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プロフィール |
コメント数 |
262 |
性別 |
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自己紹介 |
現在の技術で作られた映画を観る目線で過去の映画を見下すようなことは邪道と思っている。できるだけ製作当時の目線で鑑賞するよう心掛けている。 |
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1. 男と女(1966)
過去を引きずる男と女の出会いと交歓……二人の心の綾が流麗な映像美で描かれており、映像と融合したハイセンスな音楽は見事の一語に尽きる。特に「ダバダバダ……」のスキャットは印象深い。幸福な予感を漂わせながらも翳りを帯びたラストシーンが、思わせぶりで余韻を残す。
ズーム、アップ、疾走、ぼかし、遠景ショット等、自由自在に動き回るカメラワークが出色。A・エーメの豊かな表情、子供たちの生き生きとした会話、港の夕景、抱き合う二人をカメラが回るetc。海岸を走り回る犬は生の謳歌が感じられる。
多くの場面で既視感があるのは、この映画から影響を受けたであろう映像作品を先に観てしまったからと納得。食わず嫌いで最近まで観なかったことを後悔した。
奇しくもレビュー作成の途中で訃報を知る。嗚呼、フランシス・レイ………………合掌。[CS・衛星(字幕)] 9点(2018-11-11 13:35:30)《改行有》
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