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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 919
性別 女性
ブログのURL //www.jtnews.jp/blog/20084/
ホームページ http://tiaratiara.exblog.jp/
年齢 70歳
自己紹介 前からありましたっけ?[この方のレビューを非表示にする]とカスタマイズできる機能。最近ですよね? 知らないうちに進化し続けてますね、このサイト。また来ようと思います。

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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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41.  猫が行方不明 猫が見つかるシーンが好きです。この映画に出てくるおばあちゃまたちが好きです。この映画の音楽が好きです(オープニング、特にかっこよかったですねえ!)。オシャレで冷たい都会というイメージのあったパリを舞台にした、人間的なふれあいのささやかなドラマにしみじみとしましたが、現実にはSTING大好きさんも書いておられましたが、昨年の熱波で孤独に亡くなられたお年寄りたちが大勢いらしたわけですよね。監督は、もっとこんな町であったらいいなという思いもこめて、この映画を描いたのかも。昨日、知り合ったばかりの若い女性が「夫とはケンカばかり。ゲイの友だち、女友達とは楽しいときを過ごせるのに」と言うので、「この映画、知ってる?」と聞いたら、「ううん」と。でもぜひ見たいわ、と言ってました。私は近所のビデオ屋になかったためツタ○の100円デーで借りたのですが、その日、在庫の4本のうち3本は既に借りられていて、最後の1本でした。JTNEWSのお仲間が借りて行ったのかなあ・・なんて思わず想像をたくましくしてしまいました。8点(2004-01-25 19:25:22)

42.  禁じられた遊び(1952) 《ネタバレ》 ナナ・ムスクーリのアルバムを聴いていたら、この主題曲も入っていて、これがなかなかよく、本作のことも久々に思い出しました。初めて観たのはまだ小学生のときでした。冒頭の空襲のシーン、ラストの駅頭での別れのシーンは、子ども心にも衝撃でした。大人になってから見直したとき、「禁じられた」「遊び」がどういうものだったのか改めて認識し、とても不思議な感覚にとらわれました。「え? 遊びってこのことだったの?」。映画は、子どもたちが死を理解できないことを、それが自然だとも、戦争の被害でこうなのだとも、わかったふうに解説はしていません。混沌としています。子どもがときに残酷な一面を持っていることも、戦争が知らず知らずのうちに人の心を麻痺させることがあるのも、私たちは漠然とですが、知っています。どこまでが子どもの無邪気さで、どこまでが戦争被害なのかなどと、答えなんか出さなくてよいのでしょうね。ポーレットという少女は本当はスクリーン上にしか生きていない存在だけれど、確かにあそこにいたし、今でも圧倒的なリアリティで私の心の中に残っています。みんながラストに衝撃を受けたのは、あの子がこれから迎えるに違いないもっと残酷な運命を思ってのこと。だけどそこは描かずに、重たい感動を与えた、あの描き方はやはり見事だったと思います。8点(2004-01-19 23:41:26)(良:1票)

43.  扉の影に誰かいる 夫婦だったチャールズ・ブロンソンとジル・アイアランド(ブロンソンより確か先に亡くなってしまった、かわいい女優さん)、そしてトニ・パキの共演。タイトルからわかる通りの、サスペンスものですが、同じくブロンソン主演で大ヒットした「雨の訪問者」などと似た路線かと思うと、これはそうではありません。「サイコ」風味がちょっと交じり合ってました。内容にあまりそぐわないタイトルだったような気がします。細部はよく覚えていませんが、トニ・パキとジルのほうが夫婦役で、ブロンソンが記憶喪失者、という配役がなかなかオツだったと思います。かなりハラハラしたので、7点にしておきます。7点(2004-01-14 10:20:08)

44.  死んでもいい(1962) ギリシャの誇る名女優、メリナ・メルクーリ主演で、(たしか)パートナーだったジュールス・ダッシン製作・脚色・監督による、ギリシャ神話に題材をとった作品。王妃と義理の息子の悲劇的恋路の神話「フェードラ」(だったはず)を現代に置き換えて脚色してました。息子役を、かつて私のアイドルだったアンソニー・パーキンスが演じたので、高校生の頃(なんで30年以上前よーん)TVで見ました。メリナ様のお顔がちょっと怖かったこと、元がギリシャ神話ということからか、様式美のような変わった美術だった(ようなうっすらとした記憶)こと、クルマで疾走して死へと向かっていく、思いつめたトニー様のお顔、これくらいしか覚えてません。面白かったかなあ・・ごめんなさい。おもしろーい!と興奮した記憶はないです。トニーが出てればいいや、だったので。つまんないなー、と思った覚えもないので、この点数です。メリナは後に文化相か何かなさったくらいの、ギリシャの名士だった方。アテネオリンピック近くなったらギリシャ・ブームか何か起きて、メリナ様の名前も少しは思い起こされるかな? 何となくそんな気もしてまいりますなあ・・。6点(2004-01-14 09:01:11)(良:1票)

45.  ああ結婚 ソフィア・ローレンが、元娼婦。マストロヤンニが、浮気癖のおさまらない伊達男。子育ても仕事もすべて女に甘えきってるのに、結婚しようとしない男に業を煮やして、女は仮病を使い、そして・・やれやれやっぱりおさまるところに最初からおさまればこんな大騒ぎしなくてすんだのにね、女が一歩上手だったね、クスクス。という、イタリア風に結婚を描いたコメディ、ではあるのですが、そこまで笑えなかった。似た路線で言えば、「昨日・今日・明日」のほうがもっと面白かった。今の感覚で見ると、「なぜ男はそこまで結婚しない?」「なぜ女はそこまで結婚にこだわる?」というのが、よくわからない。「ひまわり」で二人の名演にほれた方は、本作はパスしておいたほうがいいかもしれません。 二人が出てるなら何でも見ておきたい、という人にはマアマアお勧め。よく話には聞く、イタリアのナンパ男と、肝っ玉カアチャンの人情喜劇、イタリア風「夫婦善哉」という感じかな。[地上波(吹替)] 6点(2004-01-10 23:47:51)《改行有》

46.  ふたりの女 《ネタバレ》 ソフィア・ローレンが、名作「ひまわり」(70年)と同じく、ヴィットリオ・デ・シーカ監督と組んだ、60年製作の反戦映画。戦時下の、母と娘がたどる運命を描いた、やりきれない、悲しい映画です。ソフィア・ローレンが、母。今回の相手役は、マストロヤンニではなく、 ゴダール作品の常連、ジャン・ポール・ベルモンドです。彼は今ではそういう特定の監督の作品のイメージが色濃いかもしれませんが、けっこう多彩な監督、共演者と仕事をしていました。本作でも、なかなかのハート・ハンサムを演じていた記憶です。二人がたどった運命は実に悲惨で、「ひまわり」以上に苛酷な描き方でしたが、「ひまわり」が音楽に華麗に彩られた作品であることに不満がある方には、本作をぜひお勧めいたします。男は殺され、女は陵辱される・・。戦争を端的に象徴しています。きれいごとは一つもありません。美しい反戦映画からはうかがいしれないものが、ここにはあります。でも、忘れてならないのは、現実はこの映画以上に悲惨だということです。最近の映画作家がつくる戦争物は、私たちの日常から戦争の実感が薄れているのに比例して、絵空事ばかり。そんな中、つらくても目をそむけずにこういう映画も、観てみてほしいものです。ソフィア・ローレンは、本作と、「ひまわり」の出演の経験が、エットーレ・スコラ監督と組んだ「特別な一日」(77年)の、静かですが確かな演技で反戦を伝える名演へと結びついていったような気がします。 7点(2004-01-10 22:50:01)(良:1票) 《改行有》

47.  野性の夜に 同じシチュエーションで主人公が女性だったら、おそらくこういう行動はとらないでしょう。こういう女性がいないとは限らないけど、映画の主人公にはなりえないでしょう。[ビデオ(字幕)] 4点(2004-01-07 23:31:53)

48.  ポンヌフの恋人 2回見たけれど、私にとってはいまだよくわからない映画の1つ。かといって6点じゃあんまりだから一応7点にしておきますが、何か点数をつけることを拒否されてるような気がする作品の1つです。私は何と評していいのかわからないのでありますが、友人(偶然同じ頃に「道」を見直し、似た感想を持っていてお互いにびっくりしたこともあるその人です)はこの映画に心酔しているのです。どのくらいのほれぶりかというと、BSはついているもののWOWWOWは未加入のためザーザーのあの画面でもこの作品は見たいとスイッチをいれ、全時間、見切った、というからすごいじゃありませんか。ザーザーの画面でも、ほとんどすべてをそらんじている彼女にはどの場面かわかって、泣けたんだって (そんなに好きならビデオを買えばいいじゃん、というツッコミはこの際なしにしてね)。ここまで書いてしまうと、個人のプライバシーの漏洩かなあ・・。でも1つの映画をそこまで愛しきれる人がいる、そこまで愛されてる映画なんだ・・と知って私は心底びっくりしたんで、やっぱりふれずにはいられなかったのです。私、愛に関してはきっとおこちゃまなので、この愛の深さがわからないのかもしれないなあ、と思う次第です(←最近の口ぐせ)。 7点(2004-01-05 17:18:57)《改行有》

49.  キャリア・ガールズ 悪くはないんですが、ジャケット写真から、ちょっと期待しすぎちゃったかも。こういうイギリスの若者たちの雰囲気って、ほかの映画よりきっとリアルなんだろうなあと思うのですが、苦手に感じてしまいました。同じリー監督作品では、中年女性を描いた「秘密と嘘」のほうがよかったです。6点(2004-01-05 13:35:18)

50.  秘密と嘘 何だかふつうの映画とずいぶん雰囲気が違うという記憶があったのですが、あるサイトに「いわゆる脚本はなく、簡素なメモを元に、俳優たちとの長期リハーサルで作られた」とあり、納得しました。 舞台などではよく使われる「口だて」という手法に近かったのでしょう。 だからこそのリアリティーだったのかも。 子宮内膜症?と思われる女性がお腹にカイロのようなものをあてがって苦しんでいるさまも、ほんとにリアルだったので、もしかしたらあの女優さん自身の実体験だった可能性もあるかも、と思います。 そのだんなさん役(主人公の弟)のティモシー・スポールという役者さん、私は名前こそ覚えていませんでしたが、とっても好きだなあと思っていました。何と「ラスト・サムライ」に出ていましたね。 ブレンダ・ブレッシンもかなりユニークな女優。日本で言うと藤田弓子さんみたいな感じかな。 目が印象的な黒人女優、マリアンヌ・ジャン・バチストは、TV女優出身で作曲もこなすミュージシャンとか。なーるほど、という感じ。才人なのね。 とはいえ一人として有名な役者さんは出ていませんでしたが、すごく味のあるキャスティングでした。 ストーリーは、1エピソードこそ「えっ!?」と驚く仕掛けが用意されていますが、描かれているのは単調な日常。そういうストーリーが好きかどうかが、評価の分かれ目ではないかしら。見ている間、息苦しさを感じないわけではありませんでしたが、娘の聡明さと弟の優しさ、最後のシーンに救われた気がします。8点(2004-01-05 13:05:29)《改行有》

51.  死刑台のエレベーター(1958) 《ネタバレ》 格調高き、元祖・オバカ映画。恥ずかしながら、つい最近初めて見ました。昔ほんのチラッとTVで見かけたときの印象と、あまりに有名なマイルスのテーマ音楽から、こむずかしい話だと思い込んでたので。BSで放送されることを知り、なぜかふと「食わず嫌いはよくないよね~」と見始めたら、「あはははは、おかしい、この映画」とびっくり。ストーリーの発端からしてアホだし(ふつうロープ忘れる?あのシチュエーションで。ありえないことを描くのが映画でしょ、と思ってる私でさえ、口あんぐり。)、全編、アホのオンパレード。やっぱりこんな昔にこんなヘンテコリン(ほめコトバです)な映画を作って喝采を送ってたフランス人て、私たちとはエライ違いだわ。スティール写真やタイトルからは想像できない映画、という点が惜しいですね。こういうの大好きな人が、確実に見落とし(いい例が私)、文芸ものなんかが好きな人が見て、腹立ててる可能性が高いと思うなぁ。とにかく私のようなオバカ映画好きには、出てくる人たちがみんなオバカで(いや刑事は違ったけど。あーそういや、高校の頃、某俳優と名前を間違えて、「リノ・バンチュラ、好き」と言って友だちにびっくりされたっけ。すぐに自分のミスに気づいたけど、当の俳優の名が思い出せず、笑ってごまかしちゃった・・)うれしいし、それと、冷たい雰囲気の美男子、モーリス・ロネがいいわー。今見るとジュード・ロウはロネに似てますね。だから「リプリー」にキャスティングされたのかな(これってもしかしたら有名な話?)。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2004-01-04 12:26:45)(良:2票) 《改行有》

52.  バンディッツ(1997) このジャンルだったら、もっとチャーミングなフィルムを見たい。[映画館(字幕)] 5点(2003-12-30 00:21:47)

53.  勝手にしやがれ 30年以上見直してないので、中身はきれいさっぱり忘れているが、ベルモンドの、特にラストでの「カッコ悪いんだけどカッコいい」、奇妙な魅力は覚えている。ダラダラとつまらない、現代と比べたらはるかに刺激の乏しい我が日常の中で、これは衝撃だったわけです。「カッコわる・イイ」という価値観じたいがもうすでに既成のものになってしまった現代の若者が見て、「マジに面白い」と思ったら、それはかえって変かもしれませんな。相当ムリしてんじゃないの?と 私も思ってしまいます(でもそれはあくまで「観る側」の問題。監督や作品の価値を左右するものではありません)。ところで原題を初めて知って、「え? スフレの何とか、という意味? Boutて点じゃなかったっけ、違ったっけ? もし合っていたら、スフレの点て何よ」と思ったら、そうではなくて、これ一つで成句で「息切れ」とかっていう意味なんですってね、直訳だと。ネット時代になってほんと便利だけど、「勝手にしやがれ」と「息切れ」じゃ、かなり印象にも違いを与えるんじゃないかしら。点がつけにくいなあ。ま、仕方ないからふつうに7点ということで。あ、平均も7点なんだ。(見直したら、またレビューを書き直します。これについてはほかのゴダール作品よりはわかりやすかった記憶があるのですが、今見たらどうなんでしょ~???) 7点(2003-12-23 16:35:20)

54.  赤ちゃんに乾杯! 冒頭のゆりかごか何かの映像が、とても美しくて印象的でした。全体に、アメリカ版である「スリーメン&ベビー」ほどマンガチックではなかったような気がします。こっちのほうがやはり本物?と思いますが、見た人は圧倒的に少ないでしょうね。残念。役者になじみがないから、見てもアメリカ版のほうに親近感を持ってしまうかもしれませんが。ところで、数ヶ月前に、セロー監督が本作の続編を発表したという記事を何かで見たのですが、まだ日本上映の話は聞かないですね。赤ちゃんの20年後?のパパたちやママとの関係を描いているらしいんですけど。 7点(2003-12-21 00:08:06)《改行有》

55.  イル・ポスティーノ もっと詩人との交流だけに話を絞ってもらったら、私にも感動は得られたのではないかと思います。残念。[ビデオ(字幕)] 4点(2003-12-20 11:28:30)

56.  Mr.レディMr.マダム こ、このページの、この異常さは何なんでしょう?(笑) 「○○が好き」(変更前のレビューへの投票かとは思いますが)という書き込みだけで(笑:2票)のきのこ様、急にオネエ言葉になっているなるせ様、いつもの理論派をかなぐりすててるSTING大好き様、フシギすぎます~。でも、今テレビでかかっている「北の国から」の再放送をBGMにこれを書いてる私も、かなり異常(しかも場面は蛍ちゃんの結婚式という、チョ~クライマックス!不謹慎、ごめん。)ほんとうに、偶然は残酷だわ~(←これじゃ、つなげたことにならないって!?)。いや、私も少しはマジメになろう。ほんとに本作はなるせ様がおっしゃるように「上質のコメディ」で、STING大好き様がおっしゃっているように手ばなしで「ホントに面白い」といえる映画です。つけ加えたいのは、彼=ウーゴ・トニャッティの伊達男ぶりと、この彼を愛するカノジョ=ミシェル・セローの愛の深さ、その表現のいじらしさ、かな。そこがアメリカのリメイク版とは、大きく違う点です。色っぽさも、さすがフランス+イタリア映画。 7点(2003-12-18 23:04:01)

57.  私生活 本作は、スキャンダラスな女優だったブリジット・バルドー自身を最も投影した作品、と言われていますね。 当時、フランス国内の映画賞もとったとか。 そもそも昔のこの人は、かわいくてセクシーでほっとけないキャラで、マリリン・モンローと双璧の人気だったと言っても過言ではないが、モンローが死によって伝説の人になったのと比べ、動物愛護でヒステリックに叫ぶオバチャンになってしまって、おそらくかつてのファンも離れ、すっかり過去の人になってしまったんでしょう。ザンネン。 でもそれで映画愛好者にも忘れられていってしまうのは、積年の末端ファンは少しさびしい。 本作は、たまたまスターになってしまいマスコミ攻勢につぶされていく、無邪気でコケティッシュな女の子がたどる運命ってことで、BBのかわいさ以外にさして見るところはないかもしれないのですが、ラストシーンのうまさ、きれいさ、残酷さが、なぜか私の脳裏に鮮やかに残っています。7点(2003-12-18 12:39:04)《改行有》

58.  昨日・今日・明日 私と同世代で、雑誌「スクリーン」など読んでいた人にはよく知られていたことですが、ソフィア・ローレンは不妊に長いこと悩んで、妊婦姿に大きな憧れを持ち(「映画の中だけでも・・」・・と言ったかどうかは定かではありませんが、そんなエピソードも雑誌に出ていた記憶あり)、そんなきっかけがあっての第一話だったようです。当時の観客は(女性だけ?、あるいは私の個人的感情?かもしれませんが)、そんな境遇にありつつこういうコメディをかっとばす彼女に、偉大さを見出していたように思います。その後お子さんを一人もうけられ、その方ももうさぞや大人になっておられることと思いますが。 7点(2003-12-09 11:47:33)

59.  大盗賊(1961) ごめんなさい。「大海賊」と同様、「すっごくおもしろかったー」ということしか覚えてません。ただなぜか、クラウディア・カルディナーレが最後のほうのシーンで、からだを張って恋人のジャン・ポール・ベルモンドを助けるシーンがあったと思うのですが、ストーリーの詳細よりも、そのシーンのクラウディアのボンキュッパのナイスバディーばかりやたらと覚えています。(実は私はオバチャンではなく、オヤジだったか!?)7点(2003-12-08 10:27:40)

60.  天使の詩 《ネタバレ》 私が中1か中2のとき(記憶がよみがえってきました・・確か中1が終わった春休みだったような気が・・)にロードショーで見た本作を、クロエ☆さんのお母様は私と同じ年頃に、でもTVの深夜放送でご覧になったわけですね。きっと公開から何年かは経って以降のことですよね。^_^; お母様とさえ世代ギャップがあるとは・・ちとショック! までもそれはさておき。昔、なぜか私の周囲で流行った記憶のあるこの映画。その頃の十代向けの(特に女の子向け)雑誌でキャンペーンしたのではなかったかなあ、と。悲劇の主人公役の少年が繊細な美しさを持っていて、編集者たちがそこに目をつけたんじゃなかろうかと思います。昔の少女マンガの「お目々キラキラ少年」の系譜という感じ。しかし本作は実は子どもや若者向けではない、大人が見るべき映画ではないかと思います。母親をなくした悲しみに耐えながら、父親が病弱な弟ばかりを心配する様子にも耐え、それどころか自分も弟を一生懸命かばおうとする。でもそんな気丈さの裏でこの長男が激しい孤独につらい思いをしていることに気づかない父親。そのコミュニケーションギャップが、ちゃんとしたディテールをもって語られていた・・たった一度、40年近くも前に見た映画ですけど、場の空気、緊張感は、覚えています。でも、終盤の悲劇的展開は、本当にいたたまれない。最近はどの国の映画もある意味で似通ってきてしまっていて、ここまで救いのないストーリーは、作られなくなっていると思います。それがいいことなのかどうなのか。とにかく最近の「どこかには救いがある」ストーリーになれきってしまっている私たちにとり、衝撃の展開であることは確か。原作のタイトルも「誤解」らしいですね。イタリア版タイトルももしかしたらそうなのでは? 私はイタリア語の素養はまったくないけど、「Incompreso」というらしいですよ。公開当時の日本では「誤解」というタイトルじゃヒットしなかったかもしれないけれど、少年のガラス細工のような繊細さを描いた本作に、死を美化するようなこの邦題をつけるとは、よく考えると怒りさえ覚えます。 7点(2003-12-07 22:49:19)

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