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1. 息子の部屋
鑑賞のタイミングが相前後してしまいましたが、ほぼ「イン・ザ・ベッドルーム」と同じ作り。息子を亡くした家族の悲しみと喪失感、そして自責の念と共に頭をもたげてしまう伴侶への非難。神父が宣う運命論も空虚なら、「あの時こうしていたら…」と考えるのも空虚。私は、手紙の女の子に彼氏がいたからこそ、そして旅をしていたからこそ家族は癒されたんだと思う。家族と同じように悲しんでるだけの子だったら、ただ悲しみに追い打ちをかけるだけ。確かに心の隙間は絶対に埋められない。それでも前に進まなきゃいけないんです、6点献上。6点(2002-07-25 19:16:54)
2. ムッシュ・カステラの恋
ジャック・ニコルソン似のカステラ社長本人と周りの人達の恋物語。人は皆、劣等感に嘖まれながら生きている。時として、その劣等感が目を曇らし誤解を生んでいくこともある。この映画は、(男女関係に限らず)お互いにとって第一印象はとても重要であるということと同時に、人は見かけによらないということを様々なエピソードで描いていきます。確かにエスプリの利いた洒落た映画だとは思いますが、私的にはちょっとあっさりしすぎで物足りませんでした(笑いも少なめ)。申し訳ありませんが、5点献上。5点(2002-05-29 19:56:42)(良:1票)
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