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プロフィール |
コメント数 |
1047 |
性別 |
男性 |
年齢 |
30歳 |
自己紹介 |
とにかくアクションものが一番
感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます
備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません 10点…大傑作・特に好き 9点…好き・傑作 8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く |
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1. ピクニック(1936)
《ネタバレ》 ジャン・ルノワールはこの「ピクニック」が初めてだった。これは俺が一番好きなルノワール作品。ルノワールは「ゲームの規則」や「大いなる幻影」よりもこういう小品の方がメチャクチャ面白い。
とても優しく切ない映画だが、ルノワール特有の水、水、水の描写が最も際立った映画だと思う。40分の短い時間にとても楽しく、とてつもなく悲しい恋の話が描かれていく。
短編映画の魅力が何なのかというと、時間に追われるスリル、時間と格闘するような緊張を味わえるところ。
それは中篇の犯罪映画「十字路の夜」における高密度のスリルにも言える。
この映画は川の流れの美しさで癒されるが、同時に許されぬ想いに身を焦がす男女の愛をサスペンスフルに描いている部分もある。「大いなる幻影」で銃に狙われる一瞬の緊張よりも、男女が一線を超えてしまう一瞬の方が緊張する。
緩やかな流れる川は、結ばれない男女を冷めた眼で見守る傍観者(監督のルノワール自身)でもあるようだ。
皆さんもポイ捨てだけは絶対しないように。物も女性も。
この映画では傍観者の川も、「南部の人」や「スワンプウォーター」では容赦なく人々に牙を向ける。
この作品の後に「ゲームの規則」とかを見るのがいつも楽しみです。[DVD(字幕)] 9点(2015-04-24 09:29:19)(良:1票) 《改行有》
2. 一人オーケストラ
《ネタバレ》 後にバスター・キートンが「既席百人芸(一人百役)」でオマージュ&より進化させたギャグを披露した事でも知られる作品。
サイレント映画が誕生した当時は当然音楽は出ないが、音を視覚によって観客に伝えようとするメリエスの趣向(「音楽狂」とか)。
並べられた7つのイス、一人ずつ分身して別々の楽器まで用意してしまう分身たち。演奏が終わると、真ん中に座るメリエスに向かって分身は戻っていき、イスも中央で一つに“戻る”。
終盤でバックに出た巨大な扇は何だったんだろうか。あれの中央にイスが消えていく感じだったけど・・・。[DVD(字幕)] 8点(2014-12-21 22:52:59)《改行有》
3. ひまわり(1970)
《ネタバレ》 「自転車泥棒」は余り好きになれなかったが、この映画は素晴らしい恋愛映画だった。あの「ひまわり」は卑怯だ。
戦争によって引き裂かれてしまった男女二人。多くの苦難を経て、再会した果てには・・・悲しすぎる。二つのうちどちらか一つの幸せしか望めないとは・・・戦争の残酷さがよく描かれていた。
まったく「ウンベルト・D」といい、デ・シーカは卑怯者だぜ(涙腺的な意味で)。[DVD(字幕)] 9点(2014-06-13 20:41:00)《改行有》
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