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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 橋の上の娘 ルコントの真骨頂。[DVD(字幕)] 7点(2012-09-20 21:50:27) 2. パリ20区、僕たちのクラス 原作者が主演やってるってことかな? すごい映画。教室での授業シーンがこれほど画になるとは思わなかった。ただの授業のはずなのに、生徒一人ひとりが浮き上がってくるかのような錯覚。それに合わせて教師フランソワもたまにムキになったりして、一つの小さなコミュニティが生まれてくる。小さな社会にも関わらずなんという深遠さか。教師とは大変なものだと思わされる。それにしても映画的な演出がほとんど無い割に、映画として観させるこの作品はものすごい潜在力を持っている。まったくわざとらしくない。かといってドキュメンタリーほどナイーブな視点を持っているわけでもなく、ただありのままを写しているように見えるが、なにかねらいがあるのだろう。[DVD(字幕)] 8点(2011-09-20 22:53:28) 3. 8 1/2 「意外と面白くなかった」。単純に映像そのものにあまり魅力を感じませんでした。フェリーニは自分には合わないのかもしれません。監督業をフィーチャーした映画ではアメリカの夜が圧勝です。極端にエンタメ化したNINEの発想はすごいなーと思いました。[DVD(字幕)] 4点(2010-11-06 17:58:13) 4. パラノイドパーク 映像の美しさは言うまでもなく、時間軸を操ってストーリーを収束させていく手法は相変わらず見事です。しかしこの映画の主眼はそこではなく、主人公の空虚さです。「エレファント」でも同じことを感じましたが、たいてい死んだ魚のような目をしています。そこに降りかかる重大な事件、というのが共通する構造だと思います。そこをよく考えると、ガス・ヴァン・サントが意図したことが分かる…ような分からないような(笑) とりあえず「このような事件は起こっているであろうし、また常に起こりうるだろう」と感じさせる何かがあります。起伏の無さはいつものことなので、考えないことにします。けっこう好きだなぁ。[DVD(字幕)] 6点(2009-10-11 11:08:32)《改行有》 5. バーン・アフター・リーディング コーエンく兄弟のコメディとは肌が合いません。「レディ・キラーズ」のほうがまだ良かったくらい。全然面白くない。ブラピのコミカルな動きは面白かったけど。 「あーこの女優はファーゴに出てたなー」とか関係ないことばかり考えてしまいました。[映画館(字幕)] 4点(2009-06-25 00:35:26)《改行有》 6. パリところどころ 《ネタバレ》 「北駅」の迫力はすごい。最後の作品もミュートになってからの展開が上手い。ラスト少年がパリの街に一人立っているのはシビれました。 あとはゴダールなんかもすごく上手いですよね。でも一番「らしい」のは最初の「サン=ドニ」かな。正にフランス映画っぽいフランス映画ですね。 でもダントツは北駅です。 この世代のフランス映画の魅力が存分に味わえるオムニバスで、ヌーベルバーグに興味を持っている人には最初にこれを勧めようと思いました。[DVD(字幕)] 9点(2008-12-20 23:37:09)《改行有》 7. パリ、テキサス 演出の妙。あとは監督の不思議な才能。砂漠でさまようシーンで始まるのが良かった。次第に愛がほつれたりからまったりして、人間の愛と、その愛と共に生きることが繊細に表現されています。[DVD(字幕)] 9点(2008-04-08 01:59:25) 8. バリー・リンドン 映像の美しさへの執着心はやはりすごいと思いました。今の時代に撮影してもこれほど美しくは撮れないでしょう。 そして最後のセリフ。壮大な叙事詩とそれが一瞬にして自分の背景になる感覚。なんなんだ、一体。[DVD(字幕)] 10点(2007-09-21 20:44:43)《改行有》 9. パリ、ジュテーム パリの町並みを楽しみつつ観る映画です。一つ一つの話は本当に短く、正直覚えていないのもありますが、そうそうたるメンバーが出演していて楽しいです。 印象に残ったのはじいさんとばあさんが離婚の話をするのとか、奥さんが病気になる話、パントマイマーのやつは本気で笑いこらえました。あと最後のパリが大好きなおばあさんの話も良かったです。 休日かなんかにパリを思いながらゆったりと観ると、とても楽しめると思います。[映画館(字幕)] 8点(2007-07-29 23:05:26)《改行有》
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