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プロフィール |
コメント数 |
375 |
性別 |
男性 |
ホームページ |
https://camuson.exblog.jp/ |
自己紹介 |
自分のブログに映画や本の感想文を書き溜めておりましたが、読まれることが絶無のため、こちらに出張しております。 もし興味がありましたら、弊過疎ブログにもお越しください。 |
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1. ひまわり(1970)
《ネタバレ》 序盤は、いいおっさんとおばさんが海岸で抱き合ったりして、どうしたものかなと思ったのですが、32歳という年齢を聞いて、意外と若い設定だったことに、麒麟淡麗グリーンラベル吹きました。日本人の感覚だとそれでも年齢を考えろとなりますが・・・でも、後半の渋い演技に照準を合わせた結果、仕方なかったんだなと納得しました。個人的には、ロシア戦線に送られた男が、九死に一生を得て本当にラッキーだなという思いが強く、他にいくらでもあったであろう悲しい別離と相対化されて、まったく悲しい気持ちにならなかったんですよね。戦争とはあまり関係なしに、男と女の出会いや運命の儚さや切なさに、ジンときました。蛇足:テーマ曲(ひまわり「愛のテーマ」)に聞き覚えがあるなと思い、真っ先に市川崑の金田一シリーズが思い浮かんだのですが、「愛のバラード」と混同したようです。[DVD(字幕)] 6点(2023-05-24 19:34:36)
2. ビフォア・ザ・レイン
《ネタバレ》 オムニバス3部構成。第1部は、海を背にした僻地に建てられた修道院を舞台にした話。第2部は、うってかわって、都会で写真誌の編集者として働くキャリアウーマンの話に。不意に襲う暴力の暴発しか共通点がないなと思ってたところ、第3部で、すべての話がつながるような構成です。イニャリトゥの「アモーレス・ペロス」に構成や雰囲気が似てるような気がしますが、本作の方が全然古いので、この手の作品としては先駆けだったのかも知れません。第3部でうまくつながって、なるほどと思う反面、第1部で目の色変えて少女を追っかけていたのに対して、第3部でいとも簡単に逃がしているなど違和感も残ります。日常の中の非日常をさりげなく切り出していると思うのですが、全体的に詰めが弱いというか。人の死が、印象に残ると言うより、逆に受け手を不感症にしてしまうようなところがあります。不意に訪れる理不尽な死のリアリティはあるのでしょうが、感情の方が追いつかず、あまり残らない感じです。[DVD(字幕)] 5点(2023-02-25 17:48:14)
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