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1. デモンズ2
感想としては前作とほぼ一緒。舞台設定が全然生かされてなかったり、本編とは関係の無いチンピラ共のシーンを長々と入れたりと、相変わらず支離滅裂な出来。しかし女子供、そしてペットの犬までもが容赦無くデモンズ化する辺りは結構好きだったりする。篭城作戦の甲斐も無く全員ブチ殺される所とか最高っすよ。7点(2004-12-17 00:31:35)
2. デモンズ
映画館を舞台にしたアイデアとデモンズの造型が秀逸…なのだが、映画としての出来は決して良いものではない。何より唐突な展開が多すぎるのが問題。さっきまで馬鹿っぽかった男が、いきなりバイクを爆走させ日本刀をぶん回しながらデモンズを虐殺したり、強引にへリコプターを落下させたりと、真面目な人が見たら怒り狂うであろう展開のオンパレード。仮面の男も意味不明だし、アキロンの大王なんかはラスボスのくせに放置プレイという始末。しかしこんな映画でもイタリアゾンビ映画の中では相当良く出来てる方なので7点献上。7点(2004-07-27 13:19:53)
3. デモンズ’95
《ネタバレ》 イタリアの人気コミックの映画化…なのに邦題はデモンズ。しかも95。デモンズって95作目まであったの?という冗談はさておき、いざ蓋を開けてみればこれが傑作だった。シュール系ゾンビ映画とでも言えばいいのか、内容は極めて難解で哲学的。最初は割りとまともに話が進んでいくが、主人公がゾンビに噛まれて死神と出会ってから、明らかにストーリーが狂った方向に進んで行く。夜の街へと向かい、平然と一般人を虐殺する主人公(この時のBGMが第9“時計じかけのオレンジ”バージョン!)。謎だらけの展開は最後まで続き、結局何の解答も示されないまま幕を閉じる。人によっては怒りしか沸いてこない映画かもしれないが、この映画の持つスタイリッシュで退廃的な美しさは一見の価値あり。
[DVD(字幕)] 7点(2004-07-16 15:59:29)《改行有》
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