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プロフィール |
コメント数 |
1446 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
初めてこちらのサイトに投稿させていただいたのが2004年の1月。間もなく15年目の節目を迎える事に。 何かきっかけだったのかなあ・・・と思い返してみると、モンゴメリー・クリフト&エリザベス・テイラー主演「愛情の花咲く樹」(1957)が、なんで作品登録されてないんだ!って義憤(?)に駆られ投稿を始めたことを思い出しました。 レビュー数、今日現在1337本。自分が投稿した作品のレビュー読み返してみると結構気恥ずかしいことをつらつらと、とりとめもなく書いてるなあと反省しきり。 でも「冷たい熱帯魚」(2点)と「パッセンジャーズ」(6点)「3時10分、決断の時」(8点)なんか我ながら良くこんな文章書けたなと感心。 これからも宜しゅうお願いいたします。 |
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1. 気狂いピエロ
《ネタバレ》 公開当時、反響がさぞかし物凄かったと思われる最先端ハイセンスを気取ったイキリナマイキ映画の決定版。令和の世に観てこのセンスがどうのこうのとは批評できないが、全く色褪せてないのはベルモント&アンナ・カリーナ嬢コンビの瑞々しさ。ベルモントがこっちを振り返って、観客に向かって台詞を吐くシーンが一番面白かった。ゴダール監督の昨年の訃報を聞いた際、当初は死因についての報道がなかった為、ああ、もうやる事やりたい事を映画製作でやり尽くして、生きる事にも興味が無くなってしまったんかなあ・・・と、勝手に自分は思ってしまいました。詳しい真偽は解りませんが。[DVD(字幕)] 7点(2023-08-09 08:27:23)
2. 昨日・今日・明日
最近ベネロペ・クロスの『ボルベール』を観てる時に、昔観たこの映画のソフィア・ローレンの事を思い出しました。あちらはスペインこちらはイタリアですが、女性の逞しいバイタリティはどこか共通するものが。決して『ひまわり』ではなく、この映画でのソフィアの方です。この時期の彼女はカラダのボリュームといい、演技的押し出しの強さといい、女優としても一人の女性としても正に全盛期だったんではないでしょうか?自分も全三話のオムニバスのうち、腹ボテナポリ女を堂々と演じた「昨日編」が一番のお気に入りです。「今日編」タクシーに乗った金満夫人の挿話は尺も短いし意味がよく???ちなみに派手顔ベネロペはポストソフィアとしてはまだちょっと線は細いけど、かなりの有望株。[ビデオ(吹替)] 7点(2007-07-08 11:45:04)
3. キングダム・オブ・ヘブン
《ネタバレ》 うーん・・・、何かスカッとしない映画だなあ。文句なしの金かかった大作だし、すさまじい人海戦術でリドリー・スコットらしい厚みのある映像なんだけど・・・。オーランド・ブルーム本格的主演第一作ってのが売りだけど、はっきり言ってこの大作、彼にはまだ荷が重すぎます。ジェレミー・アイアンズやエドワード・ノートンたちが脇を固めているけど、彼らにもこれと言って芝居のしどころがないし。ヒロインも中東圏の美人という事で選ばれたんだとは思うけど、パッとした華やかさに欠けてますね。主役も脇にも面白いキャラクターがいないから全体的に散漫な印象になっちゃってます。バカ王の末路も尻切れトンボ。奴を王にした時点でああいう結果になる事は予想出来た筈なのに。オーランド君の子分の坊主の人とかもっと活躍するのかと思ったんだけどなあ。このところ時代劇づいてるオーランド君、使い方が難しいです。見栄えはいいから第2ヒーローにならOKだと思うけど、ジョニー・デップみたいな芸達者がいると喰われ放題になっちゃうしねえ・・・。ここは次回作単独でロマンチック・コメディに挑戦してみたらどうでしょうか。[試写会(字幕)] 5点(2005-04-23 11:30:25)
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