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プロフィール |
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914 |
性別 |
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自己紹介 |
ハリウッドのブロックバスター映画からヨーロッパのアート映画まで何でも見ています。 「完璧な映画は存在しない」と考えているので、10点はまずないと思いますが、思い入れの強い映画ほど10点付けるかも。 映画の完成度より自分の嗜好で高得点を付けるタイプです。 目指せ1000本! |
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1. スズメバチ
シチュエーションには惹かれる。
戦争映画さながらの絶望的な籠城戦で面白くないわけがない。
でも、やはりストーリーが弱すぎて、アッサリ終わってしまった。
雑なのは仕方ないにしても、それを吹き飛ばすくらい、もっと派手に撃ちまくってほしかった。[DVD(字幕)] 4点(2022-06-01 20:26:51)《改行有》
2. スノーピアサー
《ネタバレ》 ポン・ジュノのハリウッドデビュー作というより、ハリウッドスターが出演する韓国映画という表現が正しいか。でなければ、ソン・ガンホも娘役のコ・アソンも、キャプテン・アメリカと最後まで活躍しないだろうし、ねちっこい暴力表現も、どこか珍妙な味わいもなかっただろう。フランスの劇画が原作とは言え、荒唐無稽な設定で、別に列車を走らせなくてもいいような・・・そんな部分を許容してしまうのは、次の部屋に何が待ち受けているのかのワクワク感に、維持し続ける社会システムの暗喩というのもある。踏みにじられた者たちの反逆という王道のテーマを掲げながらも、行き着く先は倒される権力側になってしまう皮肉さ。恐らく黒幕が作り上げた"ユートピア"を破壊し、新世紀のアダムとイブが現れても同じことが繰り返されるのだろう。現状維持が良いか、リスク覚悟で未来を変えるか、そんな現代社会と折り合いを付けるしかない。副大統領役のティルダ・スウィントンが儲け役。面白い。これほど滑稽で活き活きと演じている彼女が一番楽しそうだ。[映画館(字幕)] 7点(2017-05-29 19:37:46)
3. スーサイド・ショップ
《ネタバレ》 "自殺専門店"という特異な設定と監督がパトリス・ルコントということに興味を持った。いや~、これほどなまでにブラックな笑いに満ち溢れ、躊躇することもなく次々に人が自殺していく。しかもミュージカルが時々挿入されるため不謹慎さが倍増。日本で似たようなものを作ったら間違いなく問題になっただろう。表現の自由を第一に考える自由主義のフランスならでは。やがて次男のレジスタンス活動により、家族も心の奥底では分かっていた生業に違和感を持つようになって、生の歓びがネガティブな空気と対比して際立っていく展開が痛快。それでも「人生は素晴らしいけど強制はしないよ」というスタンスで、最後の毒入りクレープで死んでいく男と死んでも救われなかった亡霊を見るに、フランスならではの苦みと皮肉を感じるハッピーエンドだ。これを見たらある意味で自殺する気になれないかもしれない。ちなみに元になった"ミシマ"は名字であって、"ユキオ"が正しいんじゃないの?[DVD(字幕)] 7点(2015-01-17 11:06:09)
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