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1. サスペリア(1977)
《ネタバレ》 いかにも70年代の映画という感じの大好きな映画です。これは幼少のころ偶然TVで観ました。こんなショッキングな映画を当時は普通に放映していたんですね。登場人物の怪しさ、不気味さが画面全体からにじみ出ています。スプラッター描写が話題ですが、私はむしろこの不気味さが一番の魅力だと思います。それは、赤や緑の照明、カーテンごしに聞こえるイビキ、こちらを黙って見つめる使用人等。魔女という話は日本にはなじみがありませんが、何となく新興宗教の怖さというものに似た感じがするのは私だけでしょうか。知らない間に仲間になってしまっていたというように。[地上波(吹替)] 9点(2014-11-09 14:43:52)
2. サンゲリア
《ネタバレ》 ゾンビ映画の亜流の中では文句なしにNo.1だと思います。監督のルチオ・フルチがゾンビは腐っていないとおかしい、というこだわりからか、ぐちゃぐちゃ感が半端ないです。島という限定された場所の話なので、サバイバル感が強く結構ドキドキします。ゾンビの動きが「ゾンビ」よりもスローですが、不気味な姿とじわじわ感がうまくマッチしており「怖い」という感覚が十分味わえます。[ビデオ(字幕)] 9点(2014-11-09 14:06:36)(良:1票)
3. サスペリアPART2
《ネタバレ》 「パート1より古い」「パート1とは関係ない話」ということは知っていました。それなりに面白かったのですが、謎解きを極めるには殺人動機・壁の中の絵などが消化不良だったと思います。また、殺人方法がエグイのですが、エグくする理由がよく分からないなどの難点もあります。人形のアイテムは確かに怖かったです。ただそのアイテムもいきなり出ていきなり退場するので「なんでこの場面で?」という疑問もあります。パート1が面白かったのは「客をとことん怖がらせる」というコンセプトを貫き通したある意味「極めていた」からではないでしょうか。ただ最初に言ったように題名こそ「サスペリア2」ですが、全く別の映画なので比べること自体意味がありませんが。[地上波(吹替)] 7点(2016-05-02 15:15:26)
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