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プロフィール
コメント数 894
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自己紹介 ハリウッドのブロックバスター映画からヨーロッパのアート映画まで何でも見ています。
「完璧な映画は存在しない」と考えているので、10点はまずないと思いますが、思い入れの強い映画ほど10点付けるかも。
映画の完成度より自分の嗜好で高得点を付けるタイプです。
目指せ1000本!

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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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121.  スズメバチ シチュエーションには惹かれる。 戦争映画さながらの絶望的な籠城戦で面白くないわけがない。 でも、やはりストーリーが弱すぎて、アッサリ終わってしまった。 雑なのは仕方ないにしても、それを吹き飛ばすくらい、もっと派手に撃ちまくってほしかった。[DVD(字幕)] 4点(2022-06-01 20:26:51)《改行有》

122.  麦の穂をゆらす風 《ネタバレ》 アイルランドの歴史を知らないとかなり厳しい。ドラマティックな展開もないまま淡々とシビアに、自由を勝ち取ることにどれだけの代償と犠牲を払うかをリアルに突き付ける。妥協するか、完全な独立のために戦うかで自ずと引き裂かれていく兄弟の悲劇すらも。イギリスのEU離脱によってアイルランド統一の可能性はあるが、その"続編"は見てみたい。[DVD(字幕)] 4点(2021-12-09 21:32:44)

123.  ベニスに死す 《ネタバレ》 テレビ放送のため、かなり削っていると思うが何てこともない。枯れたオッサンが有望な美少年に恋心を抱くだけの話。互いを意識しているのか、一方的なだけなのかニアミスしたまま映画は終わる。正に憧れで終わるあたりに、凡庸な芸術家のまま人生を終わっていく醜い中年と、手の届かない世界に漂う少年の美の対比が際立つ。上流社会の退廃的美学を被せて、これぞ芸術と名作らしく見せているようで底が浅く見えるのは、学の足りない自分がその境地に至っていないからか。ここまで徹底して、何も手に入れられなかった老いぼれが醜く描かれると長生きしたくない。[地上波(字幕)] 4点(2020-03-21 00:30:15)

124.  グリーン・ゾーン 《ネタバレ》 ポール・グリーングラスには二つの路線がある。ボーンシリーズに代表される臨場感あふれるアクション作品と、ジャーナリスト出身ならではの高い再現度を誇る実録作品だ。その両方を持ち合わせたのが『グリーン・ゾーン』で、マット・デイモンが主演なわけだから、セルフパロディの匂いが仄かに漂う。ただ、「イラクに大量破壊兵器はなかった」という今更な結論を映画にしても、ネタの鮮度としては致命的だろう。そして、双方の路線が上手く機能せず、その個性を相殺してしまう皮肉な事態で、張り詰められた空気がどうでもよくなるくらい中途半端な映画になってしまった。[映画館(字幕)] 4点(2018-10-22 20:06:03)

125.  シクロ 《ネタバレ》 昔から気になっていたが、実際見てみると、"見た"という現実が満たされただけだった。'90年代当時の高度経済成長真っ只中のホーチミンの闇社会を描いた本作はヴェネチア映画祭で最高賞に輝いた。では、どうして評価されたか? 闇社会に片足を踏み入れた少年と、既にその世界に染まった男の対比。少年の姉の一途な想いと、売春をさせて見て見ぬふりをしていた男の対比。3人が純粋さと残酷さの狭間に葛藤する様をひたすら映し出し、何を考えているか観客で補完してください、というフランス映画らしい作りではあるが、「それで?」という感じです。ただ、ジャンルは違えど、監督の純粋さが貫かれているのは分かったし、レディオヘッド好きなのも分かった。ラストの民謡を弾く子供たちの純粋さが、これからのベトナムを作り出す希望のように思えた。[インターネット(字幕)] 4点(2018-09-13 00:13:51)

126.  2046 《ネタバレ》 ウォン・カーウァイの集大成であり、『欲望の翼』『花様年華』に続く3部作の完結編でもあり、そして記念碑的迷作でもある。前2作にリンクする要素があるため、既に鑑賞していた自分はそれほど混乱しなかったが、ただ右往左往して結論を出せない主人公が己の苦悩に酔っているだけだった。前作でしっかり描いている以上、何らかの形で決着をつけて欲しかった。気負いすぎて、じっくりと煮込み続けた果てに取り返しのつかないものが出来てしまった感じが残る。ちなみに当時予告編でバンバンやっていた近未来SFとキムタク要素はほとんどない。[DVD(字幕)] 4点(2018-05-03 23:13:48)

127.  ネオン・デーモン 《ネタバレ》 完全にカルトムービー狙い。レフンの画の強度の高さは相変わらず流石だけど、中身のないストーリーを2時間近く見させられたら退屈で魅力も半減してしまう。いつもみたいに90分弱で描いていたら違っていたかもしれない。【美こそ全て】な世界なので、ヒロインを初めとする商売敵モデルもメイクアーティストも共感できないのは良いとしても、もっと良い撮り方があっただろうに。したたかなようでいて頭が悪いとしか言いようがない。美しい女の肉を喰らってでも頂点に立ちたい、美しい女の死体と交わりたいというグロテスクさ。人肉を取り込んでも拒否反応で死ぬ女もいれば、それでも目玉を口にする女もいる。その熾烈な世界で生きていく覚悟があるのかと問いかけているようだ。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2017-08-12 22:57:11)

128.  ハプニング 《ネタバレ》 シャマラン版『自殺サークル』といった趣。元ネタと比べれば演出は格調高く、天罰なら何でもありでそれまでだけど、ヘンテコなオチで締めるよりはマシに見えてしまう。この手の"スピリチュアル系自戒映画"は胡散臭い脅しみたいなものでどうも受け付けない。[DVD(字幕)] 4点(2017-08-02 22:59:06)

129.  フランティック 《ネタバレ》 異国でトラブルに巻き込まれる王道の惹かれる題材なのに、ポランスキーらしくない緩慢で平凡なサスペンス。雰囲気はよく出来ているのに意外性はなく、しかも奥さんは無事で運び屋の娘が取って付けたような最期なのが消化不良。事件の発端になった小道具が麻薬ではなく、核兵器の起爆装置というあたり、当時は冷戦だったということに時代を感じた。フランスとは無縁のバリバリのハリウッドスターであるハリソン・フォードのキャスティングがある意味新鮮で、アメリカに二度と足を踏み入れなかったポランスキーだからこそ撮れた映画かもしれないのに残念。[地上波(吹替)] 4点(2017-06-19 21:25:36)

130.  13/ザメッティ 《ネタバレ》 今でこそ"ジョージア"という国だが、この映画を見るまでは"グルジア"という国すら知らなかった。貧困にあえぐ移民の青年がロシアンルーレットに巻き込まれるまでの過程が退屈で幾度か眠りに落ちそうになった。そこを乗り切れば大分引き込まれるが、緊張感と荒削りなモノクロ映像の擦り合わせが足りず、ちょっと消化不良気味。不条理を一度乗りきった青年の死が無駄にならないことを祈りたい。大金が家族の手に渡り、死のゲームを警察に気付かせたのだから。[DVD(字幕)] 4点(2017-05-22 21:17:26)

131.  ディーパンの闘い 《ネタバレ》 これがパルムドールか・・・『預言者』に続き、フランスに押し寄せる難民問題に焦点を当てるも切り口が平凡。家族と偽りパリに渡った赤の他人三人が如何にして日々を生き抜いているのか、ニュースでは表面的に描かれているだけに関心はあった。しかし、こうも簡単に順調に生活が上手くいくのか疑わしい。二人の"夫妻"がくっついたり衝突するのは描かれていても、"娘"の描写が希薄でいつのまにか影が薄くなっていく始末。次第に積み重なっていく不穏と鬱屈が爆発するアクションのシークエンスは、主人公のみ見せて他はあまり映さないスタンスで、彼のPTSDを追体験させるつもりでも、直後に取ってつけたハッピーエンドのアンバランスさに違和感。イギリスに着いてめでたしとは限らないのに、主人公の妄想なのかひとときの安堵なのか狙っているの? パリ同時多発テロ、イギリスのEU離脱後では呑気にこんな映画は撮れないだろう。エンタメ寄りのオーディアールにしては詰めの甘さを感じる。[DVD(字幕)] 4点(2016-10-31 21:48:01)

132.  おとなのけんか 《ネタバレ》 原題の『Carnage』(大虐殺)も邦題の『おとなのけんか』も的を得たタイトルだなぁ。息子たちの喧嘩が原因なのに、論点がずれて次第に大層で大人気ない喧嘩になっていく・・・夫婦vs夫婦から男vs女に変わっていく展開にセンスあり。キャスティングもバッチリ。ただ、80分の割に長く感じ、笑えるかどうかは別として。しかし、大女優ウィンスレットにゲロを吐かせたポランスキーは凄い。それにニューヨークのアパートが舞台なのにパリのセットで撮影とのことで、アメリカに入国できない彼に国境線は関係ないのか。そこばかりに目が行ってしまった。結局、息子たちは既に仲直りで脱走したハムスターも健在ってところが皮肉に感じる。[DVD(字幕)] 4点(2016-04-15 22:06:08)

133.  クリムゾン・リバー 《ネタバレ》 ハリウッドとは違う、ヨーロッパらしい色彩感覚と映像美が雄大なアルプスを捉え、陰惨な猟奇殺人をも際立たせる。題材としては良いチョイスだろう。しかし、中盤の不要な格闘シーンからおかしな方向に変わっていき、荒唐無稽なアクションがサイコスリラーと溶け合わない闇鍋状態。次第には手垢付きまくった双子ネタを出してしまったときの脱力感といったら・・・せっかくだからのノリで、雪崩のスペクタクルもやらかし、平凡なサスペンスで終わった印象。まさに竜頭蛇尾。[DVD(字幕)] 4点(2015-09-06 15:42:27)

134.  エコール 《ネタバレ》 棺で壁に囲まれた閉鎖的な女学院に拉致され、リボンの色で学年分けされた少女達が生活している。性を意識しない、幼くも妖艶な匂いを漂わせる肢体が背徳感を際立たせる。男に買われた少女や手紙を通じて脱走する少女のエピソードを見ても、明るい未来ではないのは確かで、変態男の性欲の捌け口として搾取される少女の儚さを表現したかったのだろう。おフランスらしい独創的でミステリアスな世界観だが、むしろ少女達の顔の濃さが気になって、エロスや性的興奮を一切感じないどころか、ギャラリーの前でバレエを披露する場面では「もう好き勝手にやってくれ」と思った。溢れ出る噴水は、初潮や性衝動の比喩くらい分かるし、それを描いたところで「だから何?」としか思えない。どうやら自分は真性のロリコンではないようだ。つまり惹き付けられる世界観としてはまだ足りないということ。外の世界は一切描かなかった方がスマートだった。マリオン・コティニャールが出演していたのはちょっと衝撃。[DVD(字幕)] 4点(2015-02-18 21:26:32)

135.  ハンニバル・ライジング ハリウッドはネタ切れなのか、何でもかんでも前日談がお好きなようで。結局、レクター博士のエピソード0も作られることになり、原作者が脚本を担当するも、信者が描いたような盲信ぶりに若きレクター博士に奥行きが感じられない。人食いになった理由が殺された妹の復讐という、映画史に残る悪役の割にはあまりにもショボすぎて。何故、怪物になったかは触れずに見る人の想像の余地を残すからこそ、そのキャラクターは永遠に輝くと思います。どちらかといえば、ギャスパー・ウリエルの熱演を堪能するアイドル映画として見れば楽しめるかも。これが成長するとアンソニー・ホプキンスになるのか……どう転んでもイメージが結び付きませぬ。[DVD(字幕)] 4点(2014-12-20 22:07:24)

136.  CLIMAX クライマックス ギャスパー・ノエにしては肩透かし。内容がないのは当然としてももっと工夫した作りにして欲しい。過激というよりはただ撮っている感が強い。麻薬や集団心理の恐ろしさに新しい切り口もなく、序盤のダンスシーンのワンカットが良かっただけに残念感が強かった。[インターネット(字幕)] 3点(2022-01-31 23:25:50)

137.  WASABI フランス版予告編だと、異文化コメディとして宣伝されていて、広末の出番すらなかった。日本版予告編との強烈な落差がこの酷評なのだろう。『レオン』みたいなものを期待していたら、あまりの軽さと薄っぺらさにいろいろ文句も言いたくなるさ。もっとも、それを差し引いても軽い気持ちで見るにはこちらが置いていかれるばかりで、俳優・スタッフが楽しんでいるのだけは分かった映画。[DVD(字幕)] 3点(2016-07-05 22:22:58)

138.  雪の轍 《ネタバレ》 全員が悪人ではないのに、ふとした擦れ違いとプライドが話を拗らせ、何も解決しないまま現状維持で終わる。 アスガー・ファルハディ監督の愛憎劇を彷彿とさせるが、グイグイと引き込むような話術も詩情もなく、3時間強のほとんどを室内の鬱屈した対話で占めるため、淡々を通り越して睡魔で幾度か分けて観るはめに。3時間以上描くほどの密度もなく、理屈を捏ね繰り回す議論はただただ空疎でしかない。理想主義の妻と現実主義の夫がエゴとエゴの衝突を機に、互いに見えなかったものに気付くエピソードに答えがあるのだろう。カッパドキアの雄大な雪景色がつまらないことで諍いを起こす人間の小ささを際立たせているようだ。そんな深刻な事情も汲み取れない日本人観光客が愚かに見えた。それは、この映画の良さが分からない自分そのものか。[DVD(字幕)] 3点(2016-04-19 20:59:11)

139.  太陽(2005) 幻想的で寒々しい映像美が邦画にはない違和感を醸しており、昭和天皇の浮世離れっぷりを際立たせていた。しかし、デリケートな題材にずかずか踏み込んでいる割には、欧州の監督らしい、従来の昭和天皇像から抜け出せていなかったと思う。意図的に抒情性を排したせいもあるのか、単調で途中でウトウトしたのは言うまでもない。これでは"映画"ではなく、"演劇"である。自分には合わなかった。[DVD(字幕)] 3点(2015-09-11 18:50:08)

140.  キプールの記憶 ◆『フルメタル・ジャケット』以来の衝撃、というパッケージの煽り文句はあまりに誇張過ぎる。そういう意味で激しい戦闘シーンとは対極の地味さと泥臭さが逆にリアル。死臭漂う音楽が今でも終わらない不毛すぎる争いを体現していて、雑務に追われるような衛生兵の疲れ切った表情を際立たせている。◆確かにこの映画は「つまらない」。しかし、このやるせなさがハリウッドの戦争映画以上にやるせないからこそ意義がある。[ビデオ(字幕)] 3点(2015-09-06 15:37:09)

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