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プロフィール |
コメント数 |
565 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
三度の飯より映画好きです。どうぞよろしく。 ※匿名性ゆえの傲慢さに気を付けながらも、思った事、感じた事を率直に書いていますので、レビューによって矛盾が生じていたり、無知による残念な勘違いや独善的で訳分らん事を書いているかもしれませんが、大きな心でお許し下され。 ※管理人様、お世話になっております。 ※レビュワーの皆様、楽しく読ませて頂いております。
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1. 密告(1943)
《ネタバレ》 現在でも十分に通用するような入り組んだ物語はサスペンスとして一級ですが、そういうのに限って活字媒体での方が断然面白いという事が往々にしてあります。しかし本作は、全編にわたって流れている怪しい雰囲気であるとか、主人公の疲れ切った様であるとか、クセのある登場人物たちであるとか、犯人をミスリードするような演出であるとかが実に巧みです。
(完全ネタバレなので注意)犯人が分かった後、振り返って見てみれば、あの剃刀が初登場した時の印象深いショットがちゃんと伏線になっていたのですね。私などはお金をせびってきた小さな眼鏡の女の子まで疑ってしまう始末でした。何せああいう状況でのあのボール遊びなどは神経を逆なでし、とても不穏な心持ちにさせるものです。[DVD(字幕)] 8点(2009-03-27 18:14:37)《改行有》
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