|
プロフィール |
コメント数 |
914 |
性別 |
女性 |
ホームページ |
http://ameblo.jp/cluttered-talk/ |
自己紹介 |
After shutting down my former blog, I'm writing some boring stories at new site. Anyone who's interested in, come along if you'd like to. |
|
1. 地球が凍りつく日
《ネタバレ》 明らかに巨匠カーペンター「遊星からの物体X」を意識した真似っこである。
低予算なことは別にいいのだが、無名でも目を引くような魅力的な俳優が1人も出てこないことと、脚本がダメなことと、CGが無茶であったために、見るも無残な「合掌」作になっている。ここまで非魅力的な俳優を集めるのも逆にすごいかもだ。リアリティ=個性の埋没なのではない。
声を大にして宣言したいのだが、資金が中途半端な場合はCGで怪物をマトモに出したら終わりなんである。「クロ-バーフィールド」と同じ間違いを犯している。
それからさあ、唯一のモテ女というのが、そばかすだらけで二段腹の年増女優というのは…許されない。これは、ナシでしょう。この女がモテまくるなんて、同性として認めるわけにはいかない。彼女のベッドシーン…そんなもの他人に見せないでくれ。
見る価値はほとんどなし。[CS・衛星(字幕)] 3点(2010-10-14 15:32:33)《改行有》
2. 陽のあたる場所から
《ネタバレ》 これはどう見ても女医さんはまともな精神状態じゃないですね。
だいたい己の意に反する他人とは、まともに会話すらしないという傲慢ぶり。
こんな人が精神科医でいいのかなあ。
コーラというのはイタリア人だけどフランス出身で、なぜか両親が居なくて祖父に育てられたというご都合な設定からすると、「私もいつも居場所が無いような気がして居心地が悪かったの」ということでしょう。
それでロアと接するうちに、ロアの中に「コーラの中でずっと泣いていた内なる子供」を発見し、ロアを治すことで自分を癒したい願望を満たしていた代償行為だったというところでしょう。
だから異常なまでにロアに執着する。ロアが消えたことで、自分の一部が無くなったかのような不安を感じた。
だけどもロアにはロアの人生があり、ときどき出奔するのも発狂するのも日常の一幕だった。
アイスランドに上陸してからの異常なまでに敵意むき出しなコーラの態度と、淡々と日常生活を営むロアを比べると、どっちがより病人だかわかりませんね。
コーラが本当に求めていたのは「私は居場所がなくていつも日陰にいたの。だから私を治して。私を癒して」ということだったんです。ラストの2人の日向ぼっこの時点でコーラはやっとそのことに気付く。実はロアのほうがコーラを心配していたこと、一緒に連れて行ってというのは、コーラが心配だからだったなのよね。
コーラという人物についてあまりにも説明がなく分かりづらいので、日向ぼっこの場面でじわじわと感動を呼ぶためには「本当は傷ついて歪んだ自己を抱えるコーラ」を表現する何かが欲しかったところだ。それがないので島でのコーラの傍若無人で不遜な言動が「フランスで大学を出ているという単なるエリート意識」とも受け取れてしまう。
淡々としたシンプルな演出には好感が持てるが、もう一歩迫力に欠ける惜しい作品だ。[DVD(字幕)] 6点(2006-10-17 21:22:09)《改行有》
3. 1.0【ワン・ポイント・オー】
《ネタバレ》 なんだか「マシニスト」感のある暗さ。「もの書き」が主人公の映画にも飽きたが、「暗い青年が暗い部屋に住む」のも「はやり」なんでしょうか。途中から「分かろう」という気がしなくなった。私の頭では「マシニスト」までが限界かな。「新種の広告大作戦」までしか分かりません。欲をいえば、バカバカしいくらい明るい住人を一人出したらもっと不気味さが出たかなと思う。[DVD(字幕)] 7点(2005-11-18 22:59:41)
|