人物(たぶん)を通して、マッカーシズムが人権を無視して人々の幸福を侵害したという事実の再確認と記録を行うとともに、圧倒的な国家の暴力に対して個人がどのような姿勢で生きるべきかという普遍的な課題を二人の子持ち男性を対比させることで描いている。 第二次大戦後、特定の思想信条を仮想敵と見立てた大規模な弾圧は中国(文革)でも日本(レッドパージ)でもあったことだし、マッカーシズムについてアメリカという国の特性が生んだ暴力という決め付け方は私はできない。告発された人の中に実際にスパイが含まれていたらしいので、マッカーシズムの功績はゼロとはいえないのであろう。 しかし、映画「マジェスティック」やこの映画で描かれているメリルや周辺の人々の味わった苦難は明らかに行きすぎ、暴力であるのだがこの時点では誰も止めることができなかった。 それで「個人」対「圧倒的な国家の暴力」の問題にもどるわけだが、メリルとラリーという二人の父は「優先順位」を決めなければならぬという究極の選択を迫られ、正反対の行動を取った。 メリルはもともと仕事優先でそのために離婚までしている。「映画バカ」という言葉がぴったりの男で、我が子に淋しい思いをさせるのは辛いが、仕事を犠牲にすることだけはできない。 が、そんな彼にも仕事より大事なものがあることがこの事態で判明してしまった。友人や知り合いの名を売ることがどうしてもできなかった。 干されたメリルが、仕事恋しさに苦しむシーンをデニーロが熱演している。一日だけの身代わり監督であっても、現場に立った彼が水を得た魚のように生気を取り戻す姿は見事。 いっぽう、メリルを売ったラリーは妻を失い息子から母親を永遠に奪ってしまった。ラリーの選択は「子供と仕事」であった。 この後メリルは短期間刑務所に入り、その後10年以上仕事が出来なかったであろうから、メリル一家の生活は嫁頼みで細々と営まれることになる。 ラリーは罪の意識に苦しめられながら、いずれ再婚でもして映画界で生き残り、時折非難されても耐えて生きる。 そんな二人の息子たちが、どんな大人になったのか、父が息子に与えたものはそれぞれ何だったのか、冒頭かラストで息子たちの邂逅シーンがあってもよかったのではと思う。 海外脱出役でのスコセッシ出演がご愛嬌。[CS・衛星(字幕)] 8点(2008-08-01 13:52:28)(良:1票) 《改行有》

4.  人生は、時々晴れ 《ネタバレ》 原題がなぜこれなのかということを一所懸命考えた結果、タイトルの前にtakeかacceptが入るということではないかなあと思った。 階級社会の国に生まれてしまったことも、労働者階級の親のもとに生まれてしまったことも、その結果低所得者向けの団地で一生暮らしていくことも、タクシーの運転手で一生を終わることが確実であることも、息子は生涯まともな職につくことはなさそうだし、娘は掃除婦程度の仕事しかできないうえジーさんにしか口説かれないことも、自分の遺伝子のせいで子供たちがみな肥満児に育ってしまったことも、同じ理由で息子の心臓に欠陥があることも、20年も連れ添っているのに婚姻届を出さない優柔不断な自分の性格も、妻に小銭を借りなければ仕事が成り立たない甲斐性なしの自分も、早起きができないせいで余分に稼げない自分の意思の弱さ、息子の重病時に、休暇をとってディズニーへ行けば解決すると思っている救いようのない頭の悪さも。 「これは受け入れるけど、それは拒否したい」というのは許されなくて、「すべてを受け入れるか、すべてを否定するか」という問いを投げかけているのかなあと思った。 ありがちな家族のビョーキをきっかけに夫婦が和解し、オヤジは初めて早起きして空港まで客を運んだが、それとていつまで続くかあやしい。心臓病の息子が心を入れ替えて禁煙し、ジャンクフードを止められるかと言ったらその可能性はほとんどゼロだろう。娘がクッキーやポテチをやめてスリムになることも金輪際ない。「夫をカス扱い」していることを反省した妻とて、この先永遠に小言を言わずにすむとは考えられぬ。 大団円のハッピーエンドではなくて、小休止であって、この先、この家族はそう変わらない生活をしていくのだと思う。婚姻届とて、出すことはないだろう。しかし、「全部捨ててしまおうかな」と海辺で考えた結果、そこに「妻の愛」が有りさえすれば、ほかのものはすべて受け入れられるとオヤジは気付く。なにやら安易な展開だが。 ただし出演者に魅力がなく、起伏に乏しい話なので、いかにも冗長に感じる。「否定したいような醜悪な現実」を観客に理解させるがために、長い時間をとらなければならない、というのは芸がない。 短時間のエピソードを見せることによってでもそれが可能なレベルまで持っていく必要があると思う。[CS・衛星(字幕)] 6点(2008-07-15 20:06:57)《改行有》

5.  シティ・オブ・ゴッド これを絶賛していたプロの映画評論家がいた。 これが好きな人は、「善と悪」という概念の対立が嫌いな人だろう。 何が正しくて何がいけないか、作り手がジャッジを済ませていることが嫌いだということだろう。 それほどこの作品には「善と悪」の対立も、「正義」もない。 誰がどう転落しようとも、なんの意味もこめずに撮る。誰が死のうがセンチメンタルなBGMも一切ない。観客はただ事の成り行きを見せられているだけ。例えていうなら「神の町」に潜入カメラが常駐していて、そのマル秘映像を見ている気分だ。(私の大嫌いなやたらな手ブレ映像も疲れる) 確かにこういうのを見ると、「禁煙」だの「副流煙」だの「体脂肪」だの「適応障害」だの「ちょっとした交通事故」で大騒ぎするのがバカバカしくなってはくる。 それは「神の町」ではあまりにも命が軽いからだ。 戦後の日本に育った私たちは、「命が軽い」という状態に慣れていないのだからこういうものに困惑しても仕方がない。「神の町」というのは人間が最もアニマルに近い状態(弱肉強食)で暮らしているところだ。この映画はその状態を感情をこめずに描いて、出口が無さ過ぎる。「サバンナの食物連鎖」をNHKなどで見せられているのとどう違うのかわからなくなってくる。人間と他の動物はあんまり違わなくてもいいのか?カメラマン志望の少年の存在だけで、どういう方向性があるというのか?(同じ「感情をこめずに命が軽い状態」を描いた「シリアナ」では、「それぞれの正義という矛盾」「中東という魔物」という方向へ観客を引っ張っていくためだったし、「トレーニングデイ」の「モノサシの混乱」はラストで主人公が家族のもとで自分を取り戻すことで救いが示される。) なので「どうだい、みんなこんな原始的な弱肉強食な暮らしをしてみないか。」でもなく「どうだい、なんて悲惨で可哀想だと思うだろう。」でもなく「ここから先に進むためにはどうしたらいいか一緒に考えてくれ。」でもなく、まさに「撮りっぱなし」だ。 見ようによってはものすごく「大人」な作品なのかもしれないが、「無責任」という見方もできる。映画というにはあまりに「意味」に欠けているかもしれない。私は絶賛はしない。 [DVD(字幕)] 6点(2006-08-13 18:00:54)(良:2票) 《改行有》

6.  幸せになる彼氏の選び方 ~負け犬な私の恋愛日記~ 《ネタバレ》 やっとこれが書けてうれしいです。これを申し込むために、DVDまで購入した甲斐があった。「ブリジョン」に続く負け犬系ムービーです。いやこれ、すごいんだ。ほんとに。最初見たときあまりの斬新さにぶったまげ。30歳以上の女性の皆さんは、誰しも「うんうん」と頷くことでしょう。「いったい誰と結婚することになったワケ」と途中で期待を持たせて引っ張ること引っ張ること。この手法、参りました。何年に一度の「大当たり」ムービーでした。皆さんの予想は当たりましたか?それでさ、「やっぱり親の受けが良い人にしようよ」って納得しましたか。(ちなみに私は親の反対を押しきろうと思っていたのにあっさり相手に振られた過去あり)親が賛成してくれる男にはそれなりの価値と理由があるのさ。ね。「僕の両親も全く同じだから」ってとこで、もう「決まり」だったよね。こういうこと言う男、大したもんだよ。好きだ。出会いが最悪だったのもパンチが効いてていいね。男子の皆さんは、これを見てよく勉強し、相手の親に気に入られるようにしましょう。女子の皆さんは、「親に反対された時」に、この映画を見て、反省して思いとどまりましょう。ああ、こんなパパいたらいいな、あの「ショートフィルム」最高に良かった。泣けた。(バリーのママ美人でやさしそうで良い)もう言うことなし、最高です。[DVD(字幕)] 10点(2006-01-08 15:07:27)(良:1票)

7.  シンプル・プラン 《ネタバレ》 あらここにもマクベス夫人が。ビリーボブソーントンの知的障害者がすごくリアルで、演技とかどうでもいいと思ってる私も殿堂入りさせたくなる。[ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-02 21:36:35)

8.  ジャッカルの日 《ネタバレ》 引きの映像が多いので、4:3の画面では見づらかったが、リメイク版とは比べ物にならないハイレベルさであった。なんだったんだろう、あの「ジャッカル」は。TVか。とにかく深い深い。そんでもって、ジャッカルが語らずかっこいいこと。やっぱヒットマンは語っちゃいけないんだよね。成功させてあげたかったなあ。それにしてもブルースウィリスはよく恥ずかしげもなくあんなこと。[DVD(字幕)] 8点(2005-11-25 21:36:09)

9.  白いカラス 《ネタバレ》 カラードがホワイトのふりしてるって、実際にあるんだろうか。あちらの短編小説で、「限りなくホワイトに近いカラード」の女性の悩み、ってのを読んだ事あるけど。アンソニーホプキンスがそれっていうのはなあ、ありのような、無理のような。ニコールはヒロインの人物像がつかめてないように思ってしまったが、どうでしょうか。「タルくて暗くて死んじゃいたい」感じって、あたしはよくわからないけどこんな感じでいいよね、と適当に演じてる感が。こういうキレイな女の人がジジ好み、っていうのが「失楽園」を彷彿とさせます。[DVD(字幕)] 7点(2005-11-20 15:16:15)

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