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プロフィール |
コメント数 |
230 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
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1. 男と女(1966)
砂浜を歩く、二人の大人と二人の子供。打ち寄せる波とザラついた画質。その他、数々の映像を堪能する。さて、内容の方ですが、気になったのが台詞が被るところ。特に子役の子は好き勝手に喋っているようなので、子供とのシーンは結構台詞が被る。それでもそのまま物語は続く。この映画の不思議なところはそこが気にはなっても、煩わしくなく自然で良いなと感じる。僕らの日常で発する言葉は、往々にしてそうだなと思ったりする。そしてアヌーク・エーメの細かい微妙な表情、仕草を散りばめた演技は、敢えて例えるならマーロン・ブランド演じるヴィトーのようだ。そして相手役のジャンは、出会ったときから硬い。余裕がなく、笑顔が引きつっているように見えるのが、逆にものすごく自然だ。そして台詞が被さること、アヌーク・エーメの微妙な演技、余裕のないジャン(これも絶妙の演技か・・・)がすべて揃って、ボサノバに乗って強い印象を残していく。映画全体としての感銘よりも、その時々の場面(シチュエーション)でその都度共感し、心に残っていく。[映画館(字幕)] 7点(2010-07-11 08:17:52)
2. 女だけの都
《ネタバレ》 近頃は男が弱くって情けねー、でも遥かこんな時代から、こんなにも男はだらしなかったんですねーって作品なんでしょうか。そもそもこの映画の市長はまさに典型的駄目男、笑えるしそれでいて憎めない、この憎めないキャラは秀逸。だって市長のいいシーンなんて一つも無いのにラストの苦い笑顔で許されてしまうのだから。そして何といってもフランソワーズ・ロゼーの肝っ玉母さんぶり、強く優しく愛情溢れる女性像は当時としても女性からの支持は圧倒的だったでしょうね。僕自身もまぁここは女に任せとこってとこがあるので、極端に描きすぎの感はあっても案外楽しめてしまいました。
[ビデオ(字幕)] 6点(2007-03-04 11:45:42)(良:1票) 《改行有》
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