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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ターミネーター2 《ネタバレ》 コケ脅し的大作指向が強く中身のない作品の多いカロルコ(=マリオ・カサール)としては例外と言うかアダ花と言って良い傑作。改めて見てもこの作品、本当に出来が良い。ストーリーから細かい演出に至るまでほぼ完璧です。キャメロンの切れの良い映像が最後まで絶え間なく続きます。一番驚いたのは核戦争の悪夢のシーン。エンターテインメントと思えないシリアスさでした。きっちり決着をつけたラストも本シリーズはこれで終わりと言う意気込みが感じられて素晴らしい。本作がキャメロンの最高傑作だと思います。[DVD(字幕)] 9点(2015-01-30 22:27:15) 2. ダーク・プレイス(2015) 《ネタバレ》 さすがのシャーリーズ・セロン、安定の演技です。そして、クロエ・グレース・モレッツ。やはりクロエはこう言う性悪なキャラの方が生き生きとしてますね。これは褒めてます。若干腑に落ちない展開もあるが瑣末なことです。この作品は衝撃的な事件から立ち直れないまま成人した主人公が、普通の暮らしを送る決心をするきっかけを得た物語ととらえるべきでしょう。28年経つと真面目になった奴、グレた奴、いろいろいるが。親父だけは安定のクズっぷりでした。文句なしの良作です。[映画館(字幕)] 8点(2016-06-25 15:04:17) 3. ダンケルク(2017) 前作「インターステラー」を見て、「ノーラン、もう後は余生でいいよ」と勝手にゴーマン余生認定した私ですが、本作はその余生作品としては充分な出来じゃないでしょうか。ダンケルクの戦いには裏に様々なドラマがあるのですが、そう言ったドラマ要素を一切排し「英国に逃げる」と言うサバイバルドラマとして描いた事を「英断」と取るか「暴挙」と取るかは人それぞれだと思います。私は冒頭で述べた通り「余生作品」だと思っているので、どちらにも与しませんが。映像と音響はさすがでIMAXで見る価値はあります。[映画館(字幕)] 6点(2017-09-09 15:47:49) 4. ダークグラス ダリオ・アルジェントが82歳にして作った新作ホラー。 別にアルジェントのファンと言う訳でもありませんが、巨匠に敬意を表して見に行きました。 音楽や演出に往年のB級ホラー感は健在ですが、中身は、、、ないです。 見事にスッカスカです。まぁそれがアルジェントらしいと言えばそれまでですが。 ポスターは「ゼイリブかよ」と思った。アルジェントがカーペンターをパクっていいのか?[映画館(字幕)] 3点(2023-04-11 14:53:03)《改行有》
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