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1. フラッド
モーガン・フリーマンが公開当時に『自分が役者として駆け出しの頃は悪役ばかりやっていた、だから悪役の演技が特に上手くなったよ、役者にとって悪役には悪役の魅力があるんだよ』と言っていたのを思い出しました。ただ確かに昔は悪役のスペシャリストだったかもしれないけど『ドライビング・ミス・デイジー』や『ショーシャンクの空に』以降はモーガン・フリーマンを見ると良い人のイメージがぬぐい切れません、優れた演技力以上に俳優にとってイメージはとても大事なんだなと改めて実感しました。この映画の主人公を演じたクリスチャン・スレーターだって幅広いジャンルをこなせる優れた演技力を持ちながら個性というか華というものが不足していたのか、もう一回り大きく成長出来なかった気がします。『トゥルー・ロマンス』しかり、『ブロークン・アロー』しかり、作品としては観ればソコソコ面白いんだけどね。[地上波(吹替)] 5点(2006-11-02 22:49:45)
2. ブラック・ドッグ
個人的に1997年の『ブレーキ・ダウン』とほぼ同時期だったという印象がありますね。如何にもアメリカが作った映画って感じです、『激突』『ヒッチャー』『ロードキラー』これらの映画同様、道幅が広く呆れるほど長い直線道路がなければ成立しませんからね。主要のキャスト4人が地味というか、渋すぎです(笑)、パトリック・スウェイジ、ミート・ローフ、スティーブン・トボロウスキー、チャールズ・S・ダットン、いぶし銀?、いや、いぶした銅って感じでしょうか。
[地上波(吹替)] 5点(2006-08-24 22:01:52)《改行有》
3. フィフス・エレメント
何度か観ていると思いますがテレビ放映があったので久し振りに観ました。『世界を救う!!』という台詞がポンポン出てくる割には緊張感ゼロでお気軽な映画なんですよね、まあこのお気軽さがこの映画のウリなのでしょうが。印象に残るのはイカみたいなオペラ歌手とミラのカンフーだけですね、何度観ても。[地上波(吹替)] 5点(2006-05-15 00:10:17)
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