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【製作国 : フランス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 戦場のピアニスト 私を含め、戦場を生き延びて誰かに会いたいとか、もう一度ピアノが弾きたいとか、主人公にそういう「生きる目的」を期待してしまう人は大勢いるだろうけれど、彼からは全くそういったものを感じ取ることが出来なかった。極限の状況下ではもはや「生きること」そのものが目的であって、「死んだ方がマシ」という甘えた感覚はなくなるらしい。平和に生きてきた私にとってはまったくの未体験ゾーンなため感情移入もへったくれもなく、作品としては(将校とのやりとりを除けば)ドラマティックでも何でもないけれど、こんなふうに「考える時間」を与えてくれる映画というのは好きです。7点(2004-06-03 18:45:23) 2. 息子の部屋 《ネタバレ》 何か大きなものをなくしたとき、泣いている間は楽なもの。想いを涙にすることで、言いようのない喪失感から逃れることができるから。しかし人はそんなにしょっちゅう涙を流してもいられない。悔やんでも戻らないし、せめて立ち止まりたいと願っても押し流されるように「日常」が始まる。息子を近くに感じるために会いたいと願った「彼女」は少年と一緒にやって来た。彼女と少年を乗せて走る車。ジョバンニは、このドライブの終点が何を意味するかを感覚的に悟っていて、もう少し遠くまで、もう少し、もう少しと車を走らせる。やがて夜が明け、国境に至る。息子の死はもう「過去」。決して言葉にはしないけれど、彼らの諦めともとれるような笑顔に、人間の強さや美しさを感じました。非常にリアルで美しい作品です。9点(2004-05-19 00:11:59)(良:1票) 3. マルホランド・ドライブ 怒りと妬みに満ちたベティの目が忘れられない。上手く言えないけれど、時が経つほどに胸を締め付ける。よって7点→10点。10点(2004-05-17 21:48:13) 4. クリムゾン・リバー オープニングの死体(模型)に唖然。ここまでくると芸術だ・・・。途中までグイグイひっぱっておいてそりゃないだろう的なオチだったけど、ラスト以外はよかったので。6点(2004-01-25 13:02:07) 5. TAXi3 《ネタバレ》 見所はスタローンとペトラの妊娠のみ。[映画館(字幕)] 3点(2004-01-22 20:00:18) 6. TAXi2 前作よりグッと「くだらない」作品に仕上がっていると思う。それを良しとするかどうかは好みの問題で、私はあんまり...だった。でもそろそろダニエルとエミリアンに愛着がわいてきた。6点(2004-01-22 19:58:16)(良:1票) 7. TAXi 3部作のうちで一番シンプルでよろしい。プジョー欲しくなってきた。6点(2004-01-22 19:49:06) 8. レオン(1994) 好んで映画を観るきっかけとなった作品。初めてみたときはものすごい衝撃で、その頃は何度も何度も繰り返し観たものです。今観るとなぁんだ~って感じですけど、今でもあの曲を聴くと胸がきゅーっと締め付けられる。この映画がなければその他の名作を観なかったかも知れないなーと思うと、とても大切な作品。8点(2004-01-16 18:57:08) 9. キス・オブ・ザ・ドラゴン ジェット・リーがいかにかっこいいかを映画化したもの。突然消えたりして、アクションとしてもズルイ部分がありますが、それでもかっちょいい。7点(2004-01-11 18:19:02) 10. グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版 こんな男に惚れたら大変だ。8点(2004-01-10 18:09:10) 11. フィフス・エレメント SFもラブストーリーも苦手だけどこれだけは別。何も考えたくないときにオススメ7点(2004-01-10 18:05:02) 12. バイオハザード(2001) 超ハイテク施設と超ローテクゾンビが織りなす違和感がなんともクセになる。コンパクトですっきり☆6点(2004-01-10 17:46:44) 13. アザーズ タネは最初からなんとなくわかるんだけど、読めそうで読めない部分がおもしろい。怖かったけど、ドラマとしても良かった。 7点(2004-01-10 16:10:43) 14. ストレイト・ストーリー 北野映画を観ているようだ、と思った。ゆっくりと流れる、穏やかな時間。しかしその全編に漂う、ピリピリと乾いた空気。デビットリンチの作風を知って、なるほど納得。どちらも凶気と暴力を描いてきた人だったのですね。どんなに優しい顔をしていてもどこか恐ろしい、変装した殺人犯みたいな映画。10点(2004-01-09 21:53:03)
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