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プロフィール
コメント数 914
性別 女性
ホームページ http://ameblo.jp/cluttered-talk/
自己紹介 After shutting down my former blog, I'm writing some boring stories at new site. Anyone who's interested in, come along if you'd like to.

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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  ポエトリー、セックス 《ネタバレ》 ストレートの一般人は、まず女どうしの同性愛を見せられると軽くショックを受けてそのことで頭が一杯になっちゃいますよね。もうそのことばっか考えて、映画の内容を冷静にジャッジできなくなります。レズビアンは映像作品にあんまりちゃんと出てこないから、見る機会が少ないため、慣れていないからです(なんであんまり出てこないかっていうと、それはこの作品の意図とも関係あるので後で言います)。 しかし、そんなことで目を眩まされてはいけないのだ。 主人公のジルが「男」だったと仮定してみてください。 なんのことはありません。元デカのアウトロー探偵が、捜査上の関係者とデキてしまったが相手に疑惑を持ち始め、結局そんなことだったんじゃん…というこのあらすじに、どーゆー新味があるでしょうか。ゼロ。 つまりこの話は、ジルが男性でさえあったならば最も使い古された私立探偵サスペンスの王道なわけで、それ以上でもそれ以下でもないのだ。 なんだ、大した話じゃないじゃんか。そうです。 「詩」を小道具として使ったことで、もったいぶった話にしたつもりでいますが、考えてみてください。ミッキーが死んだ理由は、インテリ夫婦と3Pで変態プレイをしたらやりすぎちゃったから、という、文学や教養と程遠い理由ではないですか。「詩」とか関係ないよね全然。 この作品は、レズビアンでなければいけない理由はなにひとつなくて、「いつもあんたたちが見ている探偵サスペンスをレズにしてみたわよ、どう、新鮮でしょ」ということなんですよ。 そしてその理由は、これまでレズビアンを扱ったマトモな映像がほとんど作られてこなかったことへの「アンチ」なのです。なぜ作られてこなかったかというと、作り手はほとんど「ストレートかゲイの男」だったから+男性の観客に好まれない(除くポルノ)からです。もっと言えば、「レズビアンの男役(つまりタチ)」というものは、「ストレートの男の分け前(女性という資源)を奪う存在」として憎まれているからです。 サマンサ・ラングはこのことに対してアンチの声を響かせたかったのです。その意気は理解できるが、あまりにもストーリー自体がバカバカしいので、凝った編集や演出でもどうにもならないシロモノになったことだった。[地上波(字幕)] 6点(2010-08-17 18:40:39)《改行有》

2.  ポルノグラフィックな関係 《ネタバレ》 まずこの作品がエントリーしていたことに驚きました。 フランス語でしっとりと描かれる大人の男女関係です。 子供もいて離婚経験のある40代女性が人肌恋しさに大胆な広告を出します。 ここでアメリカなら逆手に取って脅迫されるか、ホテルの一室で惨死体で発見されるのが普通です。 でも、全然そうはならない。 現れた男性はごく優しい普通の人でした。そんなアホな。 男性はヘンタイでもなく犯罪者でもなく、金目当てに脅迫もしてきません。そんなアホな。 ああ~私はFOXドラマの見過ぎなんでしょうか。 インタビューで女性側がいろいろウソをついていることとその理由を想像してみることや、別離後の二人が外見を変えていることも、面白いですね。あのころの自分を早く忘れたい。もう、あの人と会っていたときの自分ではない。もしもどこかで偶然会ったなら、気がつかれないか、「見違えた」と思わせたい。「あの後の相手の人生には、きっと色々な出来事が起こっていたのだな」と思わせたい…。 結局のところ、男性の意気地なしが原因で別れてしまうのですが、長所は短所でもあるのですね~。 「優しい人」は「優柔不断」でもある、と。 そうでなければ、とっくに他の女が目をつけて妻か恋人がいるにきまってます。 秀逸なラストでした。きっと誰にでも経験がありそう。街角で見かけた元恋人を、黙ってやりすごす…。なんてせつないんでしょう。そんな時の相手は、かっこよく華やいで見えるものです。 女性の年齢をかなり高めに設定したことでリアリティが出ましたし、ヨーロッパの知らない俳優が演じていることも見る側にとっては条件が良いと思います。 ひとついえば、インタビュアーはどういうシチュエーションで質問にこぎつけたのかという疑問が残るが、こういう大人のロマンスをもっと作ってもらいたいものだ。 多くの大人に鑑賞後のせつない気持ちをぜひ味わって欲しいですね。[地上波(字幕)] 9点(2010-06-15 17:10:56)《改行有》

3.  ぼくのバラ色の人生 《ネタバレ》 画面がカラフルでとてもかわいいです。幸せな気分になりそうな配色です。 でもそれは目くらまし。これはすごく巧みな脚本です。唸らされる。 この予定調和の無さ加減といったら、爽快です。期待を裏切り続ける展開は見事。 始めは息子可愛さに大目に見ていた母親のほうが、退学後は手のひらを返したように冷たくなるとか、会社をクビになった父親のほうが妙におおらかになったりだとか。 ここに描かれているのは「子供だから許される」ということのないむき出しの世間です。日本やアメリカでは有りえないでしょう。 そして親たちの態度がとても奇妙だと思いました。ここの親は、ちょっと見にはフランス人らしく子供も一人前扱いして主義主張を尊重しているのかのように見えますが、実は全然まともに子供を相手にしていません。子供のすることはひたすら受け流しているみたい。カウンセラーもそうです。 リュドの奇異な言動に対して、「ああもう」とかいう「個人的な反応」をするだけで、フォローというものが全然ないですね。やりっぱなし、という感じ。 フランスではこれが普通なんでしょうかね。それとも意図的なものでしょうか。 ラストはグズグズになってしまい、残念です。大人になったリュドの近況で終わればよかったのではないでしょうか。完全なニューハーフとして生きる「彼女」の。 ともあれなかなか面白く見られます。リュド役の子のふてぶてしさには苦笑しますが、だから「虐待」というふうに見えないのかもしれません。隠れた良作です。[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-03-15 17:15:24)《改行有》

4.  ボーン・アルティメイタム 《ネタバレ》 前作でめまいや頭痛を引き起こしてくれた「手ブレたグリーングラス」が3部作のしめくくりまで担当してしまったことは誠に残念(個人的に)。 しかし私は「アイデンティティー」のジェイソン・ボーンのファンなので、その最終作を見届けるべく手ブレに耐えて見てみる。 やー、「1」の独特の情感、ゾクゾクするようなボーンの狩りシーン、そういったものがすべて、すーべて帳消しにされている(れっきとしたシリーズものなのにさあ)。私が「1」で良いと思ったところがすべて切り捨てられているところ、ある意味「すごい」です。 そしてまた、悪い奴はいかにも「悪者です」というように、正義の味方はいかにもそのようなキャラに、「はっきりと」描き分けているところ、あまりにもすごいです。これでいいんだろうか。 要するに、全体のトーンは「勧善懲悪」になってしまっている…「1」のボーンはそのように描かれていたかしら?そもそもボーンというのは「人殺し」を職業としていたわけで。それが「記憶を取り戻したから」といって「急に善玉になる」というのはどうなのさ。あまりにも稚拙な脚本で、マトモにどうこう言う気が失せますね~。 つまり、「手ブレたグリーングラス」は、ジェイソン・ボーンというヒットシリーズを利用して豊富な資金を投入した思いどおりのアクションシーンが撮りたかっただけではないのでしょうか。 実際、カーアクション以外の場面は「24」からの借り物ぽかったり、トルコでの追っかけシーンはコマ切れすぎて何がなんだか分からずはっきりいってつまらないし、ドラマパートになるといきなり「昼メロ」調になってしまい、アレンとかスタイルズとか演技のできる役者がせっかくいるのになんの情感もないお粗末さが全開。私に言わせれば、グリーングラスは「カーアク職人」で終わる程度の人だと思う。それをあんまり持ち上げてはいけないと思います。 私は手ブレたカーアクなんてちっともいいとは思えなかったけど、中には「スゲー」と思う人もいたっていいし、「ギリ」で撮ってる感じはなんとなく伝わるが、カーアクしか取り得の無い人が監督をしてはいけない。しかも、私のジェイソン・ボーンを使ってまで…。 「1」のことを思うとこんなお粗末なことで終わってしまって本当に残念。手ブレ撲滅。合掌。[DVD(字幕)] 5点(2008-11-28 14:39:36)《改行有》

5.  ぼくを葬る(おくる) 《ネタバレ》 「死ぬまでにしたい10のこと」男性バージョン。しかもゲイだ。 治療を拒否するところ、体に悪いことばっかしてみるところ、誰にも打ち明けないところ。 ロマンは祖母だけには告白するけどね。ここが男の弱さとでもいうのかしら。 思うに「映画」だからなのだろうか、「10のこと」にしても、この作品にしても、ガンに侵された人を描くにキレイすぎる。 時折思い出したようにゲロを吐いてみたりする。が、普段は勝手にいろんなところにお出かけしたりしている。 こんなものではない。身内をガンで失った人はご存知だろうが、ガンは体を破壊してゆくのだから。美しかった肉体も、あんまり美しくなかった肉体も、平等に壊してゆくのだから。 2作品とも、徹底的に「病院」を拒否するあたり、どう解釈していいのか。「若いのだから闘って欲しい」というしごくもっともな医師の言葉を無視する彼ら。若くなくても「闘っている」他の患者をバカにしているようにも見える。 べつに人に迷惑をかけるわけでもないので、好きにしてもらっていいけれど、「ガン」にかかった人をあんまり美しく描くのはやめてもらいたい。病気とは、(とくにガンの場合は)壊れていくことであり、醜く汚く苦しいのがあたりまえ。「そんな醜いことは、ぼくの美意識が許さないんだな」とか言ってロマンくんはこんなことしてるわけだけど。フツーの人は、望みが5%でも3%でも「家族のためにも」治療を受けて死んでいく。そしてまた、治療を施す医師のほうだって、職業とはいえ他人のために「面倒くさい」ことを責任もってやってくれるのだ。「治療は結構です」と言ってくれれば何もしなくてすんでこんなにラクなことはないのに、やっかいごとを抱え込んでくれるのだ。「手をつくした」かどうかということのみが、家族の「納得」の有無につながるのだ。私とて、父が最後まで手厚い治療を受けたと思えるからこそ、誰のことも恨む気にならない。医療は家族をこの境地まで連れてくるために存在する。 「どうせ効かないから無駄。」とかいっているロマンくんには、理解できないだろう。 「またラストは砂浜かよ」オゾンくんは「みなさん、さようなら」に触発されたのか知らないが、今回はあまり感心しない。テデスキさんをまた出してくるあたりも、あんまりお気に入りの役者ばっかり使ってると「舞台」くさい気がしてくる。ジャンヌ・モローは迫力勝ち。[DVD(字幕)] 5点(2006-11-03 14:39:52)(良:1票) 《改行有》

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