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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
61. デリカテッセン 《ネタバレ》 ファンタジーというのもSFというのもちょっと違う、あえて言うならおとぎ話。単純な勧善懲悪。すっかり癒されてしまった。こういうノスタルジックな色使いは好き。また、発想がとてもユニーク。次にどうなるのか予想がない。特に感心したのは床が抜けて上と下でやりあうところ。あんな構図を思いつくなんてすごい。キャラクターも冴えてます。そして何よりギャグがツボにはまった。10点(2004-03-18 13:54:02) 62. TAXi そのまえにタクシーなのか?と。彼女がかわいいのがうらやましい。濃いキャラクターが多くて楽しい。カーアクションはいまいちかも。6点(2004-03-12 20:33:32) 63. 太陽がいっぱい やっぱりフランス映画ってだるいっすね(偏見)。なんでこんなによくできたストーリーでここまでだるくしてしまうのか理解できない。もうちょっと面白くしろよと思うんだがね。まぁ妖しい雰囲気はよく出てるけど。しかしだるさを差し引いてもまだまだ面白いというタフな映画。6点(2004-03-12 20:22:52) 64. ターミネーター2 やっぱりなんといってもT1000のインパクト。普通の理屈が通用しない人(?)って怖い。また無表情でいい味出してる。当時としては斬新で面白かった。しかし、今回は前回より味方が頼れるので怖さだけの絶対比較なら負けてるかも。まぁそれでも、ストーリーがよく練られているのでアクション以外も楽しめた。リンダ・ハミルトンと、エドワード・ファーロングが親子には見えない。ジョンはお父さんに似たのだろう。実際、これでターミネーターは完結したと思うのだが、3ができちゃって微妙な気持ち。6点(2004-03-12 19:47:39) 65. ロゼッタ 画面揺れでちょっと気持ち悪くなった。ロゼッタは馬鹿だからやることが単純でワンパターン。憐れみの気持ちしか湧かない。展開が早いので、だるだるの映画ではないけど。4点(2004-03-10 04:38:15) 66. ジャンヌ・ダルク(1999) 《ネタバレ》 ジャンヌダルクを独りのひ弱な人間として描いているが、個人的なイメージとだいぶ違ってて面食らった。まぁそれでもミラジョボビッチのハスキーな叫び声は魅力的。彼女に惚れた。きっとジャンヌはA型。後半の精神世界はちょっともどかしい。6点(2004-02-21 10:33:08) 67. 奇人たちの晩餐会 笑ったけど、なんとなく疲れた。まぁ色々と計算された脚本は立派。でも、もう少し勢いが欲しかったなぁ。こういう閉鎖された空間での演劇調の作品はあんまり好きじゃないんだよなぁ。5点(2004-02-21 10:09:44)(良:1票) 68. セントラル・ステーション こんな仕事があるなんて、日本じゃ想像もできない。しかも手紙捨ててよく客が逃げないもんだ。まぁこの婆さんもこの子供も想像もできない思考回路を持ってはるようで、理屈の通じない相手と話してるときの気分でしたわ。あまり楽しくなかった。3点(2004-02-19 19:41:36) 69. 1900年 きつい。登場人物に魅力が感じられない。動物を殺すシーンを誇らしげに入れてるのが腹立つ。など、不満な点が多いが、確かに時間の長さは感じさせない。(とはいってもさすがに疲れたが。)ドナルドサザーランドは馬鹿役がよく似合う。2点(2004-02-16 21:36:28) 70. イグジステンズ 変な設定なのでストーリーがごちゃごちゃするのは仕方ないが、それにしても面白くない。全くの新感覚ってわけでもなく、なんでもありの世界で好きなようにやるということの難しさを感じる。バイオポートのエロさのみが印象深く残った。4点(2004-02-16 17:10:01) 71. スパイ・ゲーム(2001) 記憶力というか集中力を要する映画かも。ちょっとぼやぼやしてるとすぐに話が分からなくなる。実際、一回観ただけでは理解できていない部分がたくさん残った。それに、地名やテロ組織や紛争関係の歴史の知識がある程度ないと何が起こってるのかさえ分からない部分も。あいにく自分は歴史に弱いので、ベトナム戦争以降どうなっていったのかさっぱり。ストーリーの半分も楽しめてないだろうな。4点(2004-02-15 17:21:55)(良:1票) 72. 死刑台のエレベーター(1958) 実際サスペンスとしての要素はそんなにたいしたこと無い。この映画を魅力的にしているのは、ストーリーよりもむしろ登場人物のキャラクターや、音楽や、演出の力が大きい。冒頭の電話から、すでに強烈なおフランスモードに突入。軽く(?)愛を語った後、マイルス・デイビスのトランペットが鳴り響く。こんなシーンにあまり違和感を感じないのはフランスぐらいだろう。日本人がこんなセリフ言ってもギャグにしかならない。ジャンヌ・モローの気だるい語りが良い。6点(2004-02-12 14:49:32) 73. 告発 何がそんなに面白いのかと聞かれてもはっきり説明できないけど、この映画に魅入ってしまった。暗くて重いストーリーそのものはあまり好きじゃないが、テーマがいいのかもしれない。不思議な魅力がある。6点(2004-01-21 20:26:22) 74. 気狂いピエロ いかにも即興で作った感じがとても面白い。主人公達の行動もその場しのぎで行き当たりばったり。そりゃそんなんじゃ生きてられない。でも、だからこそ疾走感が素晴らしい。ラストは衝(笑)撃です。6点(2003-12-18 08:53:18) 75. アンダーグラウンド(1995) 《ネタバレ》 しょっぱなの空襲のシーンが秀逸。関係のない民間人の恐怖、悲哀、絶望感を見事に表現していると思う。この作品は多少、というか、かなりわけが分からないけど、すごいエネルギーを持っていることは確かだ。ユーモアのセンスが違うと辛いけど・・・。 4点(2003-12-18 08:43:00) 76. アメリ ジュネ作品として観れば、新鮮で面白い。でも変にオシャレだのキュートだのと騒がれるとちょっと引いてしまう。知ったかぶりの悲しい性ですな。まぁサントラ買うほどはまったわけですけど。 6点(2003-12-18 08:41:12) 77. 勝手にしやがれ 《ネタバレ》 「つまり俺はアホだ」という名セリフ。つまり俺はアホで、都会が嫌いで、海が嫌いで、山が嫌いで、みんな嫌い。何一つとして気に入らないから勝手にしやがれ。実に豪快で気持ちのいい脚本だ。短いカットを繋げる手法もスタイリッシュだが、映画そのものは楽しいものではない。4点(2003-12-18 08:38:02) 78. オープン・ユア・アイズ バニラスカイを先に鑑賞。雰囲気がエキゾチックで素晴らしいのでむしろこっちのほうが出来がいいとは思うが、トムクルーズの存在感無しでは物足りなさを感じてしまった。ただオリジナルはこっちなので、バニラスカイに贈った賛辞の大半はこの映画に贈ったものになるんだけど。6点(2003-12-18 07:08:39) 79. 王妃マルゴ 宗教に対する嫌悪感からか、こういう作品は見下すような視点からしか観ることができない。これが史実だというのだから、ただただ空しさがつのる。イザベルアジャーニの美貌は認めるが、気高さは感じられない。3点(2003-12-09 17:47:26) 80. 穴(1960) 《ネタバレ》 音を使った緊張感とは素晴らしい発想すね。隠れているときに追跡者の足音が響くという演出はよくあるけど、その逆もなかなかいける。徐々に計画が成功に向かうワクワク感もたまらない。名作と言われてしかるべき作品。7点(2003-11-29 00:14:21)
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