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プロフィール |
コメント数 |
1047 |
性別 |
男性 |
年齢 |
30歳 |
自己紹介 |
とにかくアクションものが一番
感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます
備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません 10点…大傑作・特に好き 9点…好き・傑作 8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く |
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1. ディーバ
《ネタバレ》 ジャン=ジャック・ベネックスは「ベティ・ブルー/インテグラル完全版」が凄い面白かった。
この作品も、退屈な部分が多いが最後まで見てしまう仕掛けと魅力に満ちた映画だ。
独特な雰囲気が漂う「歌の花火(淀川長治さんいわく)」とも言うべきサスペンス映画。
ファーストシーンにおける「歌姫(ディーバ)」の熱唱から全ては始まっていた。
タイトルの「ディーバ」の如く、登場人物たちは様々な音に包まれて日々を暮らす。
己の歌に誇りをかける「歌姫」と呼ばれるオペラ歌手、「歌姫」に惚れ込んだ郵便配達員、「波の音」を聞くためにパズルを組み続けるギリシャ人、「シャンソン」を聴きながら仕事をする殺し屋などなど、音に支配されているとも言える人物模様。
物語は静かに進むが、徐々に複雑になっていく事件、一見無駄とも思えるシーンにバラ蒔かれた複数のガジェット(本当に無駄なシーンも多く退屈だけど)、驚愕の真相、二重、三重、四重の追走劇、そして予想もしなかった顛末。
時にはヒッチコック、時にはルネ・クレマン、時にはトリュフォー、時にはフリードキンと様々な監督の“音”が聞こえてくる。
それを包み込むベネックス流の世界観。
正に映画好きが練り上げた、映画好きのための映画。[DVD(字幕)] 8点(2014-12-08 21:47:44)(良:1票) 《改行有》
2. 天井桟敷の人々
《ネタバレ》 第二次世界大戦下のパリで作られた傑作。
ナチスの支配下でも「映画まではナチスに奪われちゃいない」と叫んだ映画だ。[DVD(字幕)] 9点(2014-05-18 15:41:25)《改行有》
3. 抵抗(レジスタンス) 死刑囚の手記より
《ネタバレ》 ブレッソンによる収容所・脱獄映画の傑作。
ドイツ軍占領下のパリで、刑務所から脱出を図る主人公の様子を淡々と追っていく。
主人公が堅牢な監獄の中で脱出の準備を進めていく異様なまでの緊張感。
短いショットの連続で退屈させて貰えない。脱出に成功するんだろうけど、本当に無事に出られるのか?と否応なしにハラハラしてしまう。
危機の連続でこちらも息を呑む。それでも意思が揺るがない主人公の強靭さが頼もしい。
紐がロープになるまで、スプーンが鋭利なナイフになるまで神を心の支えにして耐えて耐えて耐え抜く人間の凄さを見せ付けられるような作品です。[DVD(字幕)] 9点(2014-05-18 14:41:24)(良:1票) 《改行有》
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