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1. ポワゾン
映像は南国の雰囲気が良く出ていて良い。A・バンデラスは愛に溺れる男を演じて
適役だった。問題はヒロインのA・ジョリーでこの映画の彼女はどう見ても一瞬で
男に全てを忘れさせる美女には見えない。ジョリーは個性美あふれる女性ではあるが
だれが見ても納得する普遍的な美女では無く、この役を演じるには無理が有る。
又、ラストはいかにも取って付けた様でいただけない。6点(2004-06-16 11:18:25)《改行有》
2. ミニミニ大作戦(2003)
邦題は最低、素晴らしいキャストとテンポの良い演出で見せる快作である。
後から考えれば都合の良すぎるところは多々あるが見ている時は気にならない。
この映画のキャスティングは最高で同じキャスト是非part2を作って欲しい位だ。
紅一点のシャーリズ・セロンはもっともおいしい役であったが魅力万全・余裕綽々に
この役をこなしており大したものである。
ただシャーリズが映画の前半(メンバーと落ち合う場面迄)はスレンダーなのに
中盤(屋敷を偵察する場面、レストランの場面)では若干太っていて印象が
かなり異なるのは気になった。
8点(2004-06-15 16:16:45)《改行有》
3. ファム・ファタール(2002)
《ネタバレ》 あれだけ引っ張っておいて夢落ちというのはやりすぎの感があるが映画としては
なかなか面白い。特にいろいろなところに出てくる夢落ちの布石(時計の時刻等)
など一回見ただけでは解り難い点があり二回見るとより楽しめる。
出演者ではヒロインのレベッカ・ローミンのプロポーションは驚異的でとても
同じ人間とは思えない凄さがある。特に白いコートにスカーフとサングラスで
出かける場面等惚れ惚れする美しさがある。ただこの人は容貌が若干ごつくて
エレガントさや気品と言う面ではやや問題有りなのが残念。
バンデラスは特に彼である必要も無い役に感じた。ヒロインの強盗仲間の黒人
がチープで映画の雰囲気を壊している、もっと良い役者を使うべきだった。
映像が凝っており音楽も官能的でレベッカ・ローミンのスーパーボディを
鑑賞しながらゆったり楽しむ映画だ。
6点(2004-06-14 16:18:19)《改行有》
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