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1. 大人は判ってくれない
《ネタバレ》 何だか妙に冷めた子供たちばかり出てきて、自分もこの年頃はこんなだったかな?と回想してしまった。傷つきやすいがゆえに不器用になってしまう子供に対し、感情的にしか対応できない余裕の無い大人たち。まだまだ甘えたい対象である大人に失望してしまった寂しさが全体に漂っている。一心不乱に走る最後は名シーンだと思う。8点(2004-03-21 22:40:31)
2. 男と女(1966)
よくこんなキザでスカしたセリフが思いつくものだと、引きながら感心した。いわゆる大人の恋愛というのでしょうが、人付き合いが器用で口の達者な人たちを主役に置かれても、共感も感情移入もできません。女優さんは綺麗だった。どうでもいい話ですが、どっかで聞いたことのあるテーマソングだなあと思ったら、地元のプラネタリウムの待ち時間の曲でした。懐かしかった。4点(2004-02-23 00:52:37)
3. 鬼火(1963)
感情表現がほぼゼロで、何の盛り上がりも無い平板で退屈な映画。難しい理屈をいくら並べられても、会話の場が社交場である限り、何も心に響かない。いかにもフランス映画って感じはするけれども。2点(2004-03-29 01:29:41)
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