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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン! 《ネタバレ》 俺たちスーパーポリスメン!という副題は日本の配給会社がポリスアカデミーなんかを連想させたくてつけたのかもしれないが、まったくこの作品にふさわしいとは思えず、ポリスアカデミーだってそれなりに面白いと思ってる私でも、この副題じゃ、このサイトでの検索に引っ掛かってこなかったら、たぶん一生見なかっただろうと思うと、いつものことながら配給会社のバカっぷりが心底頭にくる。見どころがあまりにありすぎて一言二言に集約できないが、特筆すべきはこの映画に集まったスタッフ、キャストの多彩さ。製作総指揮は女性で、何と「リトル・ダンサー」を製作した人だそうな。キャストも何かで見たなーという人が多いのだけど名優揃いなのでにわかにはわからず、DVDの特典映像とこのサイトでの改めての検索で「なーるほど」となった次第。ケイト・ブランシェットのカメオ出演(というにはかなり長くしゃべってるし映ってる!)も楽しいし、主人公を演じたサイモン・ペグは脚本も参加してるというんだから、すごいや。ちなみにこの人や署長役のジム・ブロードベント(「アイリス」のご主人役でアカデミー賞とった人ね)をIMDbで検索してたら、本作の後も、面白そうな映画に出演してるのに、日本では公開になってる様子がない。ほかのレビュワーさんのコメントを読んでると本作についても上映運動が起きて初めて公開になったかとうかがえますが、もっとイギリス映画を日本で公開しろー!!と叫びたくなります。[DVD(字幕)] 9点(2011-07-31 10:10:46) 2. ホテル・スプレンディッド 「シックス・センス」でトニ―・コレットっていいなあ、と思い、本作にも期待してしまったのが失敗だったかも。暗くて眠たかった。[ビデオ(字幕)] 5点(2004-02-01 11:50:50) 3. ポンヌフの恋人 2回見たけれど、私にとってはいまだよくわからない映画の1つ。かといって6点じゃあんまりだから一応7点にしておきますが、何か点数をつけることを拒否されてるような気がする作品の1つです。私は何と評していいのかわからないのでありますが、友人(偶然同じ頃に「道」を見直し、似た感想を持っていてお互いにびっくりしたこともあるその人です)はこの映画に心酔しているのです。どのくらいのほれぶりかというと、BSはついているもののWOWWOWは未加入のためザーザーのあの画面でもこの作品は見たいとスイッチをいれ、全時間、見切った、というからすごいじゃありませんか。ザーザーの画面でも、ほとんどすべてをそらんじている彼女にはどの場面かわかって、泣けたんだって (そんなに好きならビデオを買えばいいじゃん、というツッコミはこの際なしにしてね)。ここまで書いてしまうと、個人のプライバシーの漏洩かなあ・・。でも1つの映画をそこまで愛しきれる人がいる、そこまで愛されてる映画なんだ・・と知って私は心底びっくりしたんで、やっぱりふれずにはいられなかったのです。私、愛に関してはきっとおこちゃまなので、この愛の深さがわからないのかもしれないなあ、と思う次第です(←最近の口ぐせ)。 7点(2004-01-05 17:18:57)《改行有》 4. 冒険者たち(1967) 一言で言うのは難しいと思うけど、あえてまとめるなら、良質なセンチメンタル、かな? 初めて見たとき、ラストにショックを受けました。大人になって何十年かぶりに見たときにも色あせなかったので、ホッ・・。完璧に1つの世界が創造されているので、合わない人は合わないだろうけど、まとにかく最後までは見てちょうよ。話はそれからだわ・・。ところで、ジョアンナ・シムカス、ああいい女優だったよなー、あれやらこれやらと出演作を思い出していたら、このサイトでのこれまでの登録は何と本作だけ!? いやはや・・・。後に黒人俳優の草分け、かつ知性派俳優としても名高いシドニー・ポワチエの奥様となり、映画界から去っていったような印象があったのだけど、今はどうしていらっしゃることかしら・・・。 8点(2003-09-13 17:03:54)
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