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【製作国 : イタリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. 続・夕陽のガンマン/地獄の決斗 《ネタバレ》 やっぱり長いですよねぇ。序盤の人物紹介はなかなか面白かったのですが、1時間くらい経つと飽きてきました。砂漠の場面とか。「これはなくてもいいだろう」と思うシーンもけっこうありましたし。いや、別にあってもいいんですが、やっぱり飽きてくる。それもあってか全体的に演出がもったいぶったように思えてきて、クライマックスであるはずの三すくみも見ていてだれました。ドル三部作は前の2作が面白かっただけに残念です。 主人公3人の中で得をしているのは、やはりイーライ・ウォラック。バカでユーモラスな役を楽しく演じていて、ほとんど主役。この人に比べると、あとの2人は魅力に欠けてつまらない。こんなところもマイナスの要素でした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-09-22 21:18:57)(良:1票) 《改行有》 2. 続・荒野の用心棒 《ネタバレ》 「いつ面白くなるんだろう」と思って見ていたら、そのまま終わってしまった。機関銃は話の上で必要なのはわかりますが、やはりああいうのを出すとあまり面白くない。最後も期待を持たせておいてあっさり終わり。あまり盛り上がらなかった。なにより、主人公のジャンゴにあまり魅力を感じなかった。序盤であっさり女を助けるというのは、どうなのか……。邦題は、続編でないのはともかく、用心棒でもないのでは。合ってるのは「荒野」だけですね。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-06-14 10:56:56)(良:1票) 3. 続・さすらいの一匹狼 《ネタバレ》 本作の主人公、女性を助けたり、悪い奴にだまされたりして、映画としては善人に描こうとしているようなのですが、どうも完全に善人とも思えない。被害者的な役回りなのですが、あまり共感できないというか、主人公として少々弱いような気がします。こういう人物なら、もっとタフさがほしいのですが、ジュリアーノ・ジェンマのように甘いマスクではそこは期待できません。ジェンマには合っていないのでは。彼を助ける医者と保安官のコンビは面白かった。 あと本作で興味深かったのは、有力者に煽られて町の人間が主人公をリンチにかけようとするところ。これ、現代では「炎上」という呼び名で、ネット上でしばしば見かけます。この場合、有力者に煽られているわけではありませんが。要するに正義を行使したい、正義の側にいると思いたいという自己満足から、悪と思うものを集団で攻撃する。人間というものは昔から変わらないのだということを感じさせました。[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-03-26 19:45:21)《改行有》 4. 続・荒野の1ドル銀貨 邦題は「続」となっていますが、『荒野の1ドル銀貨』とはなんの関わり合いもない映画。銀貨も特に出てきません。 どうも話の進行や演出に思わせぶりというか、もったいをつけたところがあって、面白さがややマイナス。マカロニ・ウェスタンだから、格好つけるのは悪くないんですが、なんだか凝ったことをやりたくてすべった感じ。結婚式のあたりからやっと乗ってきました(要するに、アクションが見どころ)。キャストはそれぞれ存在感があってよかっただけに、残念でした。でも基本的には、おもろい娯楽映画です。[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-07-19 21:38:38)《改行有》 5. 続・黄金の七人/レインボー作戦 《ネタバレ》 前作に比べると、いろいろな意味でパワーアップしています。笑いの要素は多いし、お色気も過剰なほど(ちょっと私の趣味ではないかも)。しかし七人組以外の意向が働いて、将軍を誘拐しなければならないということで、話がいたずらに複雑化した印象を受けました。1作目がシンプル・イズ・ベストの見本のような作だったので、よけい気になります。最後の仲間割れも、むりやりという感じでバツ。しかし秘密兵器も豪華になって、基本的には楽しめます。中でも、教授やジョルジャが使う1人用ジェット・ロケットが、まんま『サンダーボール作戦』だったのにはウケました。最初と最後も、前作を見ている者にすればニヤリとする部分で、制作者の遊び心が嬉しいです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-02 21:01:25)
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