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【製作国 : イタリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ふたりのトスカーナ 《ネタバレ》 映画はずっと、両親を事故で亡くして叔母夫婦の家に引き取られた姉妹の物語として進んでいく。トスカーナ地方の牧歌的な雰囲気は、第二次大戦下であることも直ぐには感じさせない。しかしここにも、徐々に、そして確実に戦争の影は忍び寄る…。終盤に至るまでは確かに見慣れたドラマでしたが(邦題もセンス・ゼロ)、クライマックスの、一旦安堵させておいてからの非情な展開は結構衝撃的。ユダヤ人であることに何の支障も無く暮らしていた一家を襲う悲劇。あと一日、若しくは数時間の違いで命運の分かれる残酷さ。私は父親には、家族の分まで意地でも生き抜いて欲しかったです。それにしてもイザベラ・ロッセリーニ、歳と共にホントにイングリッド・バーグマンそっくりになってきましたね(驚)、6点献上。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-13 00:02:17) 2. フレディVSジェイソン えれー面白かった。これは「エイリアンvs.プレデター」なんか問題にならない。ホラー・ジャンルの中でスラッシャー・ムービーは、どの映画も貧乏臭い感じがして個人的には好みじゃないんですけど、この映画のド派手さには大満足。特別、どちらのシリーズのファンでもなかったので今まで見逃してきましたが、失敗でした。また、両シリーズ共、全作品は観てないんで判りませんが、容赦ない残酷描写も本作が一番なんじゃないでしょうか。元々R指定だから、オープニングからヌードを入れてくる潔さも気持ち良いし、無理のある設定をここまで観せた脚本も素晴らしいです、7点献上。[地上波(字幕)] 7点(2005-07-17 00:22:06) 3. ブラザー・サン シスター・ムーン これまたどうなんだろう? 宗教映画と言うよりは、【やましんの巻】さんの仰られる様に、音楽共々ヒッピー映画の側面が強いと私も感じた(↑これって一応ミュージカルなんですか?)。宗教に関心の無い典型的な日本人、そして映画ファンの私には、フランチェスコがどういう人物だかさっぱりと伝わってもこなかった。小作人の一人が言った様に、この宗派(?)の開祖の人達は全員裕福の出。はっきり言って毎日が食うや食わずの人間に、花が美しいとか鳥は自由だとかほざいてる暇は無い。ましてや親の財産を勝手に捨てるなど言語道断。唯の放蕩息子でしょ、この人、4点献上。4点(2005-01-11 01:10:57)(良:1票) 4. ファストフード・ファストウーマン 中盤まではもの凄く痛い物語(【山岳蘭人】さん言う所の「ダメ人間大集合」的群像劇)を展開しておきながら、落とし方がこれでは駄目でしょう。どうして古典から引用したような使い古された展開に持ってってしまったんでしょうか(この展開にはギョッとした。今更こんなエピソードを持ち出すなんて?! )。そうするにしても、もっとやり方があったと思う。私的には今二歩位の出来。老人クラブ(?)で女性と知り合ったことを話した時に友人が入れた突っ込み、「二人とも死姦趣味か?」という台詞に5点献上。5点(2002-08-10 19:29:17)
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