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1. 柔らかい肌
《ネタバレ》 ギャフンッ!・・観てるこちらの予想を裏切って、「FIN」の出る絶妙なタイミングの見事さよ(笑)。 なんて男に甘く、女に不幸な結末なんですかコレ、監督(怒)
まぁいいわ。これほどダンナさんたちのビクつき度、ちょちょ舞い度を見せてくれる作品もそうないかもしれないし(笑)。
私が常日頃から持っている疑問=「なぜ夫たちは妻をあんなに怖がるのか??」がちょっとわかったような作品でありました。監督、靴フェチ脚フェチですねぇ(笑)。主人公に「スカートの方がいい」と言わせておいて、パンツ姿のドルレアックのヒップをググーッと映し、そしてそのあと、、というシーン、最高です。あくまでも’愛人’を美しくけなげで魅力的な存在に撮ろう、としているのがバレバレで可愛いくもあります(笑)。
でも女性から見たらここの奥さんの方がいい女なんだけどなぁ、、(あの部屋の仕切り板、下ろされるだけでも怖いか。笑)
空港でのいかにも夫婦らしいタイミングのキス(「まぼろし」のドライヴ(←!)インでも同様。)シーンもなぜか良いです。(空港は不思議。出張する夫を送って行く時「ひょっとして私、ほんまはパパを結構好きかも。」と一瞬思わせる何かがある。しかしそのあと訪れるルンルン←!な数日に、あれは錯覚だったと気づくのである。FIN)
そんなことはどうでもいいか、、とにかく本作は観てる者の性別、日頃の行いに関係なく、ハラハラでき、心地良く、あるある感覚でせつなく酔えますので大好きです(笑)。
[DVD(字幕)] 8点(2007-02-23 03:25:54)《改行有》
2. 焼け石に水
タイトル通り、オジサマが憎らしいほど最後まで優位に立っていました。仏映画に出てくる典型的なタイプの4人、奇妙な愛の関係が哀しくもあるのですが、重い場面に流れるオルゴール風∩幼稚園学芸会向きのメロディーや、サンバのおかしな踊りで、こっけいな感じもいたしました。やらしくも男性2人の服と壁色を揃えるなど、いかにも60~70'S、コートの使い方も楽しめます。リュディヴィーヌ・サニエのバストの若さならではの綺麗さには思わずニッコリ、「8人~」ではレスリー・キャロン風でしたが、ここではトレーシー・ハイドみたいな髪型で可愛いです(おばさんはフツウ、に弱い)。アンナ・トムソンは、ソレっぽくて、優しくて、参りました。 仏映画嫌いな人には肩に石がのせられる感じを持つでしょうからオススメはちょっと…です。7点(2004-01-04 17:41:34)
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