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プロフィール |
コメント数 |
901 |
性別 |
男性 |
年齢 |
42歳 |
自己紹介 |
最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。 前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり 新しい映画ライフが充実しています。
昔ほど数はこなせませんが 趣味と生活のバランスをうまく保ちながら なるべくたくさんの映画を観て、 なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。 |
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1. ユナイテッド93
《ネタバレ》 当事者でもないオレが言うのもどこかおこがましく感じますが、これを観て改めて911の悲惨さを噛みしめることが出来ました・・・。
ワールドトレードセンターに衝突した機の種類までは知らず、途中までUnited 93機はWTCに突っ込むのかと思っていましたが、これは唯一乗客の抵抗のおかげでハイジャックによる自爆テロを逃れた機だったんですね。それでも無事助かった人は皆無で・・・。テロにはならなかったですが、何ともやるせない映画でした。
この映画の中で、なんとも印象的というかものすごい皮肉だなと思ったのは、ハイジャックしたUnited 93をWTCに突っ込ませようとする男たち、そしてそれに対し必死に抗おうとする人間、死を覚悟する人間・・・。全ての人が別々の方向を向いているのに、彼らは全く同時に、全く同じように、神に祈りをささげていました。それを見た瞬間、無神論者のオレの頭には「何のために宗教とか神の存在はあるんだろう」という疑問が浮かびました。冷めざめと言わせてもらえば、結局は心の拠りどころなんだろうなと、現実的にはどうしようもないことにぶち当たった時のための。でもそういった宗教的動機から自爆テロをする人達が出てくる、そこがものすごく不思議でした。個人的にはそこまで芯から信じられるものがあることは羨ましいとすら思いますが、やはりその行動には賛同しかねます。命のありがたさを語ってくれる宗教を動機に命が奪われる・・・なんでしょうねこの矛盾。自爆テロをする人はそういったことは考えないのでしょうか、それとも何かオレのような日々能天気に生きてる人間には想像もつかないような考えがあり、そういうことをやるんでしょうか。わかりません・・・。ハイジャックされた当時の機内の様子を描いてくれたのはとても興味深かったですし、知れてよかったと思いますが、同時に彼らをそこまでさせる心理的描写などを描いた映画などが出てくれたらもっと関心を持って観られると思います。
重い映画だ・・・。
[DVD(字幕)] 9点(2008-05-14 00:16:42)(良:1票) 《改行有》
2. U-571
《ネタバレ》 潜水艦モノ、オレはこれが初体験です。
さて感想ですが、オレはこの映画のストーリー、どうも好きになれない。同じように戦争モノとして「戦場のピアニスト」を見てるからだと思う。あの映画は見る人に対してユダヤ人差別の非道さを見せてくれたけど、このU-571は全く正反対だったと思う。戦時中は全く普通の事だったと思うんだが、敵の暗号機を奪うために相手の艦の乗組員を襲って殺したりしている人達がいる。そしてこの人達を中心にこの映画は構成されている。さも彼らは素晴らしいことをしているかのように。しかも最後のエンディングロールでも、何年何月にドイツ軍から暗号機を奪取などという描写をいれてまるでヒーロー扱いだったのが許せない。殺して殺されてって時代だったのはわかるけど何もそれを美談のように映画にしなくても、と少々憤るものがありました。まあ潜水艦モノとしての視点だけで見るならば、潜水艦が深度200メートルで止まらず沈みつづけていったあたりの場の緊張感はよく伝わりました。2点(2004-03-10 10:53:02)《改行有》
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