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1. 96時間
《ネタバレ》 普段はクライムアクションはほとんど見ないのですが、こちらのサイトで目に留まる96時間のタイトルが高得点が多かったので興味がわき見てみることにしました。
脚本の上手さというのでしょうか、最初のわずかなやり取りで主人公の境遇や人間像がわかるのは凄いなと思いました。
また娘がさらわれるシーンでの冷静な対処ぶりなどかなりしびれました。現場でプロファイリング、空港の釣り役の発見までは良かったのですが…、ここはきっちり犯人を捕まえて欲しかったです。
コールガールへの接触から娘の服を受け取った女性から情報を得る過程がわりとアバウトすぎというか確実性の低い方法に感じられ残念でした。ご都合主義が続きすぎかなと。ここでアマンダが見つかるかと思ったのですが、別の場所で自業自得というかある意味制裁を受けてましたね。
ソファーの隙間から足を撃ち倒れた相手をその姿勢のままさらに撃ち続けたりと容赦ないところなどなど、対人アクションはわりと良かったです。
カーアクションはワンカットが短くスピード感はあったのですが、なにしろ見づらく爽快感はそれほどなかったです。長まわしで見せて欲しかったですね。
それにしても電話に出た誘拐の実行犯もまさか本当に父親が助けに来るとは思わんかったろうな…。あと娘を買った金持ちも、あれ父親が買わせたようなものである意味とばっちりに近い気がします。
良いところが際立っているため余計に残念な部分が見えすぎたかなという作品でした。[DVD(字幕)] 6点(2013-06-21 23:34:03)(良:1票) 《改行有》
2. ターミネーター2/特別編
《ネタバレ》 1作目を好きな者としてはコンセプト自体がダメな作品。
近未来、機械が人間の手を離れ自我を持ち人間抹殺を始める。
そういう背景があるからこそ未来から来た人間を抹殺するためのマシーン、
ターミネーターの怖さがあるんだと思います。
でも頭(プログラム)をいじれば味方にできますよ、とやってしまうと、
機械の怖さが半減し、ターミネーターも所詮は道具、
人間の命令で動くロボットですよということになります。
T-1000のアイデアや派手になったアクションシーンなど、
見所はたくさんあり、1本の映画としては楽しめる作品だと思いますけど、
1作目の世界観や味を台無しにしてくれた作品と、少なくとも私はそう思ってます。
[DVD(字幕)] 3点(2010-07-12 01:18:01)(良:2票) 《改行有》
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